徒然なるコトバの星

  • 2002年04月01日 23時11分34秒
    [東奔西走]



    明日はいよいよ入学式。

    大学生になる。

    高校を卒業した事でさえ、実感がないのに。

    全く変な気分である。

    色々なものを犠牲にしてまで、頑張って手に入れた切符だから。

    大切にしたい。

    後悔はしたくない。

    そんな意気込みついでに、お母さんと久々デート。

    スタバでコーヒーを飲む私を見て、「大きくなったわねえ。」等としみじみ言っていた。

    中身はちっともかわらない。

    姉に追いつきたくて、沢山背伸びをした。

    姉のやった事は一通り真似した。

    今もちっともかわらない。





    そして明日、私は姉が入学式着たスーツを纏い、姉とは違う道を歩く。


  • 2002年03月29日 00時12分03秒
    [意外な結末]




    『ロード・オブ・ザ・リング』を見た。

    三部作からなるとは知らずに見た為、吃驚だった。

    トイレを我慢して3時間....、えっコレで終わり!!!!?

    思わず叫んでしまった。

    それにしても、2部は来年のくせに、あんな終わり方なんてズルイ。

    しかも、撮影は終わってるのに公開しないなんてイジワルすぎる!!

    『ネバーエンディング・ストーリー』を越すファンタジー作品がついに出たかと思ったのに。

    あまりのショックに絶句。

    三部作という事を事前に調べていなかったデコポンの失態でもあるけれど、後味が悪すぎる。


    後味が悪いと言えば、『金八先生』。
    今、家族皆で涙して金八先生を見送って来ました。

    自分も今年卒業したばかりとあって、カナリノドが熱くなってしまいました。

    ああ.....次作はどうするんだろう。
    とも思いつつ。


    昨日はサッカー勝ってよかったなあ。

    中田サイコーだよ。

    小野カッチョイイよ。

    ゴン....俊介....!!

    監督、そろそろ日本語覚えようよ。

    中田なんて、こんな短期間でペラペラじゃん。

    高原の最後のコメントは音声なしで切なかったなあ。

    何て言ってたんだろう...?

  • 2002年03月26日 00時54分41秒
    [不貞寝]



    今日は何だか暖かいのに風が冷たいやらで、とても気持ちよかった。

    今年の冬は暖かかったから結局コートを着ずに4月を迎えようとしている。

    冬嫌いの私が...。



    近所に桜が沢山沢山咲いて、春が来ている事を実感。

    今年の春は特別で、待ち遠しいやら、名残惜しいやら。

    其れでもお構い無しに、一日一日春は近付いてくる。

    取り残されないようにしよう。

    そう言い聞かせて、美容院に行ってきた。

    スパイラルパーマをかけて心機一転!

    あまりの気持ちよさに電車もバスも爆睡数時間。

    何度も寝過ごして、ようやく歯医者サンのモトへ。

    病院程落ち着かないトコロはない。

    自然の流れに逆らった治療で、歯が痛くて痛くて泣きながら帰宅。



    何時もの如く大好きな不貞寝して、起きたらホクホクの夜御飯が....。

    人間自然の流れに逆らわず、よく寝てよく食べて、よく遊ぶ!!コレがイチバン!



    明日は映画を見に行こう。


    そして部屋を片付けなきゃ。

    もうすぐ従姉妹が来る。

    国立入試を終えて、ウチに来る。

    私なんか比べものにならないくらい努力をした彼女を誇りに思う。

    めい一杯の笑顔で迎えてあげよう。

    お疲れさまを言って、そして二人で遊びに行こう。


    カメラを持って、おにぎり持って、近くの山にピクニックもいい。

    空っぽの財布を持って買い物に行くのもいい。




    そんな事を考えて、今日も朝を迎える。


  • 2002年03月16日 01時44分39秒


    [大きな溝]



    卒業旅行に行った。

    正直、知らなくて良かった事も知ってしまったり気付いてしまったり、ハチャメチャな旅行だった。
    それでも、なんだか無事に終わった。
    旅行中は、気まずい雰囲気に「早く帰りたい」なんて思ったりしてた。

    「上っ面だけの友情だったね。」友達の一人が言った。
    スゴク悲しくなった。
    それは、前から思ってた事。

    高校に入ると、中学の時とはちがって、嫌な事があっても、顔に出したり、ケンカしたりしなくなった。
    それと同時に言いたい事の半分も言えなくなって、結局お互いの気持ちが分からなくたってた。
    そんな事にも気付かないふりをして、1年が過ぎてしまった。

    旅行に行ったのは6人。
    大人数での行動は、少しずつ私達を砕いていって、2つに分裂させた。
    まん中に立った私は、ずっとハラハラしてた。
    何だかとっても疲れた。

    最後まで自分達の考えをぶつけ合おうとしなかった。
    きっと、それが私達の関係。
    一生変わらない関係。
    大きな溝は埋まらないまま、私達は旅を終える事になった。


    それでも私達は、20日後に会う約束をして別れた。

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  • 2002年03月07日 00時40分09秒
    [デコポン]



    とても綺麗な朝だったので、写真をとりに出かけた。

    そう遠くはない。
    バスに乗って、電車で少し。
    そこは大好きな鎌倉。

    朝から降っていた雨は止み、水たまりには青空が。
    手焼きせんべえを片手に、手に入れたばかりのカメラを持って、錆びれた街を独りで歩く。
    それこそが、私の愛すべき時間。

    紙風船、金魚、人力車、とこやの看板。
    スベテが私の絵となり、焼きつけられる。
    ちょっと立ち止まって、おじいさんとおしゃべり。
    普段は鬱陶しい呼び込みも、ここでは何だか心地良い。

    写真を撮り終え、駅でバッタリ友に逢う。
    卒業しても連絡をとってる数少ない中学の友人。
    「何でこんなトコロに?」カメラを片手に彼女が言う。
    「何でこんなトコロに?」カメラを片手に私も言う。
    ホームにベルが鳴り響き、二人をホームに取り残し、電車がゆっくり駅を出た。

    「鎌倉の朝も良いケド夕暮れも好き。」空を見上げて私が言う。

    「ねえ、デコポン食べる?」


    マックでデコポン食べた。


  • 2002年03月06日 02時02分15秒


    [残骸]


    部屋を片付けた。

    最後にもがいた、受験の跡が胸を刺す。

    何度も挫けそうになった。

    何度も泣いた。

    神経質になって、沢山迷惑かけた。


    無理矢理、頭に埋め込んだ単語。

    覚えても覚えても終わりのない日本史。

    大ッ嫌いな古典。

    塾の小テストでは、何度も居残りした。


    過去の物と化した、その全てが、ひとつの疑問を残した。


    何の疑いもなく、夢の為に注ぎ込んだ時間。

    それは、友達と過ごす事より大事な事だったのか。


    今となっては、どうすることもできない後悔に、ボロボロになった過去問が、涙でぼやけた。



  • 2002年03月02日 23時37分16秒


    [陸離]



    卒業した。



    私達は、その日が終わるのを拒むように、一晩中騒いだ。

    家に帰って寝てしまうと、本当にその日が、学校に通った日々の生活が、終わってしまうような気がしたから。



    皆、気持ちは一緒だった。

    日付けがかわった事など、気付かないふりをして、必要以上に騒いだ。

    予期無く訪れる沈黙に、誰も目を合わそうとはしなかった。

    それに耐えられず、帰る者もいた。

    無理矢理会話を探して、そこに留まる者もいた。

    つまらない事にも笑った。

    其の、悲しみをこらえた笑顔が、何とも切なくて、寂しかった。



    何かがかわると思った。

    ”終わり”と共に何かが始まると信じていたから。

    私達の別れに見合う、素晴らしい幕開けが待っていると信じるしかなかった。




    何もかわらなかった。

    私達が恐れていた”朝”は、いつもと同じ平凡なもので、街は会社に向かう人々で溢れかえった。

    流れに取り残された私達は、ただただ、呆然と立ちすくんだ。



    キラキラと、眩しい朝だった。



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