「NETでマイム」



2002.AUTUMN〜WINTER.10.3

 この日から新しいクールに入りました。総勢11名。前クールから、引き続き受講されているかたもあれば、今クールから参加の方もいらっしゃいます。新しく習う方にとって「パントマイム」といえば、やはり『カベ』でしょう。そこで、初心に戻って『カベ』を作ってみましょう。
 ちなみに私は人見知りをする方なので、初めて会った人とはまずカベを作ります。

まずは左の絵をご覧下さい。仮面をかぶった人のほうです。こんな感じで手のひらを正面に広げます。
このひとのスゴイ所は重心が下に落ちているところです。膝の使い方がウマいんですね。
よほど名のあるパントマイマーか北斗神拳の使い手かどちらかと思われます。




今度は胸の前に作った『カベ』を色んなところに移動させて見ましょう。移動させるときのポイントは作ったカベを一旦コワすところにあります。専門用語を使えば「リラックス」と「テンション」です。
カベを作る時は手のひらを緊張させているので「テンション」。逆にカベから手を離す(カベを壊すとも言います)時は、その緊張を解く為に、「リラックス」です。
右の絵の受講生は「リラックス」が出来ていませんね。これでは、カベが見えづらくなってしまいます。

 この日はカベの応用もやりました。手のひらを広げるカベは勿論、一本指で「カベ」。分かりやすい例を挙げると経絡秘孔(ツボ)を突く感じですね。そして、二本指で「カベ」。いわゆる「目潰し攻撃」です。そして、手をすこし丸めての「カベ」。肉まんをつかむ感じ・・・とでも言いましょうか?もっとも、石山先生はおっぱいの上に手をあてがう感じ、という表現をなさったましたが・・・。
同じ「カベ」でも使う手・指の感じが変わるだけで印象が変わってきます。
 その続きでカベを押す・押される。勿論これも一本指・二本指・手を丸めての応用編付きです。
 
そして、最後の作品発表では、新しい試み『しりとりマイム』。例えば、「あ」から始まる「朝日」を一人目がマイムで表します。次の人が「ひ」から始まる「氷川きよし」をマイムで表します。以下、それの続きです。ポイントとしては、例えば朝日をあらわす場合、朝起きて、窓を開けて、まぶしい表情をする。それで朝日がわかる訳です。わざわざ、太陽を演じる必要はありません。つまり、「ひと」が何かをしている所を表現するのです。これが、「太陽」を表現しようとすると、それはパントマイムではなく、ジェスチャーになります。
 

 石山先生は授業中、常にボケます。こう言います。「パントマイムは飽くまでテクニックでしかなく、本当に見たいのはその人が表現しているところである」と。
授業では、「恥をかくコトを恐れずに」をモットーにみなさんがいい汗をかいています。なんせ、テーマが『情熱マイム』ですから・・・。




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