「NETでマイム2」
2003.WINTER〜SPRING.3.6
みなさんはいくつの顔を使い分けていますか?会社での顔、親の前での顔、恋人といる時の顔、ひとりでいる時の顔、寝ている無防備の顔etc. 今回は『お面』のマイムです。

OH!MEN
まずは基本的なお面の作り方です。利き手でお面を持ち、顔の上に装着します。装着する時にもう一方の手を添えて両手で顔を隠します。この時、掌と顔の間には隙間があります。手で顔が見えない間に、ひとつの表情を作ります。表情が出来上がったら手を放します。「カベ」から手を放すやり方と同じリラックスを使います。

オーメン2
それでは、お面で『笑った顔』『怒った顔』『泣いた顔』を作ってみましょう。表情は大げさに作らないと、意外と見えないものです。自分のイメージよりも心なしか大げさに、そして必ず鏡を見てレッスンしましょう。
顔が作れたら今度はその表情に合わせて身体の動きを付けます。『笑った顔』の時は腹を抱えてみたり、口を手で隠してみたり。『怒った顔』の時は、握りこぶしや身体を震わしてみる。『泣いた顔』の時は、内股になり、背中を丸め、両手の人差し指を合わせて「どぼちてどぼちて?」(←いなかっぺ大将)してみたり。注意点としては、身体をいくら動かしても、表情は固まったままであるという事です。なぜなら、お面なのですから。

オーメン3。ビューティーか?
今度は『笑った顔』で『怒った身体』を演ってみましょう。昔、竹中直人が笑いながら怒る人というのをやってましたが、あんな感じです。さらに、笑ったお面を付ける→身体笑う→お面外そうとする→外れない→焦る→いろんな外し方を試す→取れなくて泣いてしまう。
続いては今までのを基にした作品発表です。テーマは「お祭り」。お面屋のテキ屋さんとお客さんにわかれます。お客さんは店先で、自分の欲しいお面を指差します。テキ屋さんがその掛かっているお面を外し、まずは自分に装着!お客さんに見せます。それを外して、テキ屋さんはお客さんに手渡します。貰ったお客さんは自分に装着しそのお面が似合っているか、確かめます。勿論その表情は先程テキ屋さんが作った表情と同じモノです。お客さんは気に入らなければ今のお面を返品し、次の好みを選んで、以下繰り返します。

オーメン4。単に趣味です。
表情を使ったマイムは日常生活にとても役立ちます。上司に残業を頼まれた時は『泣いた顔』で「おばあちゃんが倒れまして・・・」と言い、彼氏が「MEGUMIっていいよなぁ」とブラウン管に向かってつぶやいた時には『怒った顔』でゲンコツをくらわせましょう。
そして、気持ちが滅入っている時や、落ち込んでいる時は口角をキュッと上げて『笑った顔』を作ってみましょう。「大丈夫。まだ笑えるんだから。」そう思えば少しはラクになるはずですよ。