REVIEW 2004 JANUARY
ミシェル・ヴァイヨン ★★★★
新年初の映画は、お仏蘭西マンガをリュック・ベンソンがお料理した映画です。レースものですが、
はっきりいってストーリーは、「マッハGOGO」を思い起こすような(笑)、超ベタで主役サイドとワル
モノ系とがはっきりわかっていて、単純明快な展開です。まあ映画雑誌のポイント付けが低いのは
納得ですが、ある種のおバカ娯楽映画と思って観ればなんの問題なし。実に楽しめます。
レースシーンについてはかなりの迫力で、実際にF1とか観に行ってもいいかな〜と思わされる映
像作りでした。キャストは全然知っている人が出てなかったんですが、ヒロインのディアーヌ・クルー
ジェ(ホントはドイツ人らしい)の美貌が引き立ってます。今度ブラピの相手役も演るようなので今後
の注目株ですね。
タイムライン ★★★★
正直、「ファインディング・ニモ」の字幕版まで時間が空きすぎていたので、時間つぶしに観ること
にした一品なんですが、予想以上におもしろかった〜。タイムトラベルの理論も瞬間移動装置の開
発のごたごたの中で偶然見つかったというプロセス。物質を分子レベルに分解して再構築するとい
うあたりがけっこう新しい着想かな〜と思いました。まあ原作はかのマイケル・クライトンなので、小
説読めば死ぬほどうんちく語られていると思いますが。
けっこうオチに続くネタもところどころに入れてあってストーリー的にも楽しめます。タイムトラベル
後は中世が舞台になるのでコスチューム好きの自分のツボにぴたりはまったわけなのですね。特
にキャストに金はかかってませんが、自分的には十分おもしろかったです。惜しむらくは中世のイギ
リス・フランスの歴史的な知識がなかったことですか・・・。
ファインディング・ニモ ★★★
アメリカで超大ブレイクした、かのピクサー社による、お魚ものなわけですが・・・。まずやっぱりお
魚のCGってかわいくない〜。母を訪ねて三千里ならぬ、子を訪ねて三千里というストーリーもなん
か陳腐です。そもそもディズニーだし、最後は絶対再会してめでたしめでたし100パーセントですか
らね〜。
本上映前の短編もイマイチだったしね。やっぱりピクサーは「モンスターインク」が一番だな〜。あ
えて笑えたのは、アイスエイジのときのドードー鳥のようなおバカかもめ軍団くらいでしょうか?
つまらないとはいいませんが、個人的には期待が大きかっただけにちと肩すかしだったかも〜。
フリーダ ★★★★★
やっとこさ観れました。これまでに観るチャンス二回あったのに・・・一度目は一昨年渋谷のBun
kamuraにフリーダ・カーロ展観に行った時。二度目は去年11月に近場の東映のレイトにきたとき。
でも見逃しちゃったのですよ〜。それが今回ミニシアター特集でやっとこさお目にかかれましたっ。
さて中身は、まずサルマ・ハエック超熱演です。オスカーノミネートは当然でしょう。(ただし冒頭の
高校生設定はかなり無理有り〜)。ほんとになりきっているというか、けっこう雰囲気似てます。前
述のフリーダ展には映画にも出てくる友人の写真家ティナが撮った写真も展示されてましたがかな
りの美人でした。自画像とかみるとかなり怪しい人物っぽいですけどね〜。他の絵も含めて、絵は
彼女の精神世界であり、事故による障害のコンプレックスが影を落としているのも伝わって来ます
が、やはり根底にあるのは夫リベラへの愛でしょうか・・・。互いに別の相手を求め、離婚したり復
縁したりと山あり谷ありですが、ラストシーンにはじーんと来ました。フリーダのものほんの絵みたす
ぐ後に映画も観たかったな〜・・・。
リクルート ★★★
やっぱりあるアル・パチーノうさんくさいです。「インソムニア」でもくせ者でしたが、本作でもきなく
ささぷんぷんですね。よくよく見ると顔も濃いから髭もじゃだと余計にインパクトあり。「トレーニング
デイ」のデンゼル・ワシントンのように最後まで善なのか悪なのか判断尽きかねさせられたところが
やっぱり上手いです。
コリン・ファレルはあんまりどころか、かなり好きじゃないんだけど、存在感あるというか、ここ一、二
年で引っ張りだこってのがよくわかります。でもやっぱり好きになれないから★三つ。
ストーリー的には変わり種スパイものですかね〜。個人的にはもっとドンパチやってくれないとスト
レス解消できないな〜(笑)
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