観劇記録です

阿修羅城の瞳@新橋演舞場
(大阪で公演中。観劇予定の方読まないでください)
この夏の記憶といったら、これ以外にないくらい、もう素晴らしい、素晴らしい舞台でありました。同じ公演に3回も行ったのは、これが初めてです。
市川染五郎と新感線の舞台は3年前のこの舞台から始まってます。今回の配役は、主役「出門(いずも)」は染五郎、相手役つばきは天海祐希、それに、邪空には伊原剛志。染ちゃん以外の配役は全部変わったものの、つばきの優しさから阿修羅の強さへと変わるその迫力をさすが、宝塚トップスター天海さんが見事に出しており、また、新感線特有の殺陣を染ちゃんが見事に決めて、見所満載の舞台に仕上がってました。
必見は出門の登場時。7月の演舞場の舞台の田村正和を真似て、「まさにガスだね」とか言っちゃって。常々私は田村正和、染五郎、堂本光一(最後は疑問だが)は同じラインに乗っていると思っていたので、演出家の方、ありがとうって感じですか。
楽日は徹夜組もいたというのもうなずける舞台で、今のところ今年度1押し。
出番は少なめだったものの、高田聖子の桜姫がかわいかった。
満速度、舞台にはつける予定はなかったんですが、これは例外、5点満点。
2003年09月13日 13時01分46秒

ターミネーター3@ヴァージンシネマ六本木
(ネタバレあり)
公開も19日までということで、見てきました。ターミネーター3については、シュワちゃんは出るものの、いろいろ映画制作に関して問題があったようで、まあ、何より主役の男の子が変わってしまったので、そこがとっても違和感。
さて、前作で審判の日は回避されたものの、それは先延ばしにすぎない、ということで、またまた現れたシュワちゃん。今回も2に続き味方だったのは安心感を与えてくれますね。
オチはさすがに話せませんが、1,2に比べると、ちょっと納得できない展開になってしまっておりまして、期待度のほうが上回ってしまった感じが否めません。
公開直後ならともかく、もうじき終わりというこの時期に朝1番の回で観客が1桁だったのも、しかたないかなあとも思ったりして。
で、個人的満足度3.5点(5点満点)というところでしょうか
2003年09月13日 12時46分09秒

ハルク@109シネマズ木場
(ネタバレあり)
気がつけば、映画はアクションものばかり見ています。今回もその続きということで、ハルクを選んでみました。
映画の日にもかかわらず、ガラガラなのはなぜ?一抹の不安を抱きながら始まったのですが、人体実験によってできあがったんですよ、ハルクって、早い話これが。だから、そのいきさつを説明するのに、生物系の実験に弱かった私にはとっても辛い場面が結構あって。まあ、これを除けばまずまずというとこですかね。
良かった点は、ハルクの彼女とCGはそれはそれで豪快に作ってあるところですか。
ここで、初めて行った、109シネマズ木場についてなんですが、立ち見はなしだし、席は最近のシネコンだけあって、見易く作ってあるし、都心から結構近くて便利です。また、ここの会員になると、1000円で、3ヶ月以内無料のチケットをくれます。つまり、1本のみ千円で見られるということですね。ただ、地元の人が多いせいか、結構遅い(8時半頃始まる)回が混んでいたように思います。イトーヨーカドーの三階というのが、何と言うか地域の映画館という感じを与えてますねえ。
2003年09月13日 12時34分46秒

八月納涼歌舞伎第三部@歌舞伎座
昨年話題になった、野田秀樹脚本、中村勘九郎主演の歌舞伎が、この8月にも帰って参りました。今年は「鼠小僧」。気合いを入れて楽日も含め、2回チケットを買ってしまいました。8月は三部制で、本当は三部とも行きたい。無理でも、2部は見逃したくない、と思いつつ、三部を二度見るため諦め、ここにかけただけのことはあるよなあ。
さて、第三部は「どんつく」から。大道芸をテーマにした風俗舞踊です。三津五郎のどんつくは、滑稽さが美味く出ていて、楽しめる軽やかな舞台に仕上がっていました。
そして、お待ちかねの「鼠小僧」。ドケチの棺桶屋、三太が盗んだ千両箱を滑って落としてしまい、それを取り返すために鼠小僧となったのだが。
棺桶屋三太のドケチぶり、鼠小僧となってからの三太の人間味溢れる哀愁が、さすが勘九郎様、良く出ています。
野田歌舞伎というのは、まだ2本目でありますが、初心者にもわかりやすく、心にすっと入ってくる話です。鼠小僧の裁きに関わる三津五郎、福助、橋之助のやりとりも、頻繁に出てくる言葉遊びも現代劇のようで、楽しいのです。困ったことに、今では福助さんの「家は2回も鼠小僧に入られたのよ、あんたんとこはまだないんじゃない」ってことを強調する「二度も、二度も、二度も、二度も」(これあ振り付きでいいんだなあ)ってセリフがすっかり口癖になってしまっているし。
千秋楽は、カーテンコールで野田さんも舞台にあがり、胴上げされていました。歌舞伎座のスタンディングオベーションってめったにないんですよ。
しかし、今回のチケットは本当に取りにくかったです。これでまた評判を呼び、来年はもっと厳しくなるんだろうか。ああ。
2003年09月02日 21時48分02秒

マトリックスリローテッド@ヴァージンシネマ六本木
あんなに流行った「マトリックス」、実は私見てません。しかし、リローテッドの続編、マトリックスレボリューションで完結するとか言われると、「話しわかるのか?」と疑問を持ちつつ、映画館の綺麗さと、水曜日レディースデーの安さで行ってしまいました。だってさ、今週で終わるって宣伝しておいて、翌週もやってるんだもん。急がないとさあ。ホントに終わってしまう。
キアヌリーブスはかっこいいけど、なんだかとっても疲れてしまいました。それはダメなんじゃなく、力が入りすぎてるのですね。前作を見てない私でも、迫力には満足。しかし、話を知らず、先入観なく見始めて、連想したのが「宇宙戦艦ヤマト」って言ったら怒られるでしょうか?(全然違うんですけどね)話に出てくる「キーメーカー」、キーパーソンと間違えて、キアヌ風の人を想像したのですが、登場したのは、まあ、映画を見てください。それにしても、これでは、続編見たいです。公開が待ち遠しい。
やっぱりレディースデーのお客様は、圧倒的に女性が多かったです。
2003年08月21日 21時28分54秒

踊る大捜査線 THE MOVIE2@ヴァージンシネマ六本木
言わずと知れた、人気ドラマの映画編第二弾。第一弾は、普段ガラ空きの某映画館が整理券を配ってて、映画の出来よりそっちのほうが印象が深くなってしまったのが懐かしいです。(それはキョンキョンの犯人役のせいなか???)が、今回も話題沸騰、大入りという某番組(Fテレビだから当然か)の話の割には、このヴァージンシネマ、朝の回は公開2週目なのに、楽勝で入れてしまいました。(映画の公開が続いているので、内容は省略します)
さて、前作で入院リハビリ中で終わった織田裕二扮する青島さんも、元気な姿で登場したのでありました。殺人事件という設定と、死体の状況、真矢みき(結構好きなんです、彼女)の使い方に不満が残るものの、まずまず楽しめる内容でした。ただ、ちょっと長いかなあ。映画館では長さを感じなかったものの、これは1時間ドラマで見たい話かもしれません。個人的には長い枠でやったものの中では、ドラマでやったスペシャル版の方が面白かった気もしますね。ちなみに、ヴァージンシネマ六本木は指定料金がプラスされずにネット予約ができるので、なかなかお薦めです。女性の方は、水曜日のレデイースデーも1000円で、ネット予約ができます。
2003年08月10日 15時48分40秒

夏祭浪花鑑(第五回コクーン歌舞伎)@シアターコクーン
10年前から始まったコクーン歌舞伎も今回で5回目。2回目に続き2度目となるこの「夏祭浪花鑑」残念ながら、私が観たコクーン歌舞伎はこれでまだ3回目。しかし、このコクーン歌舞伎というのは、演出が串田和美さんで、笹野高史さんが出るなど、歌舞伎座等の歌舞伎とはその点でも異なっているものの、一番の違いは、シアターコクーンという空間をフルにいかした演出がなされている点でしょう。
話は勘九郎演ずる団七が、金儲けに抜け目のない舅義平次を殺してしまうというもので、そこに至るまでの人間模様もなかなか粋な話ではあるものの、見所はその殺しの場面と、最後の団七が舅殺しで追われ、橋之助演ずる徳兵衛の力を借りて逃げていく場面ではなかろうか。個人的には勘九郎さんの二役目、お辰もまた良かったんですが。
演出も派手でわかりやすいだけではなく、驚くような構成ですね。コクーン歌舞伎特有のしかけもあって、(内容をどこまで話していいのかわかりませんが、泥と水を使います)1階前方の平場席のお客さんは、途中から雨合羽や、ビニールを被っていました。
それにしても、こんな素晴らしい歌舞伎があるんですかね。感動、感動、また感動。義平次のずる賢さを笹野さんが実にうまく演じ、もちろん主演は勘九郎で、殆ど勘九郎劇場って感じだし。総立ちのお客さんは誰一人席を立とうとしないし、終演が10時なのに、まだまだ帰りたくない気持ち。
劇場に来ていた女優Oさんが一番初めに立ち上がったのを見て、やっぱり良い時は役者さんに対して素直に表現すべきだなあと思ったのでした。幕が開く前の客席やロビーの演出もなかなか楽しいので、これから観に行く方は是非、早めに会場入りしましょう。
2003年06月20日 07時37分12秒

夢の仲蔵千本桜@新橋演舞場
松本幸四郎演じる大部屋から歌舞伎の座頭になった中村仲蔵と、市川染五郎演じる仲蔵の弟子此蔵の話。演出も幸四郎が手がけ、もう幸四郎様の世界炸裂って感じの歌舞伎でありました。そう、演出の九代琴松は、松本幸四郎の事。
話は、仲蔵を座頭とする森田座で、次々起こる事件。自殺、ケガ人という事態に、起用されたのが此蔵で、義経千本桜を見事演じきるものの、これで事件は終わらず、とここからはネタバレになってしまうので書けませんかねえ。
悲しいかな、所用のため、最前列センターブロックが取れたのに、二幕目から入るという不謹慎でした。あんな良い席1時間も空けてたなんて、犯罪かも。しかしねえ、座った途端に目の前に幸四郎ですよ。超ド迫力です。ちなみに一幕目は別の日に三階から見てきました。尚更最前列の威力を思い知った次第です。もう、素敵。
この作品は、シリーズ三作目になるんですが、幸四郎さんファンのおば様方のなんと多い事か。女性ばっかりで、歌舞伎座とは全く違う様相なのですね。(おかげで、トイレの行列の長いこと)前作よりずっと入っていたものの、演舞場の演目がテレビCMやってたのは珍しいんです。どうして思ったほど入らないかなあ。先行予約の日、朝は発売忘れてたのに、すぐ買えちゃったし。でもね、染五郎が義経千本桜のおいしいところを演じてくれるし、幸四郎の存在感は群を抜いてるし、絶対良いんですよ。(前作の女形も見とれてしまいましたが)この親子共演は価値あると思うんだけどなあ。すごいぞ、高麗屋。
2003年05月21日 00時23分04秒

NOTA〜恙無き限界ワルツ(シティボーイズミックス)@アートスフィア
5月4日(日)
シティボーイズの芝居は私の笑いのツボですね。今年の客演は、大竹まこと氏と噂のあったYOUと、五月女ケイ子さんという本職イラストレーターの人。昨年の犬山犬子(ミドリノマキバオーの声の人なのに、見た目は結構普通なんだよね、彼女)に負けず劣らず期待度大。
毎年出演の中村有志の誇張なメイクと演技には、客席だけでなく、YOUも五月女さんも笑いでとちってしまい、大竹さんに思い切り蹴飛ばされていたし。ちなみに、トチリもこの芝居にあってると思うんだけどな。この日は出演者が笑いすぎて、ボロボロになっていました。舞台としてはバツでも、個人的には好きなの、こういうの。
まあ、なんといっても圧巻は斉木しげるの「首の皮一枚」。綾小路きみまろを彷彿とさせるような間合いの司会ぶりでしょうかね。危機的状況で「まさに首の皮一枚」が口癖になってしまった輩も多い事でしょう。(そんなはずないでしょうが)
どうしてこうもくだらないかと思いつつ、たいした事無いと思いつつ、最後まで笑ってしまった私。昨年よりはちょっとパワーが落ちたものの、やっぱりこの芸風はずっと続いててと願って、来年も何が何でも来たい。お願い、公演増やしてえ。
ところで、去年のDVD、ソールドアウトだったなんて(涙)。もっと在庫おこうよ。
2003年05月09日 23時47分01秒

団菊祭五月大歌舞伎@歌舞伎座
5月3日(土、祝)
歌舞伎座の五月は毎年恒例団菊祭。歌舞伎座の3階B席る列21,22という見晴らしの良い、絶好の席が取れたからという、ちょっと消極的な理由で夜の部を観劇。ちなみに、この席は通にも人気の場所です。祝日の歌舞伎座は超満席。
「暫」団十郎扮する鎌倉権五郎の歌舞伎らしいいでたちと、花道でのやりとり、セリフが見所で、3階B席正面では、花道が全く見えず、かなり辛い。ああ、1等席で見たい。しかし、歌舞伎十八番というのは初心者の私にはイヤホンガイドがないと、なんのこっちゃかわからないところがなんとも情けなくもあり。始まりの舞台は衣装もあざやかです。
「髪結新三」は、実家の借金のため婿を取らされようとしているお熊とその恋仲の忠七をそそのかし、騙して金を取ろうとした新三が、上手の大家にせしめた金の半分を取られてしまう話。話の筋もわかりやすく、上演回数も多いこの作品は、文句無く楽しい。しかし、この新三のずるさ、調子のよさ、なんかがうまく出るかが個人的にはポイントで、菊五郎はちょっと固いのが気にかかるものの、人が変って、突然悪人になる様なんかはよく出ていました。でもさ、折角なら菊五郎さん、奥さんと娘と共演で、「マッチ売りの少女」に出演してくれたら、面白かったのに。なんてことを考えたりなんかして。
「かっぽれ」は、歌舞伎俳優一座の大道芸大会の様相。別の意味で身体を張った芸は結構おば様方には受けていたようです。
歌舞伎っていうのは贅沢な遊びで、花道は見えないものの、2400円でこの内容はびっくりするほど安い、と毎回思うのですね。でも、幕間30分の食事って結構きついかも。
2003年05月08日 22時05分52秒

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