REVIEW 2001・3
アンブレイカブル ★★★★
シャラマン監督の「シックス・センス」に続く話題作ということで(といいつつも、実はこれを観に行
った当時はまだ「シックス・センス」も観てなかったんだけど・・・)、新聞広告に惹かれて観に行きま
した。
というわけで、シネコンにはまった記念すべき第一作! (ちなみに何も知識がなかったので、24
00円という大枚はたいてブレミアシートというサイドテーブル付き豪華シートの席をとってしまいまし
たのだ。)
ここからやっと本題。
冒頭のえんえんと続く字幕が何を意味するのか、かなり気になったんだけど、そのうちどんどんブル
ース・ウィルス演じる主役の特異な過去・体質が明らかになるにつれそれも忘れていっちゃって・・・
そうして、本当に忘れきった頃にラストのどんでん返し、そして冒頭の字幕の意味がどどーんと重く浮
き上がってくるのね。
この映画の場合はほんとにネタバレするとつまらんのでこれ以上は語れないけど、よくよく考えてみ
ると「なぜ主人公が不死身の体質なのか」という根元的な謎は解けてないまま。そういう意味では、
ラストでおおっと驚いたんだけど、どーも納得しかねる部分もありました。
余談に、これを観た後「シックス・センス」借りて観ました。気付きましたよ、あの仕掛けに。初めか
ら「なにかあるぞ」ふきこまれてたから、という部分もあるけどね。
クリムゾンリバー ★★★★★
この映画は、シネコンに味をしめ、何かおもしろそうなのないかなーと、ふらっと出かけたときに観
たものです。今週で上映終了、と表示があったんで何も予備知識なく選んだ部分もありましたが、ほ
んとに大当たりでした。まずこういう猟奇的なサスペンス大好きですね〜。そしてまたおフランスもの
なのに伏線の張られ方もおもしろいし、あっという間に観終わってしまったという感じ。原作本もすぐに
取り寄せて読破しました。もちろん、こっちもめちゃおもしろかったよ。
ひっかかったのは、もともと原作が長く複雑なため、描ききれない部分もけっこうあったということ。
人間模様というか、人物関係の描写が浅かったり、トリック的によく飲み込めない部分が残念です。
たかだか2時間弱の映画に500ページ近い活字を凝縮するのは無理がありますね。もう少し長ーく
撮って、原作の展開にもっと近づけてもよかったんじゃないかなー・・・と思ってます。 でも映画の方
も十分に作品として楽しめますよ。原作の方が暗くどよーんとしたラストで、ジャン・レノ演じるニーマ
ンス警視も原作の方がかなり凶暴(笑)だから、私は映画の終わり方の方がいいな。
ストーリーの舞台となる田舎の閉鎖的な大学(村)が舞台がまたいい。日本で言えば横溝正史の
「金田一シリーズ」みたいな陰湿な雰囲気です。事件の起こり方も凄惨きわまりないですよ。もともと
おどろおどろ系の推理小説大好きなんで、犯人当ての部分でもとっても楽しめました。
リトルダンサー ★★★
これもなんとなく、「何か観るものないかな〜」と思い立って観に行ったもの。ダンス(バレエ)ものと
いうことで、ストーリー的には大筋的には先が見え見えですが、主人公がダンサーとして大成していく
までの課程に、家庭のいざこざ(幼いときの母との死別、呆けている祖母、バレエに反対する父・兄と
の確執、炭坑ストにで逮捕される兄などなど)が盛りだくさんですが、特に厳しーいお父さんが息子を
バレエ学校へ入学させるお金を得るために、自分のプライド・信念を捨てて組合の炭坑ストから抜け、
そのために地域住民から後ろ指さされ謗られる姿にはほんとに泣けましたよ。他にもほんのり淡い恋
に、あやしーい友情(まさか、ラストに幼なじみがオカマになっているとは!)もあっていろいろな意味
で楽しめます(笑)。 主役のジェイミー・ベルくんはオーディションで選ばれたラッキーボーイだそうで
すが、実に演技が堂に入っていて、なかなかこれからが期待される子役だと思います。途中展開が
ちよっとのろくてだらだら感じた部分もありますが、ラストがわかっていてもやっぱり涙が・・・。
涙うるうるに何も考えずに感動したい人は必見ですよ!
スナッチ ★★★★
ちょい役でもブラピ登場ってことで、観に行きましたよ。けっこうわけわからんマザコンの役だったけ
どやっぱり麗しい〜♪ ちょい役ですが、ベニチオ・デル・トロも出てます。やたら登場人物が殺されて
まあ、死人の山。でもかる〜いし血みどろのヘビーさもなくて、「あ、そう」程度で観れてしまう。逆に
軽すぎて人物関係とか、ストーリー展開の理解に苦しみました。あと、コマ割りも速くて、席を後ろにし
といて正解でした。他の客もほとんど最後列側に陣取ってました。
へんてこな犬もポイント高いよ。何ていう種類の犬なんですかね〜?
ザ・セル ★★★★★
よっ!!ジェニファー・ロペスって感じ。あのぷりぷりしたおしりが可愛らしいというか、とってもセクシ
ーです(私は変態ではないぞ)。途中、殺人犯の脳の中でのイメージシーンがかなり厚化粧でぱっと見
ジェニファーと分かりませんが、ため息ものの美しさです。どうしたらあのような肢体を手に入れることが
できるのかしら〜?
ターセム監督はもともとMTVあがりということで色の使い方等映像美が見事。犯人役のヴィンセント・
ドノフリオはやっぱし醜いですが、ジェニファーの美しさですべて帳消し。こうつらつら書くと、ストーリー
が杜撰そうに見えますが、「クリムゾンリバー」に負けず劣らず猟奇的で気持ち悪いです。はやばや犯
人がわかってしまうんですが、危篤状態に陥った犯人から被害者の居場所を探らなくてはいけない。
きっと助かるだろうと思いつつも手に汗握ってしまうんですよね〜・・・。
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