REVIEW 2001・12
ハリーポッターと賢者の石 ★★★★
早速観てきましたよ〜。月曜レイトショーというに、八割ほど席が埋まっていてやっぱりびっくりでした。
二時間半という長丁場もあっという間という感じです。あのなが〜い原作をよくコンパクトにまとめたな〜
と脚本・監督の手腕に感心しました。予告編の時から思ってましたが、自分が本読んでイメージしてい
たのと九割は同じでしたね〜。惜しむらくは、もともと長い話だけに展開がかなり速いということ。魔法
の授業のところの説明をもっとやってほしかったですね〜。クィディッチの映像化も上手くやってました。実
はこれだけは本読んでもあんまり理解できていなかったんで、なるほど〜という感じです。でもちょっと本
読んでない人は登場人物のキャラの把握が大変かも。たとえばミスター・フィルチと飼い猫マダム・ノリス
なんかはもっと意地悪だし、ネビル・ロングボトムももっと騒動起こしているし、ドラコ・マルフォイとの対立
はダイアゴン横丁あたりから描いてほしかったですね〜。まあ、最初のおじさんの家からホグワーツへ行
くいきさつは前振りの分だいぶカットされても仕方がないかもしれませんが。
もう展開は100パーわかってるんで、どれがどのように映像化されるかという点にそそられてましたが、
大満足です。本読んだときは泣けなかったけど、映画では、「みぞの鏡」のところと、ラストにハグリッドが
ハリーにアルバム渡すところにはほろりとやられました(笑)。
キャストもよく探したな〜というくらい完璧です。もう既に二作目の撮影にも入ってるようですが、最後ま
で絶対このキャストでやってほしい〜。余談ですが、ギャラクエのあのトカゲヘッドのアラン・リックマンが
スネイプ先生やってて、爆笑物でした。
最後に、ここまでほめて四つ星なのは、やっぱりストーリーを知ってるから〜。でももう一回観に行きた
いよ〜。
スパイ・ゲーム ★★★★
簡単にいえば、師匠が弟子を助ける話。たぬきな師匠はロバート・レッドフォード、おまぬけな弟子はブ
ラピです。最近ブラピはどうも情けないというか、一本気なんだけど抜けてる役が多い気がします。二大ス
ター共演といいつつ、やっぱりロバートおじいさまです。ただ年も年なので、アクション的な見せ場がなくて、
残念です。
ストーリーは異国でブラピがドジって捕まってから、レッドフォードがあの手この手の裏工作でなんとかし
ていくというもの。ただ会議での回想シーンが多い上、それぞれのエピソードも長いため、どうも緊張感が
途中で薄れていくのが難でした。とよだ的には派手にどんぱちやるのがやっぱり好みです。せっかくスパイ
物やってるんだから、もっと手に汗握る展開が欲しかったな〜。設定も少し古くしてるし小道具的にもいまい
ち。もっとハイテクを駆使しなくちゃね〜。
でも130分間がけっこうあっという間だったから、おもしろかったのでしょう(笑)
シュレック ★★★
エディー・マーフィーがしゃべりまくりのロバの声を演じているし、それまでの大々的な予告からして完全
コメディーかと思っていたのに、またまたやられたなーという感じです。
ひとことで言えば老若男女の胸をうつ童話です。「人を外見で判断しては行けない」というテーマも底にあ
ります。話そのものは単純明快で先が見えそうなんだけれども、そこはやっぱりひねってあって、お姫様が
カンフーの使い手だったり、ロビンフッドは山賊扱い、決してかっこいい王子さまも出てこないのはアンチディ
ズニーっぽいところなんでしょうか?雑誌等で書き立てているほどは私は感じませんでしたが。そしてラス
トはええーーっという展開。自分の予想に反したラストだったんですが、それは逆を返すと私自身が「人を外
見で判断していた」証拠のだなー・・・と見終わってからつくづく思いました。
ハッピーエンドなのに正直言って泣けました。
バニラ・スカイ ★★★
終わりの数十分の展開に行き着くまで、何がなんだかわからいというか、何を信じたらいいのか分から
ないというか、トム・クルーズ演じるデイヴィッドと同じように現実と幻想とのはざまがわからないという、か
なり悶々とした展開でした。最終的にはすっきりしたのでいいのだけれど・・・。(あくまでストーリーが理解
できたということで、ラストに納得したわけではなし。)
ジャンル分けも難しく、ラブロマンスでもあり、サスペンスでもあり、近未来SFでもあります。予告でトム
の美しいお顔とマッチョな体が拝めると思ってたのに、キズを負った顔やゴムマスクかぶってる顔のシーン
が多くてちと残念。
他のキャストもペネロペ・クルスとキャメロン・ディアスという豪華顔ぶれ。特にキャメロンは相当いっちゃっ
てます。劇中よくペネロペとキャメロンと入れ替わるシーンがあったんだけど、キャメロンは手がでかいから
顔でなくてもすぐわかってしまって緊張感はいまいちでした。
余談ですが、キャメロン・クロウ監督はあのハートのナンシー・ウィルソンの旦那というのを知ってちょっと
びっくり。
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