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International Shock Movies
shock video collection page 21
マッドマン・マーズ
Madman
監督■ジョー・ジャノン
1981年
Frakenstein90
監督■アラン・ジェシュア
1985年
ピンク・フランケンシュタイン
Long Weekend
監督■コリン・エグレストン
1978年
ロング・ウィークエンド
International Shock Movies
shock video collection page 21
どうせ、ろくでもないエロチック・ホラーだろ、なんて思ったのですが、なんと不覚にも、ちょっとだけホロリとさせられてしまった気まずい一本。愛というものや人間の尊厳といったものがわからずに奇怪な行動を起こすフランケン。彼が博士の妻を愛してしまったので、こりゃいかんと博士がストリップ・ダンサーを見せ、あれが最高の女だとフランケンに説く。その博士を喜ばせようとフランケンはストリップ・ダンサー3人を捕獲してしまい、それで警察に追われてしまう。「自分が良かれと思った行動が周囲を乱してしまう」といった話は、程度の差あれ、私は無条件に泣けてしまう類のストーリー。でも、その切なさはラストのオチで消えてしまう。個人的には、このオチは蛇足だと思います。
気まずい夫婦が気分転換にキャンプに出かけたら、ますます気まずくなったというお話。要するに自然をなめちゃいけないよという訳ですが、カンガルーを車で轢いてしまったり、鷹に襲われたりといった日常規模のセコイ恐怖なのがミソ。見せ方次第で、こんなに怖くなるという、低予算を逆手に取った実に「ウマイ」映画です。食事にアリが群がっているのをアップで撮って、ショック・シーンにしているのも、スゴイ。別に殺人鬼なんか出さなくても、こっちの方がよっぽど怖いわけで、まったく「マッドマン・マーズ」の監督に見せてやりたいですね。それにしても、よく観れば登場人物が、たった2人!ひょっとしたら名作かもしれない。ラストのあっけない死に方はニュー・シネマ的。
オープニングでのキャンプでの肝だめし大会のシーンから、もう話の内容がわかりました。これに比べれば、まだ「淫獣の森」の方がオリジナリティあるかも。で、襲ってくるマッドマンという男も、なんとも芸の無い殺人鬼で、ひたすらオノをもってどんくさく走るだけ。なんだかかわいそうなくらいに哀愁漂ってます。ラストの「マッドマンがくるぞ〜」みたいな主題歌もひたすら脱力しまくってます。邦題にくっついてる「マーズ」てのも意味不明ですが、とりあえず語呂はよろしいようで。エンジンがかからないのでボンネット開けたら死体があった・・・というシーンだけが唯一の見所。あとはひたすら耐えてくださいませ。
Deranged The Boby Factory
監督■ジェフ・ギレン、アラン・オームズビー
1974年
ディレンジド 人肉工房
異常殺人鬼エド・ゲインの事件を忠実に再現だと聞いて、胸くそ悪くなるようなモノを期待して観たものの、ほとんどライト・コメディと言ってもいいくらい明るく乾いたタッチなので、ちょっと拍子抜け。進行役のメガネのアナウンサーが物語の途中で画面に出てきて話すものですから、いまいち映画に入り込めません。が、しかし、このビデオにはとんでもないオマケがあるのです。なんとエド事件の貴重なスチールや映像で構成したドキュメントが17分収められています。そしてこれこそ、あの「シャロンテート・殺人事件」を彷彿とさせるいかがわしさ全開のスグレモノ。これだけでも買ってよかったと、かなり満足しています。