REVIEW 2001・11

 ソードフィッシュ ★★★★★
 11月、出足快調で実に気分がいいです。予告編からして、緊張感ぞくぞくで、絶対観に行こうと思っ
てたんですが、実際観ても大当たりでした〜。久々です、こんなに先が見えなかった映画は〜。あんま
り語るとネタバレるんで、つらいですね〜。ほんとに最後までダマされっぱなしでした。大盤振る舞いで
五つ星です(笑)。
 まず最初の爆発シーンからして、マトリックスも真っ青の特殊効果です。ストーリーの持ってき方もなか
なか凝ってます。題材としては「ハッカー」もの?なんでしょうが、だんだん陰謀がでかくなってきて、もの
の壊し方もスケールでかくなってきます(笑)。そしてラストに近づいてくると・・・。まーとにかくこの映画は
絶対に劇場で観てくださいねーっ!
 キャストは、なんといっても、ジョン・トラボルタ。実質この人が主役と言い切っていいでしょう。とにかく
凄い存在感出してます。やっぱりカリスマだな〜。
 もう一回観ようかな〜という気持ちにちょい傾いていますよ〜。

 ウォーターボーイズ ★★★★★
 やっと観に行ってきましたーっ。いやあ、おもしろいとは聞いてたけど、こんなにおもしろかったとはっ!
今年今まで見た中では一番腹抱えて笑いました。妻夫木くんをはじめ、他のシンクロ少年たちも実にぴち
ぴちで可愛いことと言ったら・・・。
 作りはかなりベタだと思います。かなり行き当たりばったりだし、こんなにとんとん事が進むかー?ってく
らい。逆にそれがテンポの良さを生んでるし、「青春」とか「スポ根」とかいう、ともすると押しつけがましくて
かなり重く肩こるようなテーマが軽くなっていいですね。シンクロのキャストはみんな素人っぽくて、強引な
展開もそれらしく納得してしまうのはそのせいかも?その代わり大人のちょい役たちはかなり凝ってます。
やっぱり竹中直人は怪しいし。他にもえっ!という人たちが結構出てましたよ(笑)
 私個人は今年も外で泳ぐことはありませんでしたが・・・何かにはじけるっていいことだな〜。自分も何か
に挑戦したくなる気分になりました。欲を言えばもっと暑いときに涼しく観たかったです。
 余談ですが、ガリガリダンス少年がうちの某生徒とクリソツでした。夢に出てうなされそー(笑)

 エボリューション ★★★
 久々にオバカ映画を観ました。でも、この前に「ウォーターボーイズ」を観て抱腹絶倒だったんで、あまり笑
えませんでした、うーん・・・。正直言って、もっと真面目にSFやるか、もっと思いっきりバカやった方が良か
ったと思うんですがね。涙ぐましくもジュリアン・ムーアがやたらこけまくってるけど、ブリジット・ジョーンズぐ
らい尻出すくらいのことしなきゃね〜・・・。他の主要キャストもイマイチ笑いが中途半端だったよーな気がし
ます。とはいえ、ストーリーはくだらないなりに伏線も張ってて、なるほどと思うところもありました。一方エイ
リアンはダサダサ、なんとかならんかなーです。全然可愛くないし。進化してる分いろんな種類が出てきま
すが、なんか気持ち悪いだけのものがほとんどでした。
 まあ、もともとオバカ映画ですからこれ以上の追及はやめましょう。

 ヤング・ブラッド ★★★★
 こんな邦題がついていますが、俗に言う三銃士のお話です。「三銃士」とつけてしまうと、平凡すぎで興行
成績に関わると配給側は考えたんでしょうか?過去に何度か映画化されているようですし・・・。それはとも
かく楽しい楽しい「三銃士」でした。もちろん大筋は同じですが。もともと結構長い話しなんで、ストーリー的
には浅くなってしまいますがその分アクションでカバーしてます。なんか日本で言う殺陣を見ている感じで気
分爽快でした。残念ながら時代設定上、室内が暗くて、せっかくの剣さばきがよく見えない所があって残念。
 全体的に戦うシーンが多いんですが、なんといっても主要な人々がほとんど死なないのがいいですね〜。
あーもうダメかと思っているとまたしぶとくまた登場してきて(笑)。やっぱりラストはハッピーエンドが一番で
す。あとダルタニアンと父の敵との対決、もう少し粘ってもよかったとも思いますが・・・。
 題材そのものはやはり結構使われてる物だけに、新鮮みというか、どきどきして展開を追う緊迫感はあり
ませんでしたが、その分アクションの醍醐味を楽しみましょう!!
 追伸 わたしって基本的にコスチューム系好きなんですね〜。一度でいいからああいう時代物の服来て
エキストラやってみたいです〜。

 ポワゾン ★★★★★
 大盤振る舞い五つ星です。というか、全然期待していなかった割りにとてもよかったということで・・・(笑)
正直言って、アンジェリーナ・ジョリーとアントニオ・バンデラスという特濃コンビの官能ロマンスかと思って
ました。実際、A・ジョリーのタラコ唇のどアップから始まり、その後前半は実に官能サスペンス色も強くて、
先の見えない展開にどきどきするわ、そうかと思えば、ラスト近くはだんだん「愛の在り方とは?」みたいな
哲学的な趣も出していって、不覚にも泣かされてしまいましたよ〜。名台詞になりそうなシーンもちょこちょ
こあって・・・展開はA・ジョリーの牢獄から自らの罪の告白をしながら過去を回想していくんですが、ラストも
どんでん返しでええっという感じでした。
 もともとはアイリッシュのサスペンスが原作で、一度映画化もされているらしいのですが、これは
これで十分楽しめると思います。原作はニューオリンズが舞台らしいのですが、本作では19世紀末のキュ
ーバが舞台です。実際のロケはメキシコでやったようですが、雰囲気が実にいいし、バックのラテン系のサ
ウンドも盛り立ててくれます。思わずサントラまで買ってしまいました。
 あえて、問題を言えば、バンデラスの裸、あの胸毛も・尻も美しくない〜っ。まあ、美男美女だったらつま
らんとは思うのですが・・・。
  
 リベラ・メ ★★★★
 久々の韓国映画ですが、迫力ド満点です。サスペンスというよりはドラマ、登場人物たちの人間模様に
置かれています。ただ火事のシーンに結構時間費やしているんで、その分それぞれの人物を深く描きき
れてない感は否めませんが・・・。かといってこの「火」がこの映画のキーワードなわけで、このシーンを減
らすことはできなかったんでしょうが。デジタルでないのもあり、凄まじい勢いです。
 このタイトル「リベラ・メ」は「我を自由にしたまえ」というラテン語からきているのですが、だんだんと「火」
とこのタイトルとの因果関係がはっきりしてきて、その奧に潜む深さがじわじわ迫ってきます。はじめ消防
士側の視点だと思っていたんですか、むしろ放火魔側に重心を置いているように思います。この放火魔は
凶悪犯というより、殉教者のように思えました。普通火というと、業火というか自分を滅ぼし何もかも燃やし
尽くして後には無が残るようなイメージがありますが、彼にとっては「火」だけが救いで、燃え尽きる中に救
いを求め再生を願うような部分を強く感じました。
 もちろんこれだけでなく、消防士のドラマもあります。しかしやたら人を殺しすぎてますね・・・以前NHKで
ホテルニュージャパン火事のドキュメンタリーを見ましたが、15年前でも、もっと新しい防護服着てましたよ。
いずれにしても今日も泣かされちゃいましたね〜。

 ムーランルージュ ★★★
 ストーリーは陳腐ですが、ミュージカル仕立てだし、振りも大袈裟なので、仕方がないでしょう。ストーリー
よりもこの映画は映像と歌を楽しむべき。悲劇っぽいふれこみでしたが、どちらかというとコメディ色が強かっ
たと思います。ラストもあれじゃあちょっと泣けないですね〜・・・。(しかし両隣のカップルの女は泣いていた。
信じられんというか・・・)
 カメラワークが速くて、慣れるまで大変でしたが、だんだんと豪華絢爛で且つ猥雑さに溢れる(矛盾してる
なー)ムーランルージュの舞台が目に焼き付いてきます。1900のパリが舞台ですが、建物のセットも今の
ムーランルージュのおもかげがけっこうあって、また見に行きたくなりました。モンマルトルの丘の上にもサ
クレ・クール寺院がそびえていて懐かしくなりました〜。
 あと特筆すべきは、ニコールとユアンの歌。あれほど上手かったとはっ。使われている曲が、マドンナとか
スティングとか80年代物も入っていてまたまた嬉しい悲鳴です。
 展開的には見え見えで、話の進みがだるかったんですが、まあまあ楽しく観れました。
 追記 予告のスターウォーズエピソード2はいまいちでした・・・

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