★珍作ビデオのたのしみ(カルトビデオ冒険団)

同じような体裁で「B級ビデオ発掘カタログ」というのもありますが、何と言ってもこちらは、
倉坂鬼一郎氏のホラーセレクションが素晴らしく、氏の書いた素晴らしい文章は、筆者がもっとも理想とするもの。たとえば「人蛇大戦 蛇」は、「蛇蛇蛇蛇蛇蛇・・・・というわけで、これはさすがにグッとくる」(笑)この力の抜けた文体、いいですねぇ。「ホラー・ホスピタル」の評では、「ただ、一ついえるのは、この博士が恐ろしくわがままだということだ」だなんて!。この際、師匠と呼ばせていただきます。
★このビデオを見ろ! 第4集 ファンタジー・SF・ホラー篇

第1集が全ジャンル、第2集が「アクション篇」、第3集が「青春映画篇」です。80年代末期に出版された本ですが、徹底してビデオにこだわっている点がいいですね。こうしてビデオ・パッケージとともに映画を紹介されると、ひたすらに物欲が沸いてきます。
佐川一政の「トランス/愛の晩餐」評や、「ギニー・ピッグ」シリーズのプロデューサーへのインタビューなどは、今となっては結構貴重。それにしても「血塗られた墓標」のビデオは、当時からレアな匂いがしてました。今いずこ。
★夜想18号 特集 フィルム=オブセッション

読んでると、すごく頭がよくなったようになると同時に、友達も減っていくような気にもなる筆者の10代の「夜想」体験ですが、この特集はやっぱり凄く印象深い。なにしろ
アンディ・ミリガンについて事細かに記述してあったり、定番のウォーホル、K・アンガー、そしてまたもやルイスときた。ヘルマン・ニッチの流血パフォーマンスは怖すぎ。音楽でいえばホワイト・ハウスや非常階段みたいなものか。さらに「夜想」には「プライベート・フィルム」なる特集もあるんですが、こちらはカルトをも超えて、さっぱり判りません。
★シネアスト7 映画の手帖 特集 ホラー大好き!

ホラー、スプラッター・ブームの頂点だった86年に出版。当時「60年代ストレンジ・ホラーの発掘に向けて」と副題のついた文を何度も読み返し、スプラッターの元祖、ハーシェル・ゴードン・ルイスの名を完全に頭に叩き込ませた中学生の筆者でした。当時食傷気味だったホラーに関して辛口な批評が多い中、
「悪魔のいけにえ」に関しては誰一人文句を言っていないあたり、この映画の絶対的なパワーは、時代を超えたものだと痛感しました。まさか嫌いな人いませんよね?
International Shock Movies
shock book collection page 3
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