「NETでマイム2」
2003.WINTER〜SPRING.2.20
先日「ミニスカポリス」を見ていたら、新ポリス・オーディションで女性タレントがパントマイムをしてました。みなさんもこのコーナーでマイムを習得し、是非12代目ミニスカポリスを目指しましょう。
今回は、久々にテクニック三昧です。まずはウォーミングアップとして一列の輪になって歩きます。石山先生が手を叩くと身体を脱力しグニャグニャしながら歩きます。次に手を叩くと、輪の内側に「手すり」を作りながら歩きます。固定点を意識しながら歩きます。続いては進行方向を向いて、身体の前に立てに棒を作り、メリーゴーランドに乗っているように周りながら上下に身体を動かします。

メリーゴーランドとティーカップ。そのまんまですな。
先程メリーゴーランドを演ったので、今度は男女2人1組になって遊園地にあるティーカップを演ってみましょう。係員にパスポートを見せて、カップに乗り込みます。レディファーストが良いでしょう。男性が初めに乗り込むと、女性はヘソを曲げますよ。何事も紳士的に。
カップのイスにもたれかかり、外壁に腕を乗せて(くつろいだ感じ)いよいよ、発進です。ポイントは相手との距離を保ちつつクルクルと回ることです。距離を気にすると回りが甘くなりますし、回ることに集中すると、距離が離れてしまいます。2つのことを意識しながらというのは、先週の『鏡』同様、やはり難しいものです。
さて、次は扉のマイムです。テクニック的には、扉=壁=ガラスなんですが、細かいところで区別していきましょう。今回のお題は、歩く→カベにブチ当たる→ドアノブのあるドアだった→歩く。次のドアはシャッタータイプで、下から引き上げる。→また歩く。お次のドアが、引き戸。横に引いて開きます。→またまた歩いて、今度は学校の校門。よじ登ります。→歩いて、最後は檻。鉄の棒を表現しつつ、その鉄の棒に身体を入れてすり抜けていきます。マイムですから、鉄の棒を力で無理矢理伸ばしたり、肩の関節をはずす事も可能です。
最後は「階段」のマイムです。足の使い方はウォークに近く、ポイントとしては手摺を持つ手の使い方です。足をストンと踏んだ時に、手が送られる。逆の足がつま先立ちで止まると手も止まります。右手、左手。階段の登り、降りもしっかりマスターしましょう。
作品発表は『綱渡り』です。梯子を登り、観客にアピールする道化師。一番高い所まで登るが、今日はいつもと違い、なぜかフラフラする。しかし渡らなければならない。勇気を振り絞って綱に足を掛ける。一歩一歩踏み出す足。しかし、綱の途中で足がもつれ、ロープから落ちてしまう。必死にロープにしがみつき、やっとの思いでロープによじ登る。そして、道化師は最後まで綱を渡りきる・・・。
前々から何度も同じ事を言うようですが、マイムにおけるテクニックは、ひとつ一つに関係性があります。カベのバリエーション違いが扉であり、鏡であり、ガラスなのです。階段はウォークと固定点の融合です。ですから、このテクニックは今日演ったからオシマイ…ではないのです。今日のレッスン内容が次へと繋がっていくのです。