ここではウディ・アレンの作品で使用された衣装をとりあげます


わたしは映画の登場人物が着ている服がすごく気になります。
映画では限られた時間のなかで人物の特徴を出していかなければならないわけです。
その手段として衣装は結構重要な位置をしめるものであると、わたしは考えています。
このページでは、ウディ・アレンの監督する映画に出てくる登場人物の衣装を分析することを目的としています。
私は非常に月並みですが、一連の作品のなかでいちばん好きなのは、やはりルース・モーリーの担当した「アニー・ホール」です。

更新日-----2002-07-16

歴代の衣装担当スタッフ  

 ジョエル・シューマカー

「スリーパー」
「インテリア」


 グラディス・デ・セゴンツァック

「愛と死」


ルース・モーリー

「アニ・ホール」


アルバート・ウォルスキー
ラルフ・ローレン

「マンハッタン」


サント・ロクァスト

「スターダスト・メモリー」
「サマーナイト」
「カメレオンマン」


ジェフリー・カーランド

 

「ブロードウェイのダニー・ローズ」
「カイロの紫のバラ」
「ハンナとその姉妹」
「ラジオ・デイズ」
「セプテンバー」
「私の中のもう一人の私」
「オイディプス・コンプレックス」
「ウディ・アレンの重罪と軽罪」
「アリス」
「ウディ・アレンの影と霧」
「夫たち、妻たち」
「マンハッタン殺人ミステリー」
「ブロードウェイと銃弾」
「誘惑のアフロディテ」
「世界中がアイ・ラブ・ユー」
「地球は女で回ってる」


スージー・ベイジンガー 「セレブリティ」

 ルース・モーリー(1926-1991)

1926年ウィーン出身。50年に舞台衣装デザインを担当して以後、ミュージカル、オペラの分野で活躍。映画作品では『ハスラー』(61)、『奇跡の人』、『タクシー・ドライバー』(76)、『アニー・ホール』(77)、『クレイマー・クレイマー』(79)、『トッツィー』(82)、『ゴースト・ニューヨークの幻』(90)、遺作となった『サウス・キャロライナ/愛と追憶の彼方』(91)などがある。(『E/M BOOKS Vol.3 WOODY ALLEN ウディ・アレン』エクスワイアマガジンジャパン 1998 P.92 参照)


「アニ・ホール」

「アニー・ホール」では、アニー役ダイアン・キートンのラルフ・ローレンの男もののスーツを着崩したファッションが話題となる。上で参照した『E/M BOOKS Vol.3 WOODY ALLEN ウディ・アレン』においては、この着こなしがルース・モーリーのもののように紹介されているが、どうやらこれはダイアン・キートンのオリジナルのようだ。『ウディ・オン・アレン−全自作を語る』P.106において、ウディは以下のように述べている。「彼女を見て、『アニー・ホール』の衣装担当のルース・モーリーは言ったんだ。−「あんな着こなしじゃ困ると注意してよ。あれじゃダメよ。いかれてるわ」とある。このウディの発言からわかるように、当時大流行した“アニー・ホール・ファッション”で、もっとも注目を集めたテニス後のアニーのファッションは、ルース・モーリーのセレクトした服とダイアン・キートンならではの着こなしによって成立したことが分かる。

お詫び:シーン毎の衣装リストは、現在作成中です。