もうひとつの華


真夏の太陽がジリジリと総てのモノを灼いた熱が冷めようとしている。
会場には早い時間からブルーシートの上で酒盛りを始めその時を待っている人、人、人。
カメラと三脚を打ち上げポイントの近くにセットして腰を降ろす。
辺りがすっかり暗くなった頃のアナウンス。
さあ、光と音の祭典の始まり。

夏の夜空を彩る『打ち上げ花火』を不思議な形でフィルムに閉じ込めた。


(2001年2月 個展『もうひとつの華』より)