International Shock Movies
shock book collection page 12
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★ホラービデオ完全カタログ440〜カーテンコール 1987年冬の号・特別付録
解説を書いておいて、こんなこと言うのもなんですが、手元には、この付録本しかない状態なので、カーテンコールってのが、いったい何の雑誌なのかわかりません・・・。それはそうと、この付録はわずか34ページながら86年12月発売までの国内版ビデオのホラー全作品を網羅しているという、大変親切な本であります。ここで取り上げられている映画のビデオが、ほとんど当サイトで取り上げれられているどうしようもない映画ばかりというのも興味深いです。それは監督別に分けられたインデックスでも明らかで、80年代ホラー・ブームの頃には、発売数でいえば、ルイスやアンディ・ミリガンの映画は、ジョン・カーペンターやウェス・クレイブンと同じくらいだったのです。一番多いのがロジャー・コーマンの映画というのは、今でも納得できるんですけどね。
★ホラームービー怪奇映画大百科〜ケイブンシャの大百科
秋田書店の「ショック残酷大全科」同様、ジャリ向けの本ではありますが、これまた残酷描写の規制が最も緩かった80年代ならではの狂ったセンスが味わえるヒドイ本なのです。「スナッフ」の内臓取り出しシーンをデカデカと写真紹介したり、ギニーピッグの「血肉の華」を「実践メイク講座」というもっともらしい特集で長々と写真入りで紹介していたりと、観ていて本当に不快。当時の国内ビデオ発売映画で間を持たせようとしているのか、「ドリラーキラー」や「人間ミンチ」までも、さも名作のように普通に紹介されています。もちろんすべての漢字は子ども向けなのでフリガナが・・・。
★ショック映画「世界みな殺し映画特集」「残酷ドキュメント映画傑作集」
アサヒグラフ社から発売されていた「ショック映画」という雑誌は、タイトルからして当サイトにピッタリですが、「くたばれビートルズ」など、毎回特集されるタイトルも実に非道極まりない悪趣味なものが多いようです。ここで取り上げるべきは、この2つ。前者はヤコペッティ映画の残酷シーンを胸クソ悪くなるくらいに大々的に取り上げ、後者は、世界中のショック映画の猟奇殺人シーン写真ばかりで構成し、国別で殺し方をジャンル分けしているというもの。まさに60年代ならではのモンドなセンスが味わえる本です。この時代の「夜もの」といわれている風俗ドキュメント系映画ならではの後ろめたい感じのエロさも、また特別な味わい。
★Splatter Movies & Video Screams by John McCarty
まさにショック映画の世界的権威ともいうべきJohn McCartyによる名著が、1984年に発表された「スプラッター・ムービーズ」。これが世界中にスプラッターという言葉を浸透させただけではなく、我が国の80年代ホラー・ブーム時に雑誌などで取り上げられた映画の解説が、ほとんどこの本の引用だったりすることからも影響力の大きさが伺えます。大々的に取り上げられているハーシェル・ゴードン・ルイスをスプラッターのゴッド・ファーザーと呼んでしまったが故に、我が国でも彼のビデオがどんどん発売されてしまうという、実に嬉しい現象も起きてしまったわけです。更に世界にはもっとスゴイ映画がビデオで出てますよということを知らしめた「Video Screams」というカタログ本もまた傑作。