修学旅行2001
11月20日 晴
さていよいよ始まり始まり・・・。朝も早よから、六時過ぎに浜松駅へ出向く。うちのクラスの連中がちゃ
んとやってくるか実に心配だったからだ。なんとか元沖縄班も全員集合、うちの元シンガポール班もなん
とか集まり、さて、いよいよ出発。やっとの事で新幹線に乗り込むと、後ろは、小学生の修学旅行の軍
団。これでは、地味な衆を一般ピープルとかち合う車両にした意味がないではないか。
新幹線を降りると、けっこう東京駅からバスまで歩かされる。日光までも約150キロくらい有るらしい。
うーむ・・・。お昼はドライブイン○晃というところで食す。まわりにはなーんもなく、是が非でもそこで食べ
ねば食いっぱぐれるというなかなか商魂たくましそうな店だ。中華の店らしいが、われわれは謎の「幕の
内弁当まがい」を食べた(泣)。
バスに揺られること、約二時間、やっと日光に到着。ちょうど10年ぶりだ。前回の記憶は雪が降って寒
かったというくらいしか覚えていない。もう一度景色を見渡してもやはり記憶は皆無である。日光杉並木
にしても、じゃあ東海道の松は?と考えると、さして珍しくもない。輪王寺に到着してから、トイレではぐれ
た生徒のせいで、ご当地記念切手が買えず涙する。東照宮の階段が結構急で、日頃歩かない自分には
少々こたえた。お世辞にも楽しいとは言えなかったが、帰り道のいかにも「ここで土産を買え」のお店で、
「甚五郎せんべい」なる美味しいものを食べてちよっと気をよくする。
初日の宿は鬼怒川温泉一心館。夕食がそれはもう豪勢で、これが宴会で酒なんぞあったらどんなによ
かったかというくらいの充実ぶりである。部屋も10畳+6畳を二人で使っていたので、ちらかし魔とよだで
も大丈夫。風呂は露天でなくて残念だったが、クアハウスで打たせ湯、泡風呂等に使ったおかげですっき
りした。ところがその後、のんびりしながら入試問題文も選び、さあこれから問題文を打つぞと言う節になっ
て、突如病人を連れて夜間救急に行く羽目になった。思ったより、点滴に時間がかかり、結局午前三時に
寝て、三時間睡眠。ねむいぞ〜・・・。
11月21日 晴
なんと意表をついて、携帯の目覚ましで一発で起きる。まだ昨夜の病人の扱いを詰めていなかったので
朝からバタバタする。結局、おかげで、浅草から東京駅へ病人を連れて行くことになってしまった。浅草は、
遠目に雷門を拝んで終わってしまった。もっと下町下町したとこかと思っていたが、案外街中にどどんと寺
がある感じである。通り沿いにスタバもあってミスマッチだった。でもやはりほとんど若者は歩いていない。
それよりもかなりレトロでレアだったのは東京タワー。こういう機会でなかったら絶対に一生行かないであ
ろう。展望台はよかったが、以前にNYのエンパイヤステートとかWTCとかの展望台に登ってしまっている
のでけっこうちゃちな感じだ。ただ建物全体に漂う空気がいかにも一昔前で、自分の若かりし時代を思い出
させてくれた。ここでも客層は、じじ・ばば・ガキ・外人で、われわれの団体は異色だった。
本日のラストはお台場。前々から行きたかった場所だが、とにかく範囲が広すぎる。東京デックスとメディ
アージュ・アクアシティに的を絞っていったが、バカ広すぎて手の付けようがない。怪しい店も多かったので、
もう一度気合いを入れてまわりたいスポットだ。真剣に見出すと、絶対集合に遅れるので、さらっと見て終わ
る。結局集合場所へは、たった一駅ながら「ゆりかもめ」で行く。
集合後は船の科学館で食事をとり、ホテル日航東京へ。今まで豪華ホテルと言われるところに何度か泊
まったが、国内でこんなに立派なのは初めてだ。部屋も広々、バスルームも広々、設備も充実。一泊だけで
はどう考えても元手をとれそうにない設備だ。しおりのチェックの後の打合せは3Fカフェバーで。レインボー
ブリッジにライトアップされた東京タワーが映えて、絶景だった。そんな夜景を眺めながら、カクテルを飲み有
閑マダムっぽく過ごしてみる。完全に社会復帰不可能モードだ。これほど時間が止まってほしいと願ったこ
とはないだろう。おまけに自分の部屋からもこの夜景を真正面から拝めてラッキーである。ありがとうJTBの
A氏〜。頑張って元を取れるようにリッチに過ごしてみる(と言ってももちろん当然ながら、ビタ一文旅費は払
ってないが・・・) ちなみに某K氏はバスローブを着て、ベランダの白いイスに腰掛け、夜景をバックにウィス
キー片手でなごんでいたようである。私もやればよかったな・・・。
11月22日 晴
朝霞のお台場も美しい・・・が、全然リッチさを満喫できず、結局すぐに朝ご飯となる。バイキング形式なの
はこの際仕方がないが、量をたくさん食べるより、こういうときは、のーんびりルームサービスでイングリッシュ
ブレックファストと洒落込みたかった。
今日の日程はディズニーシーのみ。正直言って、ディズニーランドすら一昨年初めて行ったくらいなので、
何の興味もなし。まあ新しくできたところを人より少し早く見に行くという程度の気合いである。案の定、開
園直後に到着したのに、既に長蛇の列で・・・一応三連休の前日とは言え、平日なのに、どーしてこんなに
人がうじゃうじゃいるのか?疑問を通り越して、怒りモードに徐々に入る。修学旅行客も相当数いたようだ。
よく周りを見ると喧嘩しているカップルもいた(笑)。
自分はというと、土産を確保した後、一番遠くのアトラクションに行ってみる。11:30の段階で既に180
分待ちだった。せっかくファストパスという、予約制も取り入れているアトラクションもあるのに、そのチケット
をもらうために人がどわどわ集っていて、げんなりした。結局、ディズニーランドの「リトルワールド」に似た「シ
ンドバッドなんとか」というアトラクションにのったのと、園内の電車と、一周遊覧船のみである。思わず最初
に、お決まりのパスポートケースを900円も出して買ったのに、見せることなく宝の持ち腐れ、全く無意味だ
った。生徒の方は以外と楽しんでいたらしく、特に脱走もなく平和に終わる。
一日ぶらぶらした後は、新宿のホテルへ、首都高速もやっぱりバカ混みで一時間半ぐらいかかってやっと
こ辿り着く。昨夜が最上級のホテルだったので、今晩はどうかな〜と思ったが、まずまずの部屋だった。宅
急便がらみで少々トラブルがあり、落ち着けなかったのが難・・・。
11月23日 晴
とうとう最終日。やっと浜松へ帰れる〜(泣)。昨夜ピンポンダッシュの嵐で、何度か起こされたが、もともと
安眠タイプなので、さして気にもせず、朝食も腹一杯食べた。
バスではさすがに今までのツケが来て、うつらうつらと断続的に船をこぐ。一番前に座っているので、ガイド
さんには申し訳ないな〜と思いつつ、半分以上眠りこけていた。
そうこうしているうちに、バスは横浜を抜け、逗子へ。湘南海岸も見えてくる。天気は小春日和で、海辺には
犬の散歩の人たちが目立っていた。そして、古都鎌倉へ。若宮大路に入ると、これまた仰天の人の波・・・。
昨日のディズニーシー並みの人出である。さんざん計画段階で上に祝祭日をかけるのはやめてくれ、と奏上
してあったのに聞きいれられず、このざまだ。
鶴岡八幡宮で解散し、当初は真面目に寺巡りをしようと思っていたが、あっさり挫折。別動班の師匠たちを
待つことにする。合流後はちんたら町中を歩くが、やはりどこも、人・人・人。もうなんとかしてほしい。自由の
昼食は、あやしげな地下の店でカレーを食べる。「毘沙門」という名からしてあやしいが、ハンバーグカツカレ
ーはなかなか美味だった。まあまあ当たりでよしとする。それでもまだ時間が余り、駅前の茶店で一服。生
徒たちもこの人波に往生したのか、9割が集合10分前には戻ってきていた。ここからがまたハードで、なん
と小田原まで普通電車で行くのだ。この大人数で・・・。横須賀線から東海道線への乗り換えもある。自分
はなんとか要領よく座れたので立っている生徒らを後目にのんぴりする。問題は小田原からの新幹線で、
校長の隣だったため、相づち打つのも大変だった。最後のとどめ〜という感じ。
五時半頃には無事浜松に着く。もう片割れの班も六時半には到着し、完全解散だ〜っ。
外に出るといつも思うことだが、浜松が一番いいな〜。 おわり
追伸 その後根性で「ポワゾン」を観に行きました〜(笑)。