はりー・ポッターとアズカバンの囚人(Harry Potter AND PRISONER OF AZKABAN)

映画DATA 2004年 アメリカ映画
監督 アルフォンソ・クワロン 『天国の口、終りの楽園。』(01)、『大いなる遺産』(97)、『リトル・プリンセス』(95)
主演 ダニエル・ラドクリフ 『ハリーポッターと秘密の部屋』(01)『ハリーポッターと賢者の石』(02)
  ルパート・グリント 『X−メン』『ソード・フィッシュ』『チョコレート』
  エマ・ワトソン
上映時間 2時間22分  
配給 ワーナーブラザーズ映画  

☆☆☆ハリー・ポッター第3作目(映画的には☆4つ、でも原作をしってるから・・・)

 ホグワーツ魔法学校の新学期。街では危険な脱獄囚シリウス・ブラックの話題で持ちきりだった。
 噂によると、ブラックはハリーの両親をヴォルデモード卿に引き渡し、死に追いやった張本人。そして、今度はハリーの行方を追っている。ダンブルドア校長は アズカバン牢獄の看守、ディメンダーを見張りに立てるが、彼らの闇の力はハリーにも影響を及ぼしていた。新任教師ルーピンから、魔力に対する防衛術を 
 学んだハリーだが、ブラックの影はすぐそこまで近づいていた。
 クリス・コロンバス監督がメガホンを取った前2作から、メキシコの若手アルフォンソ・キュアロンへとバトン・タッチされた期待の第3弾。
 ハリーの成長とともに、徐々に宿敵・ヴォルデモード卿へと近づき、物語はますますドラマティックになっていく。
 魔法を習い始めたばかりの第1作よりも格段にファンタジックで、ホグワーツの秘密に迫る第2作より格段にミステリアスなのがこの第3作。

 ハリーを始めとするレギュラー陣の成長も見所だが、新たに迎えたキャラクターたちの魅力は抜群。
 ゲイリー・オールドマン演じる脱獄囚ブラックも、ビン底メガネのトレローニー先生を演じるエマ・トンプソンも、秘密を背負った新任教師ルーピン役のデイビッド・シューリスも、とにかく際立って個性的。
 黒の魔力を持つディメンダーたちには、心の底の恐怖心を煽られる。2時間22分という長編だが、心配無用。時間は、あっという間に過ぎてしまう。

 と、ある映画情報には書いてあったが、原作を読んでいると、う〜んと唸ってしまう。
 原作のほうがはるかにいいというのは、ある程度常識だが、ここまでエピソードが省略されてしまうと・・・・なんでかなと思ってしまう。
 唐突に登場人物が出てきたり、クルックルシャンクスの役割はどうなってるのとか。
 『ロード・オブ・ザ・リング』で3時間という映画を作って、興行的にもある程度成功するのだから、もうちょっと長くてもいいかなと。
 それにしても、第4作目はどうするのだろう。原作は上下2巻の大作だし、これを2時間半余りの映画にするからにはもっと省略しなくては・・・・
 いっぱいいっぱい描いてもらいたいが、4,5時間だと困ってしまう(^_^;)