REVIEW 2001・6

          JSA ★★★★  
           最初から最後まで重苦しい雰囲気でした。舞台が板門店というのもあるんでしょうが。
          ずーっと緊張感があるんだけど、韓国系スイス人女捜査官の英語はなんとかしてもら
          いたかった。下手というよりも、完全なテキスト英語で思いっきり浮いてましたね。こん
          な素人でも思うんだから、英語出来る人が観たら余計に耳につくだろうと思います。
           ラストはやっぱり救われない終わり方でした。よくわからないのは、イ・ビョンホン(昔
          の舘ひろしに似てると思う)演じる南の兵長が、誕生日祝いまでした北の兵を射殺した
          場面。衝動的な行動とはいえ、ソン・ガンホ演じる北の士官は肩を撃たれただけなのに
          ・・・どういう心の葛藤があったのかいまいちわかりませんでした。
           この韓国映画、いつか北朝鮮でも上映される日がくるんでしょうか・・・?

          リトル・ニッキー ★★★
           アメリカでは思いっきしこけてたようですが、わたしはこういうベタなの好きなんですけ
          どね・・・。アダム・サンドラーはともかく、パトリシア・アークェットのださ眼鏡はちょっとひ
          いちゃいましたが。ベタな割にはゲスト出演も豪華。最初から最後までヘヴィメタががん
          がん鳴ってたのもよいです。
           最後のオチも大うけ。まさかオジー・オズポーンが登場とは。でもヘヴィメタ好きじゃな
          いと、あのオジーの有り難みはきっとわかんないんだろ〜な〜。
           なんと客の入りは平日レイトショーとはいえ自分も入れてたった三人というさびしいも
          のでちょっと残念。

          デンジャラス・ビューティー ★★★★★
           今年のコメディーの中では一押しですっ。今のところ二回観に行ったのはこれだけっ。
          さすが、サンドラ・ブロックって感じです。舞台がミスコンってのがまずおもしろい。でも、
          サンドラって個性的な顔してると思うけど、決して不細工ではないから、ブスが美女に変
          身〜っと言ってもいまいちリアリティが欠けてたように思えましたが、腹抱えて笑わせて
          もらったので良しとします。
           あと、タイトルの「デンジャラス・ビューティー」はちょっと大げさでしょう・・・。
           原題は「Miss Congeniality」なのに(単純に訳すとミス好感度くらいの意味らしい)。字
          幕では「ミスベストフレンド」と訳してましたが。(二回目は結構英語に注意して観てたの
          でどのシーンから原題がわいてきたのかつかめてちょい嬉しかったりします)
           ベンジャミン・ブラッドもかっこよかったし(役柄的にはちょい情けなかったけど)、マイケ
          ル・ケインのオカマ美容コンサルタントも怪演でした(なんせこのすぐ前に観た「クイルズ」
          に出てきた強欲ロリコンサド爺の役もかなりインパクトが・・・)。「スタバ」ネタもあったりと、
          細かいところでも楽しめますよ〜。
          
          ハムナプトラ2 ★★★★
           単純におもしろかったです。こういう頭使わない映画がい〜な〜。あっという間の120分
          でした。前作観てないんで話の筋がどーかなーとちょっと心配でしたが、それも杞憂でした。
           悪役バタバタ出てきてどんちゃんやってるのに流血シーンがなくて、子どもが観ても問題
          ないように気をつけているようでした(そのせいでエヴリンが一旦死んだときには信じられま
          せんでしたが)。CGの技術進歩のおかげでスピード感も、緊張感も損なわず、楽しいアクシ
          ョン映画だったと思います。
           出てくるキャラもだれもが強烈です。主役のブレンダン・フレイザー、もうちょっと体しぼると
          もっとかっこよくなるのにね〜。義兄のジョナサンもポイント高し。でも極めつけは、「スコーピ
          オン・キング」。ストーリーの中に名前だけはよく現れてたのに、実物はクライマックスで登場。
          爆笑もの強烈キャラでした、わたしには。

          誘拐犯 ★★★
           かのベニチオ・デル・トロ様主演というのに、この客の少なさはいったい・・・というのが、
          まず感想です。(ついでにといっては失礼ですが、ライアン・フィリップも共演だしキャスト
          はけっこう売れてる衆だと思うんだけど・・・)
           タイトル通り誘拐事件のおはなし、それも代理母やってる妊婦を、という設定ですが。こ
          ろころ視点も変わるし、だれが一番悪い奴がだんだんわからなくなりました。一番謎だっ
          たのはラスト。掃除屋ジョーが暖かく代理母ロビンの手を握りしめたのはなぜ〜?人間関
          係が分からなさすぎる〜。すごく気になってます・・・。
           ともかく、わたし的には、これからも「濃い顔」の人は身内だと思って応援していきたいと
          思います(笑)。

          ギフト ★★★
           サスペンスとしてはごくごく普通でしたが、カメラワークで幾度となくびびらされました。
          そういう意味では、とっても心臓に悪かった。その割には途中でケイト・ブランシェット演
          じる超能力母と長男とのごたごたがはさんであって、なんかそこだけホームドラマ調に
          なってしまって緊張感がちょっと薄れていて残念でした。
           ま、先の読めそうな展開でしたが、私の予想とは外れた人が犯人だったんで推理もの
          としてはまずまずではないでしょうかね。
           それにしても髭面の汚ーいキアヌはやっぱり好きになれない〜。
           はやく凛々しいキアヌがみたいですね〜。  

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