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International Shock Movies
shock video collection page 10
悪魔のかつら屋
Gruesome Twosome
監督■ハーシェル・ゴードン・ルイス
1967年
Gore Gore Girls
監督■ハーシェル・ゴードン・ルイス
1972年
ゴア・ゴア・ガールズ
She-Devils On Wheels
監督■ハーシェル・ゴードン・ルイス
1968年
シー・デビルズ・オンホイールズ
International Shock Movies
shock video collection page 10
Wizard of Gore
監督■ハーシェル・ゴードン・ルイス
1970年
これは本当に凄い話だ。モンターグによる殺人魔術は、一度殺した女性を催眠術で生き返ったように観客に見せているのではないかと睨む記者。その後、事件が解決したと見せかけて、更なる2重のどんでん返しが・・・。とにかく凄い映画である。「夢オチ」の10倍は唖然とするエンディングは必見!もう完全に不条理なSFと化してしまうのだ。舞台の上のトリックなし殺人といえば「悪魔のしたたり」と同じだが、どちらも被害者が若い女性であるにもかかわらず、ルイスには「エロ」がまったくないのだ。他のクズ・スプラッターと百万光年違う地平に立っているとしかいいようがない。
とにかく気持ち悪い。被害者はストリッパーばかりなんですが、犯人はエロはお呼びじゃないらしく、死体をぐちゃぐちゃにすることに全身全霊を傾けている。これらの殺害シーンがあまりにも突出してしまっているため、コメディータッチの他のストーリー場面でさえ陰惨さをかもし出してしまって、何だかよくわかりません。パッケージの目玉くりぬきイラストに仰天してるようでは甘い。はっきりいって本編、そんなモンじゃない。やれアイロンだ!熱湯だ!・・・しかし時代が時代だけに、特殊メイクが雑。リアルさに欠けるがゆえ、ある種のファンタジーになってます。この作品でルイス氏は引退しました。有終の美・・・だと思うけど。
テーマ曲「ゲット・オブ・ザ・ロード」の脱力ロックが、コアなガレージ・ロックのリスナーにも好評だと聞くが、これ、作曲したロバート・ルイスって監督の息子らしいね。「息子よ、バンドやってるんだとな。そいじゃ今度映画で使わせてもらうでよ〜」というわけで、ほほえましい限り(想像)。で、映画の中身ですが、女暴走族同士の反乱、対決、服を脱がない乱交パーティーなど。シーンごとにインサートされるバイクのイラストがいいアクセントになってます。男どもをバイクで引きずり回すシーンで多少の残酷シーンもあるので、安心してください。でもやっぱりこれはホラーじゃなく、60年代青春風俗映画でしょう。
これぞ60年代アメリカン・ポップカルチャー最大の毒。冒頭の喋るかつら頭の人形のシーンに「かわいい!」と絶賛したとしても、その後の女学生と犯人扱いされたアホじじいの長ったらしい追跡シーン(ただ歩いているだけ!)で熟睡モードになることまちがいなし。女学生たちが部屋でラジオにあわせてゆる〜いダンスを踊る間延びしたシーンなど、物語と何も関連がないだけに眩暈が・・・。そして聾唖息子がババアの命令で美女の頭の皮を生きたまま剥ぐ!そぐ!ソグ!・・・の繰り返し。ほんとに同じ事を繰り返します。さらに主人公たちが観るドライヴイン・シアターの謎の映画は何?このシーンの意味不明さったらもう・・・。