04年10月第4週 タイトルの横に付いているマークは個人的評価です。
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○ ルパン三世 ルパンvs複製人間 (04/10/22・金)
〜あらすじ〜 ルパン三世が処刑された。ありとあらゆる見解から、死んだのは本人に間違いないと確認が取れたのだ。しかし本人は当然のように生きており、一体どういう事なのか分からない。
まぁそれはそれとして不二子から賢者の石を取ってくるように依頼されたので盗んだのだが、どうにも怪しいので偽物を掴ませたら、本物を取り返しにもの凄い追っ手が来たよ。
ルパン三世、映画化第一弾!
うーん、凄い。
何が凄いって、勢いが無茶苦茶。ストーリー的にも訳の分からん部分があるし、展開が畳み掛け過ぎだから逆に淡々とした印象もあるが、とにかく勢いだけで最後まで観られる。この力強さは逆に新鮮。
アクションシーンは、主人公達にミジンコ程にも弾が当たらないので緊張感は全く無し。銃でも剣でも核ミサイルでも同じ。ある意味では清々しい。ただ、ギャグのシーンではともかくシリアスなシーンではどうかと思わなくも無い。
敵役のマモーは印象的。今観ても不気味さは十分で、本当に神ではないかと思わせる雰囲気も伝わってくる。次元の意見も決して間違ってはいない。最後はどうだろうと思わなくも無いんだけど、勢いで観ていると衝撃的でつい納得したり。いや、色々とおかしいんだけどね。
ルパン達が素敵。まぁハードボイルド的ではないんだけど、現在の画一化されたルパンたちではなくて、とても人間味がある。そんなキャラクター達が暴れ回ってる姿だけでも十分に楽しい二時間。
最後のルパン音頭もちゃんと聞けたので満足。→トップへ →インデックスへ
△ パニック・ルーム (04/10/24・日)
〜あらすじ〜 大金持ちの旦那と離婚したメグは、娘のサラと新しい家にやってきた。何かがあった時のために「外部から遮断された安全な部屋」があるって所に惹かれたからだ。ようし、ここでこれから暮らすぞー。
と思った当日の夜、いきなり不審者が侵入。こりゃたまらんと安全な部屋に二人で逃げ込むが、不審者達はどういう訳か部屋に入ろうと躍起になる。何故? 金目のもんなら勝手に盗めよ! と思うも、そこには大きな理由があった……
パニック・ルームには入れない?
もう一工夫が欲しいかな。
デビット・フィンチャーが監督か、と覚悟して観てみたが、「映像の部分が変わっている」くらいでストーリーは普通だった。まぁ普通なのは良いんだけど、パニック・ルームならではって部分が無かったのが辛い。
「パニック・ルームは完全だから侵入は無理」とかいきなり言っちゃうもんだから、入ってくるかも〜という恐怖は最初っから期待できない。パニック・ルーム内も、これといった武器も無いし食料も無い。監視カメラはあるけど、あんまり役には立たない。パニック・ルーム内である必要性が別に無いんだよなぁ。
仕方ないから外に出せ〜とあの手この手で出てくるように仕向けるんだけど、なんせパニック・ルームは完璧だからやる事が無い。あまりにも出る必要が無いから、娘の注射とか不審者が関係ない展開で出てくるってのも弱い。堅牢強固なパニック・ルームをどうやって崩されるか、または崩すか。そこがこの映画の肝だと思ってたんだけど、引きこもりを引きずり出すみたいな中途半端なのばっかりでもう。
後半、主人公と犯人の立場が入れ替わるってのは面白いんだけど、締めが弱い。ここでもパニック・ルームをどうにかする事は無く、出てきた所を後ろからぶん殴るっていう原始的な解決方法。普通の人間なんだからそれ位しか出来ないってのは分かるけど、あまりにも煮え切らない。
正直な所、パニック・ルームじゃない方が面白かったんじゃないだろうか。もしくは最初っから犯人が篭城するって逆パターンとか。逃げる奴が入れない場所に入ってもう安心って、そんな気持ちになってスリルもサスペンスもあるかい。 そんなぬるい状況でさえもダレずに最後まで観られるってのは、やっぱり監督の力なのかもしれない。まぁ観終わった後は物足りないなぁと思ったけども。→トップへ →インデックスへ