クロスファイア
クロコダイルの涙
2000年 日本
監督:金子修介
出演:矢田亜希子、伊藤英明、原田龍二、長澤まさみ、永島敏行、桃井かおり
念力発火能力=パイロキネシスを持って生まれた青木淳子。彼女は自分自身でも制御不能なその強い力を押さえるために、存在を潜めひっそりとしたOL生活を送っていた。ある時、ほのかに思いを寄せていた同僚、多田一樹の高校生の妹、雪江が惨殺されるという凶暴な事件が起こる。しかし一連の女子高生殺人事件の被疑者、小暮昌樹が未成年のため法の裁きもままならない。そんな小暮に対してひとり復讐の機会をうかがう多田。悲壮な多田の決意の前に、淳子はひた隠しにしていたパイロキネシスを明らかにし、小暮たちを追いつめていく決心をする。一方、連続女子高生殺人事件を追う刑事―石津ちか子と牧原康明は、連続して起こる不可解な出火騒ぎに事件との関連性を感じ始める。だが、小暮を追う淳子、そして石津たちが追う事件の背後では、さらに巨大で危険な罠がうごめいていた。
1998年 イギリス
監督:レオン・ポーチ
出演:ジュード・ロウ、エリナ・レーヴェンゾーン、ティモシー・スポール
美貌の青年医師スティーヴン・グリルシュは、すべてを手に入れている。ハンサムで、聡明で、寛大で、成功した男。彼は難なく女を虜にする。しかし彼にとって、それはただの戯れではない。孤独で命がけの行為だった。彼は自分を愛してくれる女の血を吸わないと死んでしまう、文字通り、女の愛なしでは生きられない男なのだ。完璧な愛だけが彼を癒してくれる。彼は次から次へと女を誘惑しては、完全犯罪を重ねていた。
クイルズ
2000年 アメリカ
監督:フィリップ・カウフマン
出演:ジェフリー・ラッシュ、ケイト・ウィンスレット、ホアキン・フェニックス、マイケル・ケイン、アメリア・ウォーナー
1789年に勃発したフランス革命の最中、同朋の貴族たちがギロチンの露と消えていく姿をパスチーユの塔の独房の窓から見下ろし続けたマルキ・ド・サド。数年後、猥褻文書領布の罪でナポレオン体制下の警察に逮捕された彼は、家族の希望により、シャラントンの精神病院に収容された。これは、そんなサドと、彼の著作に運命を翻弄された人々の物語である。シャラントンのサドは、金の力で特別待遇を手に入れていた。部屋は他の患者の何倍も広く、執筆も自由。サドにその特権を与えたのは、理事長をつとめるド・クルミエ神父だった。人道主義の立場で患者に心理的療法を試みる彼は、邪悪な考えを紙の上に吐き出させることがサドの治療になると考えたのである…。
グロリア
1998年 アメリカ
監督:ジョン・カサベテス
出演:ジーナ・ローランズ、バック・ヘンリー、ジュリー・カーメン、ジョン・アダムス
ニューヨーク、サウスブロンクス。古びたアパートでプエルトリコ人一家が皆殺しにされた。ただ一人生き残ったのは、6歳の少年フィル。同じアパートに住む女、グロリアの元へ逃げ込んだフィルは、父から渡された組織の資金の流れを記したノートを持っていた。組織の手下は必死でフィルを捕まえようとする。巻き込まれたグロリアとフィルの組織の目を逃れる逃避行が始まる。かつて組織の一員だったグロリアは、昔の男や友人を敵に回し、銃を片手に勇敢に立ち向かっていくのであった。