あのジーパン刑事と同じ名前!?

1999.01.08 FRI

○『天国に一番近い男』(TBS)第1回
 何をやってもさえなくて生きる気力がない主人公(松岡昌宏)のところに、「天使」となのる男(陣内孝則)がやってきて、毎回これをクリアしないと死ぬという試練が与えられるというストーリー。脚本が『電波少年』などのバラエティで活躍中の越智真人(おちまさと)氏なので、バラエティに近いゲーム感覚のノリで、通常のドラマとは一風変わっていて面白い。陣内はまた『眠れる森』とはうってかわった軽薄でお調子者っぽい謎の男がなかなかハマっている。

○『ケイゾク』(TBS)第1回
 東大卒のキャリアだけど世間知らずでドン臭い女刑事・柴田純(中谷美紀)が、迷宮入り事件を扱う警視庁刑事一課捜査二係に研修で配属されて、難事件を解決していくというストーリー。『金田一少年の事件簿』などで名高い堤幸彦氏が演出するというので注目していたけど、中谷が東大の数学の問題を一目見て解いてしまうシーンは、『P.A.』で榎本加奈子が難しいことを聞かれて過去の記憶から知識を引っ張り出すシーンを思い起こさせるし、全体的に日テレ土曜9時ノリに近いものがあった。『P.A.』は堤氏の演出ではないけど。
内容も一応きちんとした推理モノになっていて、中谷もなかなかいい味を出していた。中谷の役名の柴田純というのは、『太陽にほえろ!』で松田優作が演じたジーパン刑事と同じ名前だけど、何か意図があってつけたのだろうか。中谷の上司ではゴリさんこと竜雷太も出ているし。スタッフに『太陽にほえろ!』フリークがいるということか。
 今期のTBSのドラマはどれもなかなか気合いが入っているようで、前期よりははるかに期待できそうだ。



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