『音無可憐』よりパワーダウン!?

1999.01.11 MON

○『可愛いだけじゃダメかしら?』(テレビ朝日)第1回
 外では派手だけど実は地味という、榎本加奈子と山口紗弥加演じる2人の短大生の友情ストーリー。榎本、岡田義徳、川島なお美、草刈正雄は『イグアナの娘』『おそるべしっ!!!音無可憐さん』と続くテレ朝月8の定番キャストで、さすがにマンネリ感が強い。途中榎本と山口が『音無可憐さん』のパート2をビデオで見る場面があって、そちらの榎本のほうが強烈だっただけに、本編のほうは見ていてものたりない感じがした。昨年のホリプロスカウトキャラバングランプリの平山綾や、ジャパンオーディション出身の上良早紀などのフレッシュな女の子が出ているのは見逃せないところ。

○『オーバー・タイム』(フジテレビ)第2回
 反町隆史と江角マキコがお互い気になりながらも、それぞれに恋愛相手が現れるというパターンは、これもちょっとマンネリ気味だけど、ストーリー展開やセリフのやりとりはさすがにツボをついているなと感心した。例えば反町が木村佳乃とディズニーランドに行く約束をしたのをみんなが冷やかす場面で、江角が、いまだにビッグサンダーマウンテンに乗ったことがないのよ、みたいなセリフを言っていて、そういえばオレも…、と思わず考えてしまったが、そういうちょっと心にひっかかるセリフを作るのが、さすがに北川悦吏子はうまい。視聴率的には初回は『救命病棟24時』などに負けていてちょっと苦しいようだけど、とにかく月9の王道を突き進んでいってほしい。

○『ボーダー 犯罪心理捜査ファイル』(日本テレビ)第1回
 中森明菜が科警研の心理技官役。家でフルーツこうもりを飼っていたり、パソコンで不気味なゲームをやっていたり、子供時代に心の傷をおっているようだったりで、かなり怪しげな人物の設定で、こういう役柄に明菜はピッタリはまっていた。プロファイリングで捜査するにしては、単なる直感で動いているようにしか見えなかったけど。筒井道隆も珍しく気難くて何か暗い過去をもっていそうな役柄で、佐藤仁美だけやたら軽いのでちょっと浮いた感じ。



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