シュガー・ボックス
映画のはなし
映画。ものすごく沢山観ているわけではないのですが、好きなのです。好きなだけに、もっとこうだったら・ああだったらと思ったり、サトウ個人の希望・願望・その他があるのです。
そういった想いをいろいろ語ってます。☆コメントはネタバレなしです。
胸にどすんとくる映画のはなし
「将軍の娘」
「ゴッド アンド モンスター」
意外な映画のはなし
「グリンチ」
「ダブル・ジョパディー」
リスペクトな映画のはなし
「評決のとき」
「ヤマカシ」
モドル
観た後、えらく考えさせられた作品です。この世で最も残酷なこととは?という問いかけがあって、この作品なりの一つの答えがあるのですが。
サトウも、自身としての答えを見つけたかったのです。結局、今のところはこの作品の答えがサトウの答えにもなっています。違う答えを欲しがった為にうんうん唸る羽目になったのだと思います。
これから年をとっていく中で、嫌でも違う答えにバッタリ出会ってしまうこともあるかもしれないです。
この作品のストーリー展開のテンポは、かなりサトウの好きなタイプでした。早いテンポと二転三転するストーリーが好きなのです。テーマは重いのですが、オススメ作品の一つです。
忘れるということが、どれほど人間を救っているかということを解らせてくれた作品です。少しメインテーマとはずれているのですが、サトウにとってはこれがこの作品に出会えた意味なのです。
敬老の日でなくてもお年寄りは大切にしないといけないな、と思わせる描写もしばしばあります。老いていくことの苦悩、これを多くの観客にどきっと思わせる主人公のセリフが、実に現実味を帯びて響くのです。
この道を自分もいつの日か辿るのだという、解っているはずの事実をつきつけられ、苦々しい気分を押しつけられるのです。
この作品での老いや病気の描写は、重要な位置を占めており、上手く描かれていると思います。上手い分、観る側にとってはしんどいのかもしれないです。
この作品は、日本での公開にあたり「日本公開推進委員会」というファン組織が様々な働きかけをして劇場公開を実現しそうです。
「ハムナプトラ」シリーズの主演ブレンダン・フレイザーが、準主役として出演しているので、彼のファンの方はチェックしてみて下さい。
意外だったのは、この作品が面白かったことなのです。サトウは、比較的コメディを食わず嫌いしてきていたので、特別期待をせずに観たら、意外な良さに驚いてしまったのでした。
あまり期待をしてなかったというところがポイントだったのかもしれないのですが。映画観るときのサトウの失敗は、期待をし過ぎることなので。
グリンチ以後は、割と積極的にコメディを観るようになりました。ジャンルが広がると、おもしろい発見も増えるので本当に良い出会いだったと思います。・・・あとは、恋愛モノです。ついついアクションモノに走ってしまうサトウにとっては対極のジャンルなのです。
この作品は、嫌われ者のグリンチと小さな女の子がお友達になるというはなしです。単純だけど、心の揺れや成長を丁寧に描いています。サトウはストーリーも好きになりましたが、グリンチの描かれている世界の巧妙さに惹かれました。画面の隅から隅まで完成されていて、一個の世界としてそこに在るために、簡単にその世界に入っていけたのだと思います。
なんとなくコメディ観ないという人でも、架空世界の完成度を見るという視点とともに観てみるとかなり面白いと思います。SF好きな人はそういう視点で観やすいかもしれないです。
この作品は、かなりサトウのツボなのです。展開は早いし、ストーリーは二転三転するし、先が全く読めないのです。というか、こうなるだろうと思った展開をキチンと裏切ってくれたのです。
観ているうちにどんどん引き込まれた作品でした。同時にどんどん期待し過ぎてしまいました。終盤にもう一回、状況がひっくり返るような仕掛けがあったらなというような、面白い作品だったにも関わらず、何かもの足りないような気分で終わってしまったのでした。
始めからスピード感あふれる展開で進んでいくので、まだ何かある、まだ何かあると期待をしてしまいました。失礼な失望なのですが、もう一つ何か新たな局面があれば、本当により見応えある作品になったと思うのです。展開の早い作品でしたが、ストーリーを追いやすくできているので、もう一つ展開があっても観客が疲れたり、解りにくいと感じることはなかったと思うのです。
意外だったのは、サトウの周りでこの作品を観たという人が少なかったことなのです。確か、この作品の公開と他の話題作の公開期間が重なっていたのだったと思います。また、前評判も、その話題作にかき消されていた感じで、もっと注目されてもいいのではないかと思っていたのでした。
とにかく、この作品はオススメです。面白いです。
人種差別が中核のテーマになっている作品です。
「差別」という概念が、人の中から全く消えることはないと思います。しかし、人種差別が無くなる日はいつかくると思うのです。様々な差別が世界にはあって、生まれてくる差別もあります。生まれてばかりでは、全てが差別に埋もれてしまいます。だから、無くなる差別もあるはずなのです。ずっと、無くならない差別も在るでしょう。サトウは、無くなる差別の一つに、人種差別も含まれているのではないかと思います。
差別を克服することは、とてつもなく難しいことだと思います。頭と心で取り組む問題だからです。頭で克服することは、現代の風潮から言っても特別難しくありません。難しいのは、心で解ることなのです。心で差別をしないことなのです。
この作品が訴える、差別のある世界の苦悩の姿が心に響くのは、やはり差別の意識が心にあるからだと思います。
そういった意味では、この作品は実に見事に問題提起とその解決の糸口を同時に体現しているものであると思います。
他にもいろいろ、考えさせられるテーマがあるので、観た後により一層深みが増す作品です。
観ていて痛くても、それだけの価値があるリスペクト作品です。感動好きの人は観やすい作品です。
リュック・ベッソン監督の作品です。サトウは「Taxi」からのファンで、「レオン」や「ダンサー」も好きなのですが、「ヤマカシ」がベストワンです。
音楽と映像が絶妙なのです。両方が同じくらい重要で大切で、二つで一つなのです。
そのまんま、サトウのツボにストライクな作品なのです。リスペクト作品で在ると同時に、同じくらいのラヴがある作品なのです。
サトウの周りの人は、まあ割と良い映画だよねって感じの評価をしている人が多いです。というのも、ストーリーとしては、特に斬新なものではないのです。役者陣も、ヴィジュアル的に特に抜きんでた存在の方がいるということはないです。でも、彼らが動き出すと凄いのです。スピード感あって、躍動していて、音楽もそこに走ってきて、一緒に一つになって遊んでいるのです。
さわやかストーリーで、ああ楽しかったというような、自分も一緒になって遊んだような感覚の残る作品です。
リュック・ベッソン監督の作品でよく出没するジャパニーズテイストがこの作品でもチョロッと出てきます。この場面でこうくるかって感じの面白さ有りです。・・・日本を知らない人が観たら、この場面はどう映るだろうかという素朴な疑問も有りです。
最も続編を期待している作品です。オススメです。