★ゾンビ手帖 Notebook Of The Living Dead

古今東西とにかくゾンビと名が付くものならとことん取り上げてやろうという心意気が素晴らしい。変にゾンビ話を拡大することなく、ひたすらメインは年代別のフィルモブラフィーを中心にどかっと据えて、分厚い本ながら、あまりに面白いので一気に読んでしまいました。
圧巻はロメロの「死霊のえじき」のオリジナル脚本掲載で、これがもし忠実に映画で再現されれば間違いなくゾンビ映画の決定打となっていたはず。それほどスケールがデカイ。実際には資金不足で大幅に変更されたのが「えじき」の正体ってワケ。どっちにしても「ゾンビ」(’79)を超える傑作は至難の業だと思うけど。
★ハマー・ホラー伝説 英国ホラー・ファンタジーの世界。

値段は3500円とチョイお高いですが、どこまでも作り手の愛情が行き届いた素晴らしい本です。掲載された写真のどれもが美しいと呼べるもので
、いかにハマーがスクリーンの構図や色彩を大事にしていたかが伝わってきます。筆者は10代の頃ルイスやロメロに夢中だったので、ハマーなんて地味すぎてお呼びじゃなかったのですが、今では独特の色彩感や無常なストーリー、ピーター・カッシングやその他の俳優の風貌に何とも心打たれます。個人的にはテレンス・フィッシャー監督の「フランケンシュタインと地獄の怪物」(’73)の枯れた味わいが好みです。
★鮮血! 血まみれホラー

おもちゃのバンダイより86年に出版。表紙の4つの写真のうち右上のヤツは「溶解人間」ですが、これが顔に見えますか?(溶けすぎ)それはともかく、内容はグロ写真とスプラッター映画の概要をどちらもさらりと紹介したバランスの良い本。ですが、後半は「ホラー凶器コレクション」とか「これがルイス式スプラッター」なんてお遊びも。
「ホラー美少女ベストテン」の1位は、なんとドリュー・バリモアです。「炎の少女チャーリー」が「チャーリーズ・エンジェル」になるなんていうオチも80年代当時には想像も出来なかった事でしょう。またも巻末にビデオ・リストあり。
★ホラー・コレクション 恐怖世界の怪物たち

楳図かずお監修のキャラクター別ホラー辞典。モンスターや殺人鬼、あるいはコミックに登場するものまで、実に幅広く掲載。白黒とはいえ、写真も多数。あいうえお順ですが、
キャラクターの名前別ってのがポイント。ジャド(悪魔の沼)、スミス兄弟(地獄のモーテル)、ラムゼス(血の祝祭日)ってな具合。血まみれ農夫、ミミズ人間ってのもあります(これはそのままですね)。ガキ向けの本らしく漢字にふりがながあるとはいえ、ものすごいグロ写真も多数掲載してます。巻末にビデオ・リストあり。
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International Shock Movies
shock book collection page 5
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