主演 ピート・ポスルスウェイト/ユアン・マクレガー
監督 マーク・ハーマン
舞台はイギリスの炭鉱となっています。閉鎖に追い込まれ、失業の危機にせまられた人々が、ブラスバンドの演奏を通じて、人間にとって本当に大切なものは何かを確認するといった映画です。100年以上の歴史を持つ<グレゴリー・コリアリー・バンド>の指揮者兼リーダー ダニーを演ずるピート・ポスルスウェイトの演技が抜群に良かった。(この人は確か、「ユージュアル・サスぺクツ」にも出ていたような・・・。)顔自体が、悲しげなので余計そう感じたのかも。最後のセリフ(アルバートホールにて)が本当にジーンときます。現実にイギリスでは、産業構造の変化による炭鉱の閉鎖が相次ぎ、多くの失業者を生んでいるようです。そういった状況に対するメッセージもかなり含まれていたような気がします。
仕事とは、家庭とは、そして人間は何を大切にしていかなければならないのかを、改めて考えさせられる作品ではないかと思います。そんなに堅苦しい映画ではありません。ユーモアもありますし、<グレゴリー・コリアリー・バンド>が演奏する音楽も素晴らしいです。
泣かせようとする嫌らしさが感じられない、なかなかの作品でした。
又、見にきて下さい。