今までに僕が出会った面白い(?)人々についてもコメントをしていこうかなぁ、と思っています。
・タテノ君1
朝、電車の中でタテノ君を見た。
そう、タテノ君。
小学校の同級生。
中学三年の同窓会の時、
二次会でカラオケに行こうとした僕等に対して、
「悪友だよ」と言い放って去っていった、あのタテノ君。
高校三年の模試の時、
JEANS MATEで買ったような服を着ていた、あのタテノ君。
成人式の時、
赤いシャツの上に黒いスーツを着て、
シャツのボタンを二つほど外して、
そこに十字架のネックレスを着けて、
黒に紫のラインが入った鞄を持ち、
5cm位のヒールの靴を履いていた、あのタテノ君。
今日見たら、JAEANS MATEに逆戻りしていて、少し残念。
前の席が空くと、座り、徐にカバーを逆さにした本を取りだし、読み耽る。
覗き込むと、化学系の専門書。
時々、下がりかけた眼鏡をクィッと戻すタテノ君。
その傍らで、携帯電話のゲームの動物神経衰弱を貪るようにやる僕。
心の中で、熊、犬、蛸、象、兎、蛙、ペンギン、ライオンを反芻している僕。
そのゲームで4000点台を出して、嬉々としている僕。
小学校の頃、
塾には通っていたものの、
結構活発に外で遊んで、眼鏡もかけず、女の子にもてる系だったタテノ君。
塾に通い、運動神経もなく、
外で活発に遊ぶ系では決してなかった、眼鏡をかけていた僕。
なんだか色々と間違っていると思った。
タテノ君の変わり様と僕の変わらなさ。
・タテノ君2
朝、駅の改札を通り、プラットホームに降りると、
目前にまたしてもタテノ君。
僕の眼前のタテノ君は、僕にあり得ない光景を映した。
喫煙コーナーで徐に煙草を吸っている。
中学三年の春に、カラオケに入る僕等に、「悪友だよ」と罵って去っていった、あのタテノ君が。
僕は、「タテノ君、君こそ、悪友じゃないか」、と心の中で罵ってみた。
タテノ君、これからも僕に君の変わり様を見せつけてね。
・チクさん
朝、ホームでチクさんを見かけた。
チクさんは、向かいのアパートに住んでいる、一コ下の人。
小学三年ぐらいの時、
学校に行く途中、しょっちゅう言い争いをしていた。
僕は、いつも
「チクワ〜、チクワ〜。」
と言って、罵っていた。
ある日、引っ越してしまった、
兄と同学年のムラシゲさんという人がこちらに遊びに来た。
そのとき、ムラシゲさんは僕にこう言った。
「チクさんにチクワ〜、とかって言ってるでしょ?
ダメだよ。チクさん、その所為で、チクワ、嫌いになっちゃったんだからね。
今後、チクワ〜、って言っちゃダメだよ。」
チクリやがった。
今、チクさんは、チクワが食べられるようになったんだろうか。
チクワブは!?
・スケガワ君
高校の同窓会に出かけた。
スケガワ君がいた。
高校から入学してきた、見た目さわやかな好青年風。
高校二年、三年と一緒のクラス。
喋っていて聞いていなかったらしく、
漢文の時間に、先生が数分前に説明したことを、
悪気もなく手を挙げて、質問していた、スケガワ君。
いっそ、授業に参加するのか、しないのか、はっきりしてよ、と、
その度にクラス中から心の溜め息をつかせたスケガワ君。
体育祭の時、有らぬ勘違いで勝手に一人でぶち切れていたスケガワ君。
そんな行動がオオニシ君を逆切れさせたスケガワ君。
二浪して、某K大学医学部に入ったけど、その後、更に、二留したスケガワ君。
何年振りかで、再会し、少しは大人になったのかなぁ、と思ったら、
寧ろ助長されていた、スケガワ君。
あぁ、暫く、高校の同窓会に行くのはよそう。