『版画』 11月1日(金)
年賀状がもう販売されはじめているようだ。
去年は版画を彫って年賀状に刷ろうと思い、板を買ったのに、結局めんどくさくなってやめた。
今年の年賀状こそは版画をやってみたいので、再チャレンジしてみようかと思う。
どんなものを彫ろうかなぁ。
『おとぼけ剣士、不破臼人』 11月2日(土)
「不破覚悟〜!」
木の陰から三人の男が刀を振りかざして、不破に飛び掛ってきた。
不破はサッと後退して距離をとり、素早く刀を抜いた。
「何者だ、名を名乗れ」
不破は言った。
「うるさい。これから死ぬ奴に名を教える必要はない」
三人の中のリーダーらしき男が言った。
「なぜ俺の名を知っている。誰に頼まれたのだ」
「答える義務などない、死ね」
三人の男が不破に斬りかかってきた。
「しょうがない。相手をしてやろう」
不破は刀を構えると、次々と襲ってくる男達の刀を見事に振り払った。
「次はこちらの番だ」
不破はそう言うと、いとも簡単に三人を斬り倒してしまった。
「安心せい、みね打ちだ」
不破は言った。
三人の男はよろめきながら立ち上がった。
「堪忍して〜」
彼らは情けない声を出して走って逃げて行った。
「また、つまらぬものを斬ってしまった」
不破は言った。
不破は刀を鞘に収めると、恋人の待つ京の都を目指して比叡の山道を歩きだした。
「あっ、奴らに誰が殺しを頼んだのか聞きださないまま逃がしてしまった」
不破は剣の達人ではあるが、どこか間の抜けた所があるのであった。
不破の命を狙うものは一体誰なのか。
次回作は100年後。乞う、ご期待。
『らくがき』 11月3日(日)
他の地域の人には信じられない事かも知れないけれど、関西では中学校の時間割に「漫才」
という授業がある。
週に一回その授業があって、漫才の勉強をするのだ。
中1の最初の漫才の時間にボケ役かツッコミ役かを決めて、それを中3までやらなければいけない。
俺はボケるのが恥ずかしかったので、ツッコミ役を選んだ。でも、ツッコミは思っていた以上に難しくて、ボケにしておけば良かったと後悔した。
自分で言うのもなんだけど天然ボケなのでボケの方がよかったと思う。
文化祭ではクラスで人気のある漫才コンビが3組選ばれて、全校生徒の前で披露する。
僕の親友は漫才がうまくて、よくクラス代表に選ばれていた。
関西ではそういう授業があるから、プロの漫才師がポコポコと世に出てくるのだと思う。
この話が嘘だと思うなら、関西人に聞いてみたらいいと思う。
でも、他の地域に漫才という授業がないと知っている関西人は恥ずかしがって、本当だと言わないかもしれない。
その時はそっとしてあげて下さい。
『擬音語・擬態語』 11月5日(火)
ピョコン、ピョコン、ピョコン。
ピョン、ちゃぷ〜ん。
ス〜イ、スイ。ス〜イ、スイ。
ピョコン。
ゲロゲロ。ゲロゲロ。ゲロゲロ。
ブ〜ン、ブ〜ン。パクっ。
むしゃむしゃ。ゴクリっ。
ゲロゲロ、ゲロゲ〜ロ。
擬音語・擬態語だけですけど、わかりますか?
『速いなぁと、ストーブ』 11月6日(水)
図書館に置いてあるパソコンでインターネットをしたら、すごく通信速度が速くてショックを受けた。
リンクボタンをクリックをした瞬間に画面が表示されるこの速さ。
俺は家のパソコンで、なんという無駄な時間を過ごしているのだと思った。ガーン。
たいがい寒くなったので、ストーブを出した。
久しぶりの石油の匂いをかいで、嬉しくなった。
俺の好きな冬が来た〜って感じた。
エアコンの暖房とファンヒーターと石油ストーブの3つの暖房器具の中で俺は石油ストーブが一番好きだ。
エアコンは部屋が暖まらないし、音がするし、やたら乾燥するから使わない。
ファンヒーターは部屋を暖める能力は高いけれど、音がうるさいから嫌だ。テレビやコンポの音量をやたら上げないといけないし、やかましい。
その点、石油ストーブは音がしないからいい。部屋を暖める能力も充分ある。
3つの中では石油ストーブが一番ローテクだけど、一番好きだ。新しい物がいいとは限らないのだ。
石油ストーブ、マンセー!(万歳)。
『遊園地』 11月7日(木)
京都にある遊園地、伏見桃山城キャスルランドが閉園するらしい。
この前は宝塚ファミリーランドが来春閉園するというニュースをやっていた。
不況だから客が入らないのか、遊園地はもう時代遅れになってしまって客が入らないのだろうか、何なのだろうか。
そう言えば、滋賀県に1つだけあった遊園地の琵琶湖タワーも2,3年前に閉園した。
この流れから言うと、日本からディズニーランドとUSJ以外のテーマパークは消えてしまうのではないだろうか。なんとなく。
でも、この2つでさえも消える事もありそうだな。
今は遊園地よりもアウトドアや旅行にお金をかける人が多いのかな。
世の中は変化するもんだなぁ。
『大声』 11月8日(金)
普段は大声を出して話すなんて事はないけれど、実は声が大きい。
大声コンテストに賞品欲しさに出場して見事一位になった事があるのだ。
一番になって嬉しい事は嬉しかったけれど、終わってからアホ事したなぁと恥ずかしくなった。
あんときは妙にテンションが高くなっていて勢いで出場してしまったのだ。
いつもの自分ならそんな事はしなかったのに。
見ていた友達みんなが忘れてくれる事を祈る。
ちなみに賞品は音楽ギフト券1万円分と某サッカー選手のサイン入りサッカーボールだった。
大声出しただけで、これをもらうのは儲けものだと考えるか、少ないと考えるかどうなんだろ。
まあ、いいや。
『連鎖』 11月9日(土)
歩いている途中に石を蹴っ飛ばしたら、その石が犬に当たり、驚いた犬は跳び上がった。飛び上がった犬をよけようとした老人の乗った自転車は車道に飛び出した。
走っていた車は老人の乗った自転車をよけようとハンドルを大きくきった。ハンドルをきった車は電柱に激突して、電柱が倒れた。
電柱が倒れたせいで街一帯が停電になった。停電になったせいであらゆる電気製品が使えなくなった。停電したせいで、会社のオフィスのパソコンの電源が切れた。電源が切れたせいで重要な情報が消えた。
情報が消えたせいで、その会社は商談がうまくいかなくなった。商談が成功しなかったのが原因で、その会社は倒産した。
倒産した会社で働いていた一人の男は再就職が決まらずに落ち込んでいた。男はなぜ自分がこんな目にあったのか考えた。
男は停電を起こした電力会社が悪いと結論を出して恨んだ。男は原子力発電所に侵入して時限爆弾装置を仕掛けた。
仕掛けられた爆弾は爆発して原子力発電所は大爆発した。原子炉が爆発して放射能が、何百キロという範囲に散らばった。
放射能を浴びた人々は次々に死んでいった。死んだ人の中には総理大臣の愛人がいた。
愛人を失った総理大臣は悲しみのあまり、発狂した。発狂した総理大臣はアメリカに対してミサイル発射を命令した。突然のミサイル攻撃を受けたアメリカは日本との戦争を宣言した。
戦争は泥沼化した。とうとう核ミサイルの撃ち合いになり地球は核の雲に覆われた。
核の雲のせいで地表に太陽の光が届かなくなり、生命は次々に死に絶えた。
石を蹴っただけなのに、こんなことになるとは……。
んなアホな。
『古雑誌』 11月10日(日)
雑誌がたまっていて、部屋を占拠している。
廃品回収に出すのがめんどくさくて、たまっている。
昔の雑誌を読み返すのが楽しいというのも、たまっている理由かもしれない。
何年も前の雑誌を読むと、現在とのギャップを感じれて楽しめる。
雑誌の中の携帯電話の広告を見ても、ショボイ携帯が載っていて面白い。
ウイスキーやワインを長い間熟成させるとおいしくなるように、雑誌も長い間置いとくと面白くなる。
そんな事を思っていると、ますます部屋に雑誌がたまってしまうんだな。
捨てなきゃ。
『季節・時間で変化するツボ』 11月11日(月)
夏はアクション映画が、冬にはアットホームな映画がウケるそうだ。
映画配給会社は、それを考えて封切りしているようだ。
お笑いの場合でも、昼間はベタな笑い、深夜は不条理な笑いと時間帯によってウケるツボが変わるので芸人さんはそこを計算してギャグを言うようだ。
季節や時間帯によってウケるツボが変化するのはなぜなのだろうか。
考えてもわからんな〜。
そういうもんだから仕方ないというやつか。
でも、コンピューターのように一定なのがおかしくて、生物なのだから変化するのが当たり前で、ツボが変化する事に疑問を持つ方がおかしいのかな。
『”現金に手を出すな”を観た』 11月12日(火)
『現金に手を出すな』を観た。
アメリカの映画だと思っていたら、フランスの映画だった。フランス語は発音がソフトでええなぁと思った。
ギャングが盗んだ金塊を奪い合う話だった。
部屋でギャングの2人がワインを飲みながら、ラスクを食べるシーンがあったんやけど、おっさん2人で何かわいい食べ物を喰ってんだよと笑ってしまった。
ギャングのおっさんが「重そうだから持ってあげよう」と言って、女性の巨乳を持ち上げて、女性に手をパチーンと叩かれて払いのけられるシーンがあって、おっさんなにをしとんねんと思った。
そんなシーンがありながらも、映画全体はなんか上品な感じがあって、観ていて心が癒された。
他人が観ても、そう思うかはわからない。
白黒の古い映画だけど、退屈じゃなく面白かった。
『バレーボール』 11月13日(水)
中学の時はバレーボール部だった。
長身を生かしてバッコンバッコンとスパイクを決めてチームのエースだった。
と言いたい所だけれど、そんなに身長は高くないのでレシーブ要員だった。がくっ。
バレーボールはオーバーでトスしたり、アンダーでレシーブする時に、かがんで前傾姿勢をとるから、お尻と太ももの筋肉が発達してすごく太くなる。
それで、未だにお尻と太ももが太いからズボンを穿いても似合わない。
バレーボールやって、脚は伸びずに太くなっただけだった。
なんたることだ。
おじいさんは背が高いのに、なぜ遺伝してくれないんだと言いたい。
いまさら背が高くなりたいなんていうことは、どうでもよくなったけど。
みなさんは、学生時代にはどんな部活動をやっていましたか?
『日米野球』 11月14日(木)
やっと大リーグ選抜が日本選抜に勝った。
大リーグ選抜が3敗して、大リーグの選手たちがかなりヘコんでいたので大丈夫かなぁと、日本負けたあげなアカンのとちゃうのんと、気を使ってしまってたので、4連敗が無くなって良かった。
オリンピックで日本対米国の戦いがあったら、日本勝て勝てと全然気を使わへんけど、大リーグ選抜を日本に招いて試合をするというシチュエーションが、そういう気持ちにさせるのだろう。
今日の試合の大リーグ選抜の攻撃で、2アウト満塁の状況でバリー・ボンズが満塁逆転ホームランを打ったので、漫画みたいな展開やなぁと笑った。
こんなに絵に描いたような得点のしかたをしますか〜と思った。
日米野球はオモロイわ。
『くもり空』 11月15日(金)
ここ2、3日くもりの日が続いていて、どうも気分がパッとしない。
そういう時はパッとしたくて、いろいろ行動にでる。
味噌汁に七味をたくさん振りかけて激辛にして食べたり、コーヒーをガバガバと飲んだり、寒風に体をさらしたり、ストレッチをしたりする。
もしかして、こういう時に覚醒剤をやるとパッとするのかな。
そんなものには手を出す気は全く無いけども。
そういえばオランダではマリファナが合法で吸えるみたいだ。
それを聞いて一度オランダに行って試しに吸ってみたいなと思った。いつか行ってみたいものだ。
明日は晴れるかな。
『酒場』 11月16日(土)
映画の中に出てくる酒場のシーンが好きだ。
気性の荒そうな男達が酒を飲みながら何か悪い事を相談していたり、妖艶な衣装を身にまとった女性がエロスをかもしだしていたり、薄暗い店内とネオンの明かりが怪しさを出している。
そんな酒場のシーンが妙に魅力的なのだ。
例えば『スターウォーズ』のルーク達とハンソロが出会う酒場や、『トータルリコール』の火星のミュータントが沢山いる酒場や、『ブレードランナー』に出てくる酒場とかが好きだ。
酒場にはバイオレンスとエロスという人間の求めるものがあるから魅力的なのだろう。
でも、実際にそういう酒場に行くとなるとトラブルに巻き込まれそうなので行きたくないな。
『吸血鬼』 11月17日(日)
実は私、吸血鬼なのです。
今まで黙っていてスミマセンでした。
安心して下さい、人の血は吸いません。
夜な夜な豚小屋や養鶏場に忍び込んで動物の血を吸っています。
さっきもチューチューと吸ってきました。
みなさん吸血鬼はニンニクや十字架や太陽の光が苦手と思ってはるみたいですけど、そんな事は全然ないんですよ。
焼肉はニンニクと一緒に食べますし、私クリスチャンなので首から十字架ぶら下げてますし、夏は海へ日焼けしに行くんですよ。
世界に吸血鬼は500万人くらいいるみたいです。
みなさんがよく知っている有名人の中にも吸血鬼はいるんですよ。
教える事はできませんが。
先ほど、人の血は吸わないと言いましたが、最近無性に人の血が吸いたくなっているんです。
年に一回吸いたくてたまらなくなる時期があるんですよ。
誰か血を吸わせてくれる人はいませんか〜。ちょっとだけでいいからさ〜。
命の保障はしませんが。
嘘に決まっている。
『本の虫』 11月18日(月)
本の虫と言っても読書家の事ではなくて、本の紙を食べる虫の事である。
古い本のページを開くと0.3ミリ位の小さい小さい虫が歩いている事がある。
みなさんは、その虫を発見した時はどうしているだろうか。
僕の場合はひとさし指でつぶしている。
でも、あの虫は本当に紙を食べているのか謎だし、大して害はなさそうなので嫌う必要がないような気がする。
そこで、あの虫をもっと面白く扱えるのではないかと提案したい。
あの虫にかわいい名前をつけて、発見した時にはその日が幸せになれるという事にしてはどうか。
名前は『チャッピー』にしよう。
「あっ、夏目漱石の本からチャッピーが出てきたわ、今日一日これで幸せになれそう」
なんていうのはどうだろうか。
他人に見られたら、この人おかしいと思われるだろうな。
『マウスの叫び』 11月19日(火)
手、重いねんどけてくれ!
汗拭いてからさわれコノヤロー!
左乳ばっかり押すな。
乱暴に動かさんとって。酔うわ。
このマウスパッド嫌い!もっといいのにしてくれよ。
いつか手の平で爆発してやる。
気をつけろよ。
『一人称』 11月20日(水)
私・わたくし・僕・俺・ワシ・オラ・おいどん・あちき・おいら・あっし・ミー・うち・わちき・拙者・わらわ・わて・麿・我輩・予・自分・小生……。
いろんな自分の呼び方がある。
文章を書く時に一人称をどうしようか、けっこう迷う。
「私・わたし・ワタシ」だと堅苦しい気がする。
「僕・ぼく・ボク」だと子供っぽい気がする。
「俺・おれ・オレ」は強がっている気がするし、年上の人に使うのは失礼な気がする。
「オラ」とか「おいどん」とか他の一人称だとギャグになってしまう。
他人からみると気にならない事だろうけど、自分がどれを使うかとなると迷う。
自分のキャラクターに合った一人称が無い。
そういえば『ゲゲゲの鬼太郎』を描いた漫画家の水木しげる氏は自分を他人の事を話すように「水木さんは」と呼ぶのをテレビで見た事がある。
さすが妖怪の世界とこの世を行き来する人だけに変わってるなぁと思った。
みなさんは一人称に違和感を持ったりはしないのだろうか。自分だけなのだろうか。
自分で新しい一人称を創作するのも面白いけれども、みんなに理解してもらう労力を考えると、やめといた方がいいなと思う。
結局、ピッタリとこないなぁと思いつつ一人称を使うしかないな。
『ぬおぉおぉおぉお!』 11月21日(木)
今日はムカツク事があったので、こんな世の中なくなってしまえーっと思い、地球を割ってやろうと金属バットで地面をバンバン叩いた。
そしたら、地球がパッカリと2つに割れた。
ビックリして急いで接着剤でくっつけといた。
あぶない、あぶない。
誰も気付いてないようだった。
『癒し系日記』 11月22日(金)
ごはんをたべおわっておにいちゃんが、しらんけど、パンチをしてきましたそしてぼくも、
ちょうしにのっておにいちゃんに、チョップをしました。そしたらおにいちゃんが、パンチ
をいっぱいしてきましたぼくは、わざと、うでにバンチをあてました。あててたら、ゆびに
あたっていたくなったからおにいちゃんんにチョプをしました。そしてしっこにいこうとし
たらおにいちゃんが、かくれてたたこうとしました。あたりそうだって、おにいちゃんが、
おいかけてきたからにげました。そしたらつかまってしまいました、だからおかあさんは、
やめんねっていいました。
小学校3年生の10月14日晴れの日の日記である。
学校の宿題で書いたものだ。
題名はつけていなかった。
ひらがなばっかりで、読んでいて酔いそうだ。
それにしても句読点がおかしいし、改行がない。
改行をどういう時に使えばいいのか理解していなかったらしい。
まったく奥の深い文章ではないけれど、あほな子供の文章なので癒される気がする。
まさか、この頃の自分がこのようにインターネットで日記を公開されるとは思っていなかっただろう。
『サンタクロース』 11月23日(土)
「あっ、クリスマスまで1ヶ月きってる。まだプレゼントの準備できてないわ、どうしよう」
サンタのおじさんは言った。
「はやく準備しろって言ってるのに。毎年毎年同じ事の繰り返しで、ぜんぜん学習せ〜へん子やなぁアンタは」
トナカイは言った。
「どうしたらいい?」
「どうしたらいいって、あんたはええわいな。いっつもワシが猛スピードで夜空を走るからギリギリセーフなんやで、走る身にもなってみろ!」
「ごめんなさい」
「ごめんで済んだら警察いらんやろ」
「そんなこと無いと思う」
「なにマジメに口答えしてんねん、さっさとプレゼントのアンケート用紙とってこい」
「スミマセン、トナカイ様」
サンタのおじさんはサンタ協会からアンケート用紙をもらってきた。
この国にサンタは130万人いる。130万人のサンタが手分けして、世界中の子供たちにプレゼントを届けるのだ。
11月の中旬に世界中の子供たちのプレゼントの希望が書かれたアンケートがサンタ協会に届く。
アンケートと言っても子供たちに書いてもらうのではなくて、各国の占い師が子供の欲しい物を予知するのだ。
占い師は、2ヶ月ほど未来までしかハッキリと予知できないので、アンケートの届くのがこの時期になってしまうのだ。
「サンタ協会で、とりに来るのが遅いって怒られてきたよ」
サンタのおじさんは言った。
「家に郵送してくれたらいいのにね」
トナカイは言った。
「経費削減だろう。子供のプレゼントには気前がいいのに、わしらサンタには国は厳しいよなぁ」
「ぼやいてないで、さっさとプレゼント用意しましょう」
こうして今、とある国でサンタのおじさんたちはせっせとクリスマスプレゼントを用意しているのであった。
俺にもプレゼントくれ〜。不破臼人は叫んだ。
『骨なし魚』 11月24日(日)
フジテレビの夜の情報番組を観ていると『骨なし魚』を取り上げていた。
『骨なし魚』とは機械や人の手で骨が全部とりのぞかれた魚の事だ。
骨なし魚は調理時間が短く済むのと、食べ易いというので需要が伸びているそうだ。
骨くらい自分でとって食えと俺は思う。
しかし、そう思っていても時間がたてば、食べ易い骨なし魚を選んで食べるようになる気がする。
時代が進むにつれ、生活は楽に便利になっていっている。
この方向の、ずっと先には何があるのだろうか。
最終的には何もしなくていいという事になるのだろうか。
人が生まれてから死ぬまで何もしなくていい世界。
それってどうなんだろう。
もし俺がその世界を見たら「そんな楽してどうすんの?」と言いたくなるだろう。
しかし、今の世界だって1000年前の人から見たら「そんな楽してどうするの?」と言いたくなると思う。
1000年前の人から見たら、とんでもなくラクチンな世界に俺は住んでいるのだ。
だからと言って、今の生活が楽だな〜と感じない。確実に楽に便利になっているはずなのに。
手間と苦労は人間にとってどういうものか考えたくなる。
今の世界から、何もしなくていい世界へとは何千年という時間をかけて変化するだろうから、人々は普通に受け入れていくだろう。
『兄弟』 11月25日(月)
僕には兄と妹がいて、僕は次男ですが、僕の友達にはなぜか長男が多い。
意図的に選んだわけではなくて、自然とそうなっている。
長男の気質というのがあって、次男の僕が兄の気質と似ている長男の人を無意識に選んでいるのだろうか。
一般的に次男ってわがままと言われてたような気がする。だんご三兄弟でもそういう歌詞があった。
次男どうしだと、わがままの言い合いでうまくいかないのだろうか。
長男は一般的におおらかと言われてた気がする。
普通なら次男のわがままさに怒るけれど、長男の持ち前のおおらかさで見逃してくれて、うまくいくのかなぁと思う。
長男・長女、次男・次女、末っ子などで気質に違いはあるのかというような事をアンケートで調べたサイトがあったけど、気質は変わらないというような結果が書いてあった。
でも、実際はあるような気がする。
僕の長男の気質のイメージは、パイオニア精神がある・おおらか・抜けた所がある。
次男の気質のイメージは、わがまま・繊細・頑固。
みなさんは長男・次男・三男・長女・次女・三女・一人っ子の気質にどんなイメージがありますか。
『合併ブーム』 11月26日(火)
テレビゲーム会社のエニックスとスクウェアが合併するとニュースでやっていた。
ロールプレイングゲームの分野でライバル関係にある『ドラゴンクエスト』の会社と『ファイナルファンタジー』の会社が合併したのだ。
これには驚いた。
銀行の合併、飛行機会社の合併、市町村の合併とまさに世の中、合併ブームだ。
不況のせいなだけで、合併したくてしてるのではないのだろうが。
今後どんな合併が出てくるだろうか。
インパクトのある合併を考えててみた。
阪神と巨人の合併。
トヨタとホンダの合併。
フジテレビと日本テレビの合併。
ソニーと松下の合併。
やはり最強の合併は国と国との合併だろうな。
中国とアメリカの合併。
お互いが利益を求めて、合併の条件が一致するれば絶対に無いとは言いきれないだろう。
合併ブームもあれば、分裂ブームもくるかもしれんけど。
『時の流れ』 11月27日(水)
「歳をとるほど時間の流れをはやく感じる」とよく言われる。
生まれてから10代後半くらいまでは、新しく覚える事がたくさんあって、毎日が濃いから遅く感じるという説があるようだ。
それはあるかもしれないなと思う。
俺がこの世に生まれて二十数年が経つけれども、だんだんと衝撃的と呼べる新しい事に出会うというのは無くなって来ている。
新しく言葉を知ったとか、新しくお店を知ったとか、新しい食べ物を知ったとか、そういう事はあるけれども、自分の中で天地がひっくりかえるような新しい事に出会うというのはやっぱり少なくなって来ていると思う。
旅行をしても、よく似た場所を既に知っていたら、新しい場所を見ても、そんなに新しさを感じない。
脳が楽をしたがるのかわからないけれど、記憶の中にある街と似ている所は新たに覚えようとしなくて、記憶の中の街にない「部分」だけ記憶しようとするのかもしれない。
それを成長と捉えるか、老化と捉えるか、変化と捉えるかは自由だ。
記憶が合理化するのは良いけれど、時間の流れをはやく感じるのは嫌だなと思う。
変化に富んだ人生を送れば、少しはゆっくりに感じるんかな。
『だいありぃの〜と』 11月28日(木)
『だいありぃの〜と』は無料で日記を書くスペースを貸してくれる。
これは変ではないだろうか。
この世の中、そんなにうまい話があるわけがない。
何か裏があるに違いない。
おそらく私たちは監視されているのだ。
誰に? それはもちろん宇宙人にだ。
宇宙人が地球人の考えている事を知るために、こうやって日記を書くスペースを与えているのだ。
私たちの書いた文章は宇宙人に筒抜けなのだ。
宇宙人は日記を読んで、地球人の生態を知り最小の兵力で地球をのっとろうとしているに違いない。
%IIIUHKGYUPPY=====IUUI「maur −−−
####コイツハ……HHHHHH〇Ё◆
ワレハレノ……NNNNNNNNNNNKKKKKHFGGG
IIIIIIIIIIIIIIIIIヒミツヲ……$$$$%%%%
============シッタ……((((((((
HHIIIIIIビビビビビビビーBBBBBBBBBBBBBB
ぎゃーーーーーーーーーーーー助けて。
………。
『魔法学校』 11月29日(金)
「僕もハリーポッターみたいに魔法がつかえたらなぁ」
太郎が独り事を言いながら歩いていると、ひげモジャモジャの老人が声をかけてきた。
「君は魔法が使いたいのかね」
「…………」
太郎は突然知らない老人に声をかけられて答えに困った。
「魔法学校に連れて行ってやる。ワシについてこい!」
老人はそう言うと、のしのしと歩きはじめた。
太郎はついて行くか迷ったが、老人の鋭い目と立派なひげに説得力を感じた。あの老人は魔法使いに違いない。
太郎は老人について行く事にした。
歩いていると、老人は小鳥やノラ犬にわけのわからぬ言葉で話しかけた。
太郎は老人が動物と会話しているのを見て自分もその魔法を学びたいと思った。
「ここが魔法を習う学校じゃ」
老人が指差したその建物は鈴木と表札のかかった普通の民家だった。
太郎の想像していた建物のイメージと違い、意外に思った。
老人は家の前に立った。
「魔法学校の校長が帰ったぞ、門をあけ〜い」
老人は大声で言った。
すると、玄関のドアが開いておばあさんが出てきた。
「おじいさん、近所迷惑じゃないの! 大声だしなさんな」
おばあさんは老人を怒鳴りつけた。
この人はきっと魔女だと太郎は思った。
「魔法学校の新入生だ」
老人は言った。
「あらそう」
おばあさんは言った。
「おじいさん夕食の準備が出来ましたよ」
「ああ、もうそんな時間か」
老人はそう言うと、おばあさんと一緒に家の中に入っていった。
太郎は一人、家の前に残された。
「えっ? なに? 僕は家に入れてくれないの? もしかして老人にからかわれたの? 何?」
電柱の上でカラスが「アホー」と鳴いた。
『風邪』 11月30日(土)
風邪のひきはじめなのか、頭が少し痛くて熱っぽい。
風邪をひいた時って、すぐ薬を飲んだりして、何かに頼って治そうとする。
自分の中にある回復力で治そうと思わないで、外のものに頼って治そうとしてしまってる事に気づいた。
薬を飲みつつ、自分が持っている回復力を最大限に出そうとしなきゃいけないなー。
気合いだ、気合い。気合いで風邪を治すぞー。
と言いつつ、栄養ドリンクをぐびぐび、カゼ薬をゴクゴクしているのであった。