「NETでマイム2」
2003.WINTER〜SPRING.2.13
皆さんは出かける前に鏡を見ますか?髪型は決まっているか。メイクはばっちり、キメキメかどうか。鼻毛は飛び出ていないか。今回は「鏡」のマイムをお送りしましょう。
今回のレッスンは題材としては至って簡単。しかし、いざ演ってみると意外と難しいモノです。
テーマは『鏡』です。2人一組になって、鏡に映ったお互いのマネをしあいます。男女1ペアでチームを組み、男性の動きに女性が合わせます。男性は、朝、鏡を見ると、自分の姿が女性になっていることに気付きます。ビックリ!色々確かめたりしてみます。でもやっぱり女性になっています。身支度(つまりお化粧)をして、出かける。この間女性は、男性の動きに合わせて、寸分違わぬマネをするのです。

鏡の曇りは心のくもり。こまめに鏡は磨きましょう。
難しいのは、マイム(つまり動きを合わせる事)に意識を保つと、演技が疎かになるし、演技に意識を持ち過ぎると、動きが合わなくなってしまいます。2人一組のテクニックはかなりハイレベルで、合わせながらスムーズに動く為には、膨大な練習を要します。

知ってますか?ミラーマン。左から「バッテン!」「はいっ、アンタの番!」「もうちょっと右に。」「ゆっふぉ!」
続いては、ひとりで2役。鏡のコチラにいる自分と、アチラにいる別人格の自分を表現します。例えば、鏡のコチラにいる自分は朝起きてやる気に満ちて身支度をする。一歩横に動いて、鏡の向こうにいる自分は、会社に行くのがかったるく、嫌々身支度をする。またまたコチラに戻って、朝ご飯を作り出す。とても美味しそうな朝食。しかし向こうの朝食は、まずそうにしか出来ない。もちろん食べたくもない。交互にいれかわり、徐々に入れ替わるスピードをアップしていきます。
ひとりで演る「鏡」は色々な応用がききます。ひとり芝居やひとりコントにも良く使われる手法ですが、『天使と悪魔』の構図はその代表といえるでしょう。みなさんの頭の中にも天使と悪魔が住んでいて、常に勝者に従って行動しているのです。