音楽は彼を選び、彼は海を選んだ
海の上のピアニスト
THE LEGEND OF 1900
大西洋の上で生れ、
一度も船を下りなかったピアニストの伝説。
2000年8月11日 ビデオレンタル開始
(発売:CIC・ビクタービデオ)
『ニュー・シネマ・パラダイス』の
ジュゼッペ・トルナトーレ監督が今世紀最後の感動を生んだ。
監督・脚本 : ジュゼッペ・トルナトーレ
原作 : アレッサンドロ・バリッコ (白水社刊)
音楽 : エンニオ・モリコーネ (サントラ盤・ソニークラシカル)
主題歌:「ロスト・ボーイズ・コーリング」
ヴォーカル:ロジャー・ウォーターズ/ギター:エドワード・ヴァン・ヘイレン
ティム・ロス /プルート・テイラー・ヴィンス /メラニー・ティエリー
ビル・ナン /ピーター・ヴォーン/クラレンス・ウィリアム
大西洋を果てしなく往復する豪華客船ヴァージニアン号に置き去りにされた小さな命。彼の名はナ
インティーン・ハンドレッド=1900。時が世紀の変わり目を告げる1900年に、
この船で拾われた彼はこう名付けられた。
船を下りることなく成長するナインティーン・ハンドレッドは、やがて88のピアノの鍵盤の上で信
じがたい才能を発揮する。自らの研ぎ澄まされた感性でのみ奏でられるメロディ。楽譜は一切読ま
ず、旋律は乗客達の表情や仕草に合わせて紡ぎ出されていく。優しく、しかも力強い。かつて聞いた
こともないその素晴らしい音色は、あらゆる人を感動の渦に巻き込んでいった。そしてその噂は海を
渡り陸地にまで広がっていくのだった。
即興の音楽を通し、様々な人々と出会う中、ナインティーン・ハンドレッドはふと「陸地から見る
海はどうなのだろう」と思いを巡らす。そんな時、舷窓越しに美しい少女を見る。その瞬間、彼はや
さしいメロディを弾き、かつてないほど感動的な音楽を奏でた。その少女の姿を船中探し回り、やっ
と三等船室で見つけるが、ごった返す群衆の渦に引き離され、彼女は消えていってしまう。しかし、
想いを断ち切れないナインティーン・ハンドレッドは、これまで一度も下りる事のなかった船のタラ
ップに、その足を掛けるのだった...。