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バーミン
02年1月

1月31日(木)
 眠い。週刊文春買う。原稿チェックは先延ばし。
1月30日(水)
 久々に完徹して原稿。ペースが遅すぎる。きっかけがつかめない。

 BSでグラムロック特集、デビッドボウイ、Tレックスときて今日はイギーポップ…ってグラムかよ。でもイギーポップの動いてるのなんかなんかジョニーデップの映画、なんだっけな忘れたがそん中でしか観たことないもの。貴重だ。ストゥージスじゃなくてソロみたいなので年代が気になる。いきなりブリックバイブリックとかだとかえって面白いかもしれない。それにしてもボウイのやせ方とマークボランのギタープレイ、二人とも声はしっかり出てるし、素晴らしい企画に感謝。


1月28日(月)
 お仕事無事終了。かなりフォローされた感じ。
1月25日(金)
 DVDで映画「AKIRA」鑑賞。14インチのPC画面でも十分な迫力、とくにビルが白い光の中で次々に蒸発してゆく場面とかいつになるかわからない自分の死を覚悟した。主要登場人物のセリフのたどたどしさが気になるものの、これはこれでいい映画だったのだなあと感慨。大友克洋はこれがあるんだからあとは自由にがんばって欲しいという気持ちになった。マンガ全巻買いなおそう。

 関係ないが…すぐ人に頼ろうとする自分にいまさら気付いて鬱。

 東大生はバカになった


1月24日(木)
 2冊で4200円、久々に散在した気持ち。

 読書:
「ホームレス入門」風樹茂(山と渓谷社)
 出版社が…ホームレスはアウトドアの延長線上にあるというわけではもちろんないだろうが、とりあえず苦笑いしてしまった。ネットで初めの方の文章は読んでいたので、サーっと斜め読み。ホームレスに原稿依頼してた。著者のスタンス、リストラされてホームレスになる不安をかかえながら上野へおもむき必要に迫られた取材、というのが共感を呼ぶ。ご自身のサイトを拝見すると連載や単行本などで忙しそうだ。

「きれいな猟奇」滝本誠(平凡社)
 映画や小説や音楽やなんやら…連関するそれらの魂が吸い寄せられ一冊に押し込められたアラジンのランプか玉手箱か、ともかく現実の世界から数センチ浮遊したような感覚の本。何よりその文章に昂ぶりを覚える。幼い背徳、盗みや覗きや自慰以前の触感など、隠さなければならない自ら封印してきた様々がつまった禁断の箱を開くカギがちりばめられ、とても正気で読んでいられない。なんなんだよ!ほっといてくれよ…(涙)。何だか分からないけど身体の周辺にまとわりついて皮膚の裏がざわざわしてくる。

 とか書いてナイーブな自分を演出してるのが自己嫌悪、とか書いて客観的な自我を主張するのでまた自己嫌悪…(無限ループ)。


1月23日(水)
 来週の月曜日の仕事に向けてネット上でいろいろと調べモノ…これはどうも大変な人らしい、気軽な気分がだんだん重たくなりながら興味は増す。「本のこと聞いても面白くない」「知識人の凄さ(異常さ)を垣間見る」「日本・世界の在り方は」「学問・基礎教養」

 発言をカタルシスに止めず、実行力の伴ったアピールにしたてるのが理想かも。いやカタルシスをこそ求めているのだ。

 人よりも楽をする、うまくやるという意味での合理主義の蔓延、受験戦争の反面として体系的知識を持たないクイズ王エリートが官僚となり国家を動かし、クイズゲームの脱落者が教師となる不幸、数学を愛さず興味すら持たずなぜ数学を教えられるのか、また興味を持つ暇もないといういい訳もできるだろう。しつけを放棄した親、尊敬されず、恐れられもせず、悪しき平等主義に浸っている大人たちのしわ寄せを教師たちは一身に背負わされている。既得権益、天下り、世襲、先行き不透明、将来に対する不安、システムの中での閉塞感…鬱だ。

 まあ「どーして日本人は数学ができなくなっちゃったんでしょうか?」くらいは押さえるとして、そっからどーすんの、どーなるの?に展開すれば良しかな。


1月21日(月)
 タケコプターで飛んだら首で(頭以外の)全体重を支えなければならないのでとってもツライ気がした32歳。基本的に手足だら〜んの死体状態になるんではないかと。

 2世タレントが相次いで逮捕されてるが彼等2世タレント同士の“集まり”みたいなもんがあるのか…「七光りの会」とか。売れないタレント同士で「こないだうちのオヤジがさ〜」とか言い合ってればそれはトリップもしたくなるだろうと。チャーリー・シーンを参考人として呼んで欲しい。

 雑誌:
映画秘宝(洋泉社)
 祝月刊化。


1月18日(金)
 Numberのイチローインタビュー。子供の頃、クルマの後部座席に寝転んで電線を見ながら、規則的に並ぶつなぎ目が見えたら目をつぶる、また見えたらつぶる、ということを繰り返していたという。変人…ではなく「男どアホウ甲子園」で主人公が寝ながらも無意識に布をかけて右肩を守っていたエピソードを思い出した。もちろん真似してどんなに暑くても一枚は身体にかけて寝る癖をつけた。汗かきながら足も肩も出さないで寝る。今はだらしなく寝てるが高校までは続けていた。思えばストイックだったなあ(違うか)。

 中田インタビューは期待はずれだった。

 「アメリ」観なくてはならないかも。


1月17日(木)
 なんとか読み終えた「数学嫌い…」。眠い。

 読書:
「路上の夢 新宿ホームレス物語」中村智志(講談社文庫)
 ホームレスになっちゃうかも…「ホームレス作家」を読んで以来、漠然とした不安感があり書店やネットで気になるキーワード「ホームレス」。このサイト作者の著作「ホームレス入門」を探していたのだが見つからなかったので文庫で出ていたこの本を購入した。まだ初めのほうだがなかなか読みやすい。個人的芸人本ブームもそうだがダメ人間の人生に強く惹かれてしまう32歳派遣社員なのだった。

 BK1で「ホームレス」で検索すると文庫で出ていた2冊、「ホームレス日記『人生すっとんとん』」(小学館文庫)(松沢呉一氏の書評あり)と「ホームレスになった 大都会を漂う」(ちくま文庫)を読むことにする。

 「ホームレスにならないために」っていう本があったら絶対読むのだが。


1月16日(水)
 読書:
「数学嫌いな人のための数学 数学原論」小室直樹(東洋経済新報社)
 神との論争から論理学が生まれ論理学が数学と結びついて現在の数学になった、というのは驚いた。神と論争する者が預言者であり、偶像崇拝をはじめた人間たちを皆殺しにしようとした神をなだめてくれたのがモーセという預言者だそうだ…とかこんな調子でまだ数学にたどりつけない、あ、ガウスが出てきた。

 「解は存在するが、解法は存在しない方程式」を恋愛に例えているのが面白い。また、考えても考えてもできない問題の見方を180°転換して、その問題が解けない事を証明するという解決法など、数学のものの考え方を一般に敷衍して数学の重要性を主張する本のようだ。

 個人的な問題意識として、パズルが好きな人と嫌いな人は絶対いて、嫌いな人を好きにさせる方法なんてものがあるのだろうか?という疑問がある。

 アリストテレスによる形式論理学の基本法則。矛盾律(「正しい」と同時に「正しくない」ことはありえない)排中率(「正しい」と「正しくない」以外のこと(中立)はありえない)同一律(「正しいことは正しい」)

 日本人が論理無視、韓国や中国は論理的ではあるもののその目的は出世のため主君のための論理、ヨーロッパは形式論理という図式があるようだ。まあ納得かな。

 数学に限らず、直感的に理解できない事柄を、時間をかけて考えて理解したときの喜びは腑に落ちるという表現がある通り身体的な快感がある。この喜びが学問の基本ではないか。

 「全称命題は特称命題で否定し、特称命題は全称命題で否定するというのが論理のルールである」(p102)


1月15日(火)
 シンメトリーな数字の並びが美しい「2002」年、2001とか2000より全然カッコいいので今年はいい年にしたいなぁと15日にもなってふと思いました。そういや今年で33歳(シンメトリーというか藤子キャラの近眼表現みたいだな)…派遣社員の不安定な身の上をなんとかしたいような気もしてきたし、老後の不安は尽きることがないし、幸い両親が元気だからいいようなものの…でもなあどっかで正社員になったところで生活が保障されるわけでもないし、やはり自分の好きなこと、やりたいことを明確にして突き詰めたいという思いもあり、とりあえず仕事のなかでやれることをしっかりやり、幅を広げていきたいところ。

 映画:
「殺し屋1」(01年)
監督:三池崇史 出演:浅野忠信ほか
 山本英夫の同名マンガをあの三池崇史が映画化。マンガ同様のエログロ描写が正直キツイが、特撮CG交じりのアクションで一気に見せるスピーディな展開は映画としては面白いと言わざるをえない。個人的には双子役の松尾スズキに爆笑。

 読書:
「銃・病原菌・鉄」

 DVD:
「青春の殺人者」「太陽を盗んだ男」
 長谷川和彦監督作品をDVDで購入。特典映像でインタビューに応えしゃべりまくっている監督、話は面白いし興味深いのだが、観ていて歯がゆさを感じてしまう。新作を撮った上での昔話をぜひ聞きたい。

 TV:
「料理少年Kタロー」
 正月に一挙放送されていた後半の6話分をビデオで鑑賞。突然ミュージカルに変貌する「プラネットボンバー」が楽しい。水木一郎アニキの怪演が見事。敵役の少女も可愛いかった。NHKの底力というか、これからも教育テレビは見逃せないを再確認。


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