ストリートフォトグラフィー @アトランタ
ドキュメンタリーかストリートフォトグラフ。
結局プロジェクトとしてはドキュメンタリーを仕上げましたが
ストリートフォトの方でもいくつか好きな写真があったので
ちょっとだけですがここで公開。
ストリートフォトグラフィーは
人目が気になったりするので
いい瞬間を撮るのが難しいなぁ、と思いました。
“ヤバイ”瞬間を捕えてマフィアに追われても大変だしね...
(2003.3.15.)
『A Man on a Street Corner ‐街角で』
美術館ツアーとのかけもちだったので
あんまりストリートフォトグラフできなかったな、と
帰りのバスの中から写真を撮っていたときのこと。
交差点の角のとこで
車椅子に乗った、しかも“路上生活者”っぽい感じの
ちょっと恐そうなおじさんと目が合って。
ヤバイ!怒られるかも。
「何撮ってんだよ、この小娘が!!」とか怒鳴られそう。
(バスの中だから安全といえば安全なんだけど)
おじさんのこと撮ってたわけじゃないんだよ〜。
...と思っていたら。
なんとジェスチャーで
「俺を撮ってくれよぉ」だって。
で、2-3枚撮って合図したら
手を振って「ありがとう」って言われた、みたい。
たぶん彼はこの写真を見ることはないだろうし
言葉を交わすことすらなかったけれど。
なんだか『気になる』人だなぁ、と
ほんの一時の印象深い出会い。
彼でドキュメンタリーとか撮ったら面白そう、
と思わせるような
不思議なおじさんでした。
彼だけでなく、毎日ただ道ですれ違う人の中にも
“面白い”生き方してる人って、
きっとたくさんいるんだろうねぇ。
『Steve, Vikki and a Limousine Driver ‐リムジンドライバー』
リムジンバスの運転手さん。
なんか『仕事人』って雰囲気が漂ってて
かっこよかったので標的に。
たまたま後ろを通りかかった
バスに描かれた“嘘くさい”笑顔と
運転手さんの生身の人間っぽい表情との対比が
個人的にはポイント高いです。
あ、ちなみにこの運転手さん
スティーブでもビッキーでもないですよ。
名前、何ていうんだろう...?
『No Way but One ‐戻れない道』
こちらも帰りのバスの中から。
単なる一方通行なんですけど。
そりゃそうなんですけど。
同じ方向に延々と連なる車と
どこか遠くを見やるような若者と
“One Way”の標識。
私自身が感じたことを言葉にしてしまうと
あまりにも陳腐なものになってしまいそうなので
ここから先は見る人それぞれの解釈ってことで。
街中にあふれてる看板や交通標識って
意外と面白い題材になるんだなー、というのが
ストリートフォトを通しての発見。
なんとなくタイトルがパッと頭に浮かんできて
それで『株』を上げちゃった作品でもあります。
(2003.3.15.)
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