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| もはや、何の説明もいらないでしょう。間違いなく彼らは80年代を、いや、HR界を代表する、トップ グループです。 また、暗黒の90年代を生き抜く事を、多くのバンドが路線変更に失敗し、失速・解散する中で、 初期からのファンも、新しいファンも、誰もが納得するという、非常に難しい、且つ素晴らしい進化 を遂げ、現在に至っております。 彼らも幾度の栄光・挫折・分裂の危機を乗り越えてきました。それは我々ファンの人生もまた同じ。 常に彼らと共に、泣き、笑い、喜んできた・・・彼らと共に一緒に歩んできたことを、本当に感じさせて くれるバンドです。 そんな彼らが実に5年振りのニュー・アルバム「CRUSH」を引提げて最前線に帰ってきてくれました。 7月には4年振りの日本公演も決定しております。しかも世界ツアーのスタートに日本を選んでくれた のは、多くのバンドが集金目的やウォーミング・アップで来るのとは違い、出来上がった新作を誰より も、どこよりも早く、日本のファンに届けたい・・・そんな気持ちが本当に感じられます。 今やハードロック系で、ドームで公演できるのはAEROSMITHと彼らくらいです。 もはやBON JOVIは何をやってもBON JOVIであるという、1種のジャンルとして確立した感じが 致します。 2000年代に更なる飛躍を期待してます! |
DISCOGRAPHY
レビューは本誌編集顧問KAZ氏と、私RYOの共同レビューです。
対比して読むと面白いですよー。
尚、現在旧譜はデジタル・リマスター化され、ライヴ音源を追加された
バージョンも出ておりますが、オリジナル盤を尊重して、そちらを解説
しております。ご了承下さい。
執筆:KAZ NOGUCHI(本誌編集顧問)・RYO yunipen(本誌編集長)
![]() BON JOVI 1984 |
@Runaway ARoulette BShe Don't Know Me CShot Through the Heart DLove Lies EBreak Out FBurning For Love GCome Back HGet Ready |
衝撃の1st。とにかく@を始めて聴いたときのインパクト は忘れられません。 “あの”イントロで決まりでしょ。(その後、類似品多数出現。) とかく、@、B、Fが代表曲とされがちですが、個人的には A、C、Dを推薦します。 ちなみに、Cは共作者のジャック・ポンティが自らのバンド SURGINでも取り上げていました。 1stにして、早くも非凡なセンスを見せつけた、ポップで キャッチーで哀愁もあるHRの名盤。 最近で言えば、Fair Warningの1stが最も近いか!? (KAZ) 記念すべきデビュー・アルバム。本国アメリカではさっぱりでした が、ここ日本では@のヒットでゴールド・ディスクを獲得。 スーパーロック84の出演も果たし、これ以後、彼らと日本のファン の絆はアルバム毎事に強まっていきます。 (RYO) |
![]() 7800℃ Fahrenheit 1985 |
@In and Out of Love APrice of Love BOnly Lonely CKing of The Mountain DSilent Night ETokyo Road FHardest Part Is the Night GAlways Run To You HTo the Fire ISecret Dreams |
BON JOVIの作品の中で、最もHR/HM色の強い2nd。 そして、意外と不当な低評価を受けている作品ではないで しょうか? 個人的には大好きな作品で、A、B、D、F、G、Iは名曲。 (確かにC、Hあたりは、ちと弱い気も...。) 1stから確実に成長していますが、この時点では、まさか 次作があんなに大ヒットするとは思いませんでした。 久々にライブで、Aあたりをやってほしいなぁ。 (KAZ) 個人的には1番響かなかったアルバム(笑)。とはいえ、@AB は秀逸の出来映え。Eは日本人には嬉しいですけど、あんまり 好きな曲ではないので(笑)。 この後、「大化け」するとは、まだ誰も思っておりません・・・ (RYO) |
![]() Slippery When Wet 1986 |
@Let It Rock AYou Give Love a Bad Name BLivin' On A Prayer CSocial Disease DWanted Dead or Alive ERaise Your Hands FWithout Love GI'd Die For You HNever Say Goodbye IWild in the Streets |
言わずと知れた世紀の名盤。このアルバムでBON
JOVIは シーンの頂点へ。 全曲捨て曲なし。後世に残る、完璧なアルバムです。 その輝きは、14年以上経った今でも、何ら色褪せることは ありません。 良いメロディと的確なアレンジ。若々しく、健康的でエネル ギッシュ。。 ある意味、アメリカンHRの理想形がここにあります。 今まで、HR/HMを知らなかった人達の「扉」になった 記念碑的アルバム。マスター・ピースですな。 (KAZ) 私がBON JOVIと出会ったのはこのアルバムでした。 全米で1200万枚以上を売上げ、一気に彼らをトップ・バンドの 地位に押し上げた傑作。アルバムは勿論チャート1位になり、 シングル・カットされたABも1位を記録。 とにかく捨て曲はありません。80年代のHRを代表する内容 がとても充実した、HRブームの決定打となったアルバムです。 プロデューサーに先日他界したブルース・フェアバーン、 ソング・ライターにデズモンド・チャイルド他を迎えてます。 (RYO) |
![]() New Jersey 1988 |
@Lay Your Hands on Me ABad Medicine BBorn To Be My Baby CLiving in Sin DBlood on Blood EHomebound Train FWild is the Wind GRide Cowboy Ride HStick To Your Guns II'll Be There For You J99 In The Shade KLove For Sale |
前作に続き、世界中でビッグ・ヒットを記録したモンスター・ アルバムその2。 壮大なイントロを持つ絶好のオープニング・ナンバー@、 BON JOVI流R&Rの真骨頂A、 “これぞBON JOVI”“まさにBON JOVI”のBなどなど、こちらも 名曲揃い。アルバム・タイトルも示す通り、土着的な要素も増し てきました。 地味だけど、Fが大好き。これもマスター・ピース。 Cのシングル盤収録のBのアコースティック・バージョン は絶品。 (KAZ) 前作の勢いがバンドに乗り移って作られた4枚目。 タイトル通り、アメリカの、カウボーイ風味たっぷりです。 当然全米1位を記録。@BDIが好きです。 Aも良いですが当時飽きるほどCMで流れたので(笑)。 売上を重視し、年間200回以上の公演を行わせたマネジメント との軋轢が出始め、最後はバンドは解散を本当に考えていた ようです。 以来、バンドは暫しの沈黙状態に入ります。 (RYO) |
![]() Keep The Faith 1992 |
@I Believe AKeep The Faith BI'll Sleep When I'm Dead CIn These Arms DBed of Roses EIf I Was Yor Mother FDry Country GWoman In Love HFear II Want You JBlame It On the Love Of Rock and Roll KLittle Bit Of Soul |
前2作ほどの売り上げを記録することが出来なかったせいか、 低評価するむきもあるようですが、それは全くナンセンスな話 で、個人的には大好きな作品です。 特に前半〜中盤のたたみかけは凄まじく、中でも@、A、C、 D、E、Fは屈指の名曲です。 Aのリズム、Eのヘヴィなリフ、大作Fのドラマ性、Hの 攻撃性(?)などは今までのBON JOVIには、あまり見られな かった要素。 ちなみに、Fのシングル盤に収録されているライブ・ヴァージョン では、間奏のテンポ・アップする前(ギター・ソロの前)に、ジョンの 語りが入っており、これがまた鳥肌もののカッコよさ! (KAZ) 解散の危機を全員で乗り越え、それがアルバム・タイトルに 反映されてます。 当時はB!誌などでも批判されましたが、私は誰が何と言おう と、このアルバムが1番好きです。 @〜Dまでは素晴らしいですし、Dのバラードは絶品! そして何と言っても大作のFは慟哭の哀しみです。 Iも素敵♪ BON JOVIの第2楽章はここからスタートしました。 プロデューサーはフェアバーン門下生の90年代に1番支持され た感じのボブ・ロック。 (RYO) |
![]() Cross Road 1994 |
@Livin' On A Prayer AKeep The Faith BSomeday I'll Be Saturday Night CAlways DWanted Dead or Alive ELay Your Hands On Me FYou Give Love a Bad Name GBed of Roses HBlaze of Glory IPrayer’94 JBad Medicine KI'll Be There for You LIn & Out of Love MRunaway |
BON JOVI初のベスト・オブ・ベスト。数ある彼らの名バラード の中でも1,2を争う出来のCを収録。 すべてのオリジナル・アルバムを持っている人でも、この1曲 のために買いましょう。(笑) まぁ、選曲については妥当な線でしょう。 (欲を言えばきりがないので...。) 基本的にシングル曲中心の選曲ですが、だったら2ndからは “Only Lonely”でしょ!? (KAZ) 本来、私個人はベスト盤をレビューしたくはないんですが、 名曲中の名曲Cがありますので。これを聴かずして90年代 のBON JOVIは語れないでしょう。Bも新曲。 尚、日本盤はIに“TOKYO ROAD”が、英国盤には “In These Arms ”が入ってますが、個人的には“Prayer’94” が収録されたアメリカ盤をお薦めします。 でもN“Never Say Goodbye”が米盤には入ってませんが・・・ ここ日本では何と120万枚!の売上を記録しました。 この時の日本ツアーではいきなり@でLIVEがスタートして、 「ええ?いきなりこんな名曲で始めていいの??」と思いまし たが、その後出るわ出るわ、ヒット曲のオン・パレード! 3時間以上に渡る素晴らしい内容でした。 この年は阪神大震災チャリティ・コンサートとして、チケット代 が200円の割増となり、神戸市に約5000万円が寄付され ました。彼らの日本に対する愛情が感じ取れます。 (RYO) |
![]() These Days 1995 |
@Hey God ASomething for The Pain BThis Ain't A Love Song CThese Days DLie To Me EDamned FMy Guitar Lies Bleeding in My Arms G(It's Hard) Letting You Go HHearts Breaking Even ISomething To Believe In JIf Thats what It Takes KDiamond Ring LBitter Wine |
落ち着いた雰囲気が全体を支配する6th。いよいよ“HRバンド” のイメージは薄くなり、アダルトな“ロック”が展開されています。 ジョンは“ダーク”“ネガティブ”と評していますが、それほど気に ならないなぁ。「言われてみれば...。」という程度。 スローな曲が多いのが、そんな印象を与えるのかも。 逆にAやJなどは、最新作に入っていても違和感はないと思い ます。@、Eはリッチーのベスト・リフのひとつ。 (KAZ) ジョン本人は今になってこのアルバムを気に入っていない旨 の話をしていますが、良い曲が多いです。 これを駄作といったら、世の中に出回っている殆どのアルバム が「屑」になってしまう・・・(笑)。 @BCは素晴らしいです。ま、確かに暗めの曲が多いかな? プロデューサーに「あの」ピーター・コリンズという取り合わせ が悪かったのかも? でも名曲“Always ”を作ったのはピーターだし・・・? 良く解りません(笑)。 日本では80万枚のセールスでした。 (RYO) |
![]() CRUSH 2000 |
@It's My Life ASay It Isn't So BThank You For Loving Me CTwo Story Town DNext 100 Years EJust Older FMystery Train GSave the World HCaptain Crash and the Beauty Queen From Mars IShe's a Mystery JI Got the Girl KOne Wild Night LI Could Make A Living Out Of Lovin' You MNeurotica |
「オモチャ箱」第4回を参照。(笑) (KAZ) 2000年代BON JOVIのスタートを飾るに相応しい最新アル バムです。傑作です!トミーとジーナを復活させた@、私に 涙を流させたB、ジャニーズ・ファンに聞いて欲しいD、素晴らし い出来のE、切ないF、絶品のバラードG・・・・ これ以上書くと切りがないや(笑)。ボーナスLMも◎です。 とにかく、是非聞いて下さい! 目指せ100万枚!! (RYO) |