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 ハーシェル・ゴードン・ルイス監督の「血の祝祭日」と「2000人の狂人」を合わせたLP。レーベルは今ではオールディーズの再発専門の大手となった、ライノ(RHINO)です。もとものライノはこうしたキワモノを専門に出していたレーベルで、特にビデオは本当に珍しいものをたくさん出していました。
 で、このルイスのサントラですが、ビデオからそのまんまといった感じの音にもかかわらず、裏ジャケにちゃんとルイス本人のライナーノーツが載っています。雑誌「リ/サーチ」にもルイスがこのレコードを嬉しそうに手にしている写真があり、心和みます。
 曲のタイトルが「Eye Gouged Out」「Legs Cut Off」「Brain Knocked Out」「Tongue Torn Out」などかなり炸裂してるので、いったいどんなものかと思いきや、
オルガンがビヨ〜ンに叫び声がギョェ〜といった素晴らしいもの。そしてティンパニーがボンボンと、これはルイス本人が演奏しているようです。一応作曲もルイスとなっていますが、やっぱり天然はいいですね。迷いが無い曲って素晴らしい。大事なのはハートだよってね。でもって、ライナーの締めの言葉が「私はこれらのスコアをいまだ誇りに思っている」となってます。むしろ映画を見ていない人に、この音楽を聴いた感想を聞きたいものです。
 今は無き六本木のWAVEで10代の頃入手したんですが、そのときに
レジのかわいい女の子がものすごいイヤ〜な顔をしたのをハッキリと覚えていて、それが結構自分自身のトラウマになってるような。「ああもう、オレは普通じゃないんだなぁ」と思ったわけです。まぁ確かに、この裏ジャケを「味わい深い」と感じるまでには、多少の修行が必要ですが。
 これもライノです。副題は「The Best Songs from the Worst Movies」となっていて、まさしくそのとおりの内容です。ルイスの「2000人の狂人」の例のカントリーをはじめ、エド・ウッドものはもちろん、なんとレイ・デニス・ステックラーを大フューチャーという全国で500人ぐらいしか喜ばないようなことをやるセンスに脱帽。「ワイルド・ギター」や「ラット・フィンク」は、いつ聞いても燃えます(情けなさがたまらない)。あとスティーブ・マックイーンの「人食いアメーバの恐怖」って、これ主題歌がバート・バカラックなんですねぇ。巨匠と崇められる前のやっつけ仕事ですか。でもいい曲です。
International Shock Movies
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