〜シンセのはなし〜

おもに最近購入したYAMAHAのSY99というシンセについての話。

便利なソフトがダウンロードできるリンクもあり!!!

SY99ユーザー、またはシンセに興味ある人は最後まで見てね。


SY99ってどんなシンセ??

まず、シンセって何?って人へ、シンセとはシンセサイザー、厳密には音を合成して音色を作る電気楽器のことだけど、一般にはバンドで言うところのキーボードにあたる人が弾いてるのがシンセです。

って、ここから先はマニアックな話なので、興味ない人は読まなくていいです。

で、SY99はどんなシンセかというと、YAMAHAがほこる王道(発売当事は革新的)シンセDX7のFM音源をさらに発展させたAFM音源とYAMAHA独特のサンプリング音源RCM音源の二つの音源を組み合わせて非常に表現豊かな、リアルな、複雑な…要するにいい音が作れるのである。SY99は1990年頃発売されたがこれ以降FM音源を採用したシンセは発売されてないようだ。

そんな訳で、このSY99は、今でもプロのミュージシャンの間でも愛用者が多いらしく、あの、"教授"こと元YMOでアカデミー賞受賞者の坂本龍一も愛用しているらしい。巷では、”きんぐおぶしんせ”とか言われてるらしい。


徹底比較!!! SY99 vs 01/W

自分が高校生のとき、KORGの01Wというシンセを買いました。その当時から、SY99が欲しかったんですが、当時はまだものすごく高くてさすがに手が届きませんでした。そんな訳で長い間01Wを愛用して使いなれてきてから、SY99に触れると、SY99のここが使いにくい…とかいうところも出てくるわけです。そこで、SY99と01Wの長所、短所を比較してみたいと思います。

  SY99(YAMAHA) 01/W(KORG)
76鍵はエライ! でもすごく重い… ボタンたくさん、いかにも複雑そう、、、 61鍵(標準)、ちょっと重い。ボタン少なめ、シンプル設計。
音源 サンプリング音源とFM音源の組み合わせで、リアルな楽器音からアナログシンセのシミュレート、超独特な効果音まで幅広く、無限に近い音作りが可能。さらに、フロッピーディスクから音源を取りこめ、YAMAHAのサンプラーTX16Wと上位互換性を持つ。(詳しくは下記参照。)

特に、デジタルフィルターは優秀。付け加えるなら、FMのみを使えば、アナログシンセっぽいうにゅうにゅしたポルタメントやレゾナンスを効かせた音が作れる。

但し、音色のエディットはメチャクチャ複雑。01Wと比べるとエンベロープの設定が必要以上にややこしくなってる感じ。それからFM音源の音色の作り方なんかわけ分からない…その分未知の可能性を秘めてると言うことも出来るけど…

ただ、32音ポリだけど、厳密にはRCM16音、AFM16音なので、シーケンサーで複雑なアンサンブルをするにはちょっと無理が出てくるかも。さらに、通常のドラム音には、EGやフィルターの設定が出来ないのはちょっと残念。

標準的なPCM音源(サンプリング音源)を採用しているが、一般的にコルグのシンセはいい意味で荒削りで太い音が魅力的、さらに、01W特有の機能として、ウェーブシェイピングという機能があり、サンプリング波形そのものにべロシティーやコントローラーで変化をつけられる点が挙げられる。この機能を利用した金管楽器やアナログシンセのシミュレート音はSY99でも作れないクセのあるいい音が作れる。

しかし、悲しいことにサンプリング音源のみなので、作れる音色には限界があり、さらに悲しいことに市販のコルグ製カードでしか新しい波形を取りこめない。さらにサンプリング音源特有の欠点を挙げると、ポルタメントがその性質上できないことと、(特にシンセ系の音の)高音があまりいい音を出してくれない。。。

32音ポリで、結構複雑なアンサンブルにも耐えてくれる。

シンセ全体がシンプルに設計されているので、音色のエディットはSY99にくらべればものすごくしやすい。さらに、ドラム音はSY99とは違って通常の音色と同じように、EGやフィルター、LFOまでかけられて、いろいろ気が利いている。

とにかく、01Wの低音はイカス。

ーケンサー ジョグダイアルは非常に使いやすくて便利だが、01Wになれると、失敗のやりなおしがきかない点、パンやテンポ、音色の変化が(少なくとも簡単には)できない。ステップレコーディングでベロシティーが4段階しか設定出来ない、

さらにSY99の構造上、シンセ部とシーケンサー部が独立している点が、01Wに慣れてしまうと非常に使いにくい。

ステップレコーディングにオーバーライティングの機能が付いて、さらにジョグダイアルがついてればいうことないんだけど、、、(ただ使いなれてるだけかもしれない。)
     
     

TX16W Converter について。。。(SY99をサンプラーのように使う)

コルグのシンセと比べてヤマハのシンセの有利な点としてもうひとつ、フロッピーがDOSに対応している事。

これにより、たとえば、世界中の誰かが作ったSY99の音色データやシーケンスデータがインターネットでダウンロード出来たり、自分が作ったデータをHPで公開する事なんかも出来る。但し、なにせ一時代前のシンセなんで、まだGM規格が出来てなく、またその構造上の諸問題から、一般のmidiファイルを再生するのは困難。

さらに、SY99はYAMAHAのサンプラーTX16Wと上位互換性を持っており、TX16Wのサンプリングデータの入ったフロッピーから直接SY99にその音色を取り込む事が出来る。とうぜんTX16WもDOSに対応してるので、TX16Wのサンプリングデータも僅かではあるがインターネット上で見つける事が出来る。

ここで登場するのがTX16W Converter。このソフトを使う事によって世界中にいくらでも転がっているwavやau等のサウンドファイルをTX16Wのファイル形式に変換してくれる。もちろんその逆も出来ます。(そもそもこのソフトはTX16Wからwavにするのが主な使い方らしい。)

つまりこのソフトを使えば、自分のパソコンで、録音したりDLしたwavファイルを、そのままSY99の波形として取りこめるのだ。つまりTX16Wを持ってなくても、SY99にオリジナルな波形を取り込む事が出来る。サンプラーいらずになるのだ。(だたし、ループ等の設定はできないが、)

TX16W Converter (for Win) 使用上の注意。

ダウンロードしたら解凍して適当なところにおいてください。Download

変換したあとの拡張子は全て.W01になっているので、ファイルの数に会わせて、.w01,w02,,,,,,.w10のように書き換えてください。

フロッピーにコピーしたらあとはSY99に取りこむだけ。2DDタイプしか受け付けないので注意。


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