「メリーポピンズ」

人に「今まで見た映画の中で一番は?」と聞かれた時、迷わずあげるのが「メリー・ポピンズ」
あやふやな記憶が確かなら、物心ついてから初めて見た映画で、それだけに、強烈な印象を残したような気もするけども。
皆で、地面絵の中に入っていって、メリーゴーランドの馬で競馬。その後、笑い過ぎで宙に浮くおっさん家に行ったり、屋根の上で煙突掃除夫と踊り倒したり...。ファンタジーの醍醐味ていうんでしょうかねぇ。なかなかのインパクトある内容(笑)
んで、メリーさん(て、なんか羊飼いみたいだな)は、不思議な鞄を持ってて、その中から、色んな不思議な道具を出して、色んな事を体験させてくれる人(ドラ○もんのように)
そんな彼女に、子供達は心を開く。でも、頑固で仕事一筋な銀行員のお父さんだけは別で、なかなか心を開かない...。
なんかこの話って、子供向けなようで、実は大人に向けた話だと、私は思う。
大きくなればなるほど、分別とか、常識とか、社会的な地位とか、背負うものや縛られるものが増えてきて。
その分、無くしてくものも、沢山あるけど、どれだけ歳を取っても、忘れたくないものってあるし。
...たまに、どーにもこーにも、なんとも出来ない精神状態になることがあるんやけど、そんな時には、この映画を見る。
見た所で、その問題達が解決するワケじゃないけど、一時的に「なんともできないもの」から逃げることが出来るし、なぜか不思議と落ち着く。いわば精神安定剤の役目を果たしてくれてる映画。
冷静に見ちゃうと、なかなかハチャメチャな映画。でも、そのファンタジーならではのハチャメチャ感が、とても楽しい映画でもあったり。
結構、私は現実主義者だし、ドキュメンタリーとか「実話に基づいて」とかに弱い(笑)
だからたまに、映画を見てても細かい所が気になって、ツッコミながら見てる事もある(苦笑)
でも映画って、非現実だからこそ「現実から逃避出来る最高の道具」だとも思う。
だからこそ、安心して(?)ツッコミ入れれるし、そんな部分が大きいから、私は映画が大好きなんだと思う。たぶん。

(ちなみに、最後のシーンと、そこでかかる曲『たこをあげよう』が大好き)

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