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International Shock Movies
shock music collection page5
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★Sounds from a Night of Terror

ジャケ裏には99ものインデックスがあり、それぞれ「Scream」とか「Footsteps」とか書いてあるので、てっきり効果音全集かと思ったんですが、ちょっと違いました。CDをトレイに流すと、なんと全1曲という、
プリンスの「ラブセクシー」状態にまず驚く。そして音は殆ど途切れることのないいかにもホラーなオーケストラなスコアに、インデックスに表記されたタイムにジャストで叫び声やら雷やらが被さるという代物です。肝だめし大会にかけっ放しにすると効果絶大かも。ということは、やっぱり効果音物か。この手のホラー映画の音楽って、ものすごく匿名性か強いので、誰がスコアを書いたのかまったく気にならないといったあたりがポイントでしょうか。
★The Horror Films Collection

イタリア映画のコンピレーション版。監督別に見るとマリオ・バーヴァの「バンパイアの惑星」、ジョルジョ・フェローニの「悪魔の微笑み」、ルチオ・フルチの「ザ・サイキック」や、他にもリズ・オルトラーニやピエロ・ピッチオーニといったA級音楽家の手掛けたB級作品や「サスペリア2」の20周年記念特別組曲なんてのもあり(何それ?)。全体的にはオーソドックスなオーケストラものなんですが、
あまりにも陰鬱な感じの曲調ばかりなので、聴いていてものすごい暗い気分になります。とくにマカロニ・ウェスタン物でも有名なブルーノ・ニコライのスコアは地味ながら印象深い。このあたり、海外では単独でCDもこっそり出ていたりするのが実に嬉しいところ。
★ZOMBI 2/Un Gatto Nel Cervello

「ゾンビ2」と言われても何の事やら判らない人もいると思いますが、もちろんルチオ・フルチの「サンゲリア」のサントラです。カップリングは同じくフルチ先生の自虐的自伝映画「ナイトメア・コンサート」です。「サンゲリア」のメインテーマは当時、日本盤シングルも出た程の名曲ですが、殆ど「地獄の門」と同じ曲調です。つまりここでもイタリアのやっつけ仕事センスを感じさせてくれます。「サンゲリア」は
70年代後期の微妙なテクノのサジ加減が絶妙で、このストイックな音像がたまりません。それに比べると「ナイトメア〜」は、完全に80年代なお昼のメロドラマ音楽に終始してしまっています。映画自体は最後の悪あがきみたいな感じで好きでしたが・・・。