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International Shock Movies
shock video collection page 12
International Shock Movies
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The Mutations
監督■ジャック・カーディフ
1973年
悪魔の植物人間
Mosquito der Schander
監督■マリアン・ファイダ
1976年
モスキート 血に飢えた死体マニア
Non Si Sevizia Un Paperino
監督■ルチオ・フルチ
1972年
マッキラー
Le Notti Del Terrore
監督■アンドレア・ビアンキ
1980年
ゾンビ3
カーディフといえば「あの胸にもういちど」(’68)でしょう。マリアンヌ・フェイスフルの全裸に皮ツナギ、サイケなバイクシーン、すべてが最高。で、この映画・・・「なんでこ〜なるの」って感じ。本物のフリークスが続々登場。しかも差別的。だって植物と人間の融合の失敗作を見世物小屋に売り渡すってんだから。もう地上波では無理だな。ラストはお約束のように奇形児たちの反乱で、博士も巨大なハエ取り草型怪物に食われます。後味悪いのは、50年代SFのような科学への警告なんかがまったく感じられないから。往年の名カメラマンが何故こんな作品を?という違和感がこの映画のすべてです。ショック太郎は心から愛してます、この作品。それなりに上品だと思うけど・・・。
どうみても小人なのに、むりやり少年という設定にされた青年と、その母親の近親相姦的な溺愛ぶりが、はっきりいってゾンビ以上に気持ち悪い映画。他の登場人物もヒマさえあればセックスしてるようなアホばかり。ゾンビに食われて内臓えぐりとられるグロシーンも、すがすがしい気分で「いい気味だ」という気分になります。あと、ゾンビがメイドを逃げないように手のひらを杭で打ち込み、それから釜で首を切るシーンがあるんですが、脳みそまで腐ったゾンビがそこまで考えて行動しているのには、感心させられます。それにしても普通ならゾンビが現れる環境的、あるいは宗教的要因について多少なりとも触れるんですが、この映画にはそれもなし。それはそれで潔くていいんですけど。
一応ゲロゲロ・スプラッターとか言われていますが、全然そんなことないです。主人公がモノ言えない青年で、普段はマジメなサラリーマン。法に触れる事を除けば何一つ悪いことしていないような(当たり前か)。音楽がタンジェリン・ドリームっぽい。西ドイツ製だからか。青年が恋をする頭のおかしいバレリーナが屋根の上から落ちるところは、ちょっとパゾリーニの「テオレマ」を思い起こさせるいいシーン。で、その後青年が売春宿でボーっとセックスを眺めているとき、そのバレリーナの幻が絡み合う男女の前に浮かび上がる。このシーン、マジで怖いです。狙いなのか、偶然なのか知りませんが。
ショック太郎にとっては「サンゲリア」や「ビヨンド」すらも超えたフルチ作品。パッケージにデカデカと載ってるマッキラーというオバサンは、一時は犯人候補に上がるんですが、途中で殺されます。なのになぜタイトルに?よく分かりません。このマッキラーさん、村人にリンチされて殺されるんですが、そのシーンではカー・ラジオでガンガンにファンキーな曲が鳴り響き、ものすごいミスマッチゆえに凄く印象深いです。で、結局ホモっぽい神父が犯人で、崖から落ちて死ぬんですが、顔面(もろ人形)ヤスリ状態で岩にジョリジョリしながら、それに回想シーンが絡むスローモーションが絶品!このラスト、なぜか泣けるんです。