★ZOMBIE Edited by Allan Bryce
SFホラーマガジン「The Dark Side」の別冊で出た世界中のゾンビ映画をまとめた本です。全ページがカラーな上にビジュアルも多数。ヨーロッパ向けのレアなポスターが次から次へと出てくる様は圧巻。「サンゲリア」「エルゾンビ」はもちろん、他のマイナー物までメジャー作品であるかのごとく大フューチャーしてるし「ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド」の撮影現場風景なんてため息が出るぞ。巻末のゾンビ映画リストがまた凄い。よくここまでポスターや各国版ビデオを揃えたもんだと感心する。
★Graven Images from the collection of Ronald.V.Borst
スティーブン・キングのお墨付きまでもらったSF&ホラーコレクター、ロナルド氏のポスター・コレクション。日本でも表紙とタイトルを変えて出てましたが輸入本でみると、またその美しさは格別です。夢の書斎生活にピッタリな重い美術本のような体裁に惚れ惚れします。70年代スプラッター以前はホラーもSFもみ〜んな「ファンタジー」だったんですよね。20世紀初頭のレトロチックなイラストやレタリングに、すっかり「メトロポリス」な気分。こういう昔のホラーやSFのポスターは部屋に貼りたくなりますねぇ。
★スクワーム リチャード・カーチス
映画では顔中ミミズに刺されながら主人公の恋人を追い掛け回すアホな男ロジャーですが、この小説版では彼の子供時代が冒頭に語られています。幼い頃母を亡くした彼は、その母の埋葬の際、棺の中にミミズが大量に入ってママの体を蝕んでいく様を考えミミズ嫌いになります。が、父による「ミミズの凶暴化実験」で指を失ったロジャーは、あえて恐怖を克服するために、厳格な父を継いでミミズ職人になります。しかしミミズの海に溺れてしまうのはママではなくロジャー本人だったのでした。あの映画の真の主役はロジャーなのです。
★心霊怪奇博物館 山田誠二
同著者による「幻の怪談映画を追って」に先駆けて出た本ですが、濃さはこちらの方が上。どういうわけか前半は中世の拷問やら死刑やらのやり方を事細かに説明(意味不明)。その後、本題の埋もれた日本の怪談映画を紹介していくのだが、その量たるや半端じゃない。見たことも聞いたこともない妖しい映画が写真もたっぷりに紹介される。「怪談異人幽霊」なんてスゴすぎるぞ。カラーページのポスターも美しいし、さらに巻末には「生首情痴事件」のシナリオ再録ときた!正気か?
International Shock Movies
shock book collection page 7
International Shock Movies
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