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International Shock Movies
shock video collection page 23
悪魔の墓場
Finde Semana Para Los Muertos
監督■ホルヘ(ジョージ)・グロウ
1974年
The Sentinel
監督■マイケル・ウィナー
1977年
センチネル
The Devil's Rain
監督■ロバート・フュースト
1975年
魔鬼雨
International Shock Movies
shock video collection page 23
当時日本公開もされ比較的知名度がある作品にもかかわらず、未だに国内ソフト化がされていない謎の作品。というのも映画のラストで本物のフリークスが大集合し部屋をウロウロしてるシーンのせいだと思いますが、どうなんでしょう(「ビーイング・ディファレント」や「植物人間」のあの人も出てる!)。しかし地獄の門が開いちゃって出ちゃうわけですから、フリーク=悪魔にされちゃってるともいえるわけでして、これは問題ありでしょう。しかしワケわかんない話ながら結構好きな作品で、いきなり男の頭が流血したりするシーンはカメラ・ワークも手伝って地味ながら印象的。全体の押さえ気味の演出もラストのむちゃくちゃさを際立たせる為の演出だと思えば、なかなかにバランスは取れている。
アーネスト・ボーグナイン仕事を選ばず。すごいのは羊(ヤギ?)みたいな悪魔に変身しても猿にしか見えない点。っていうか特殊メイクが「猿の惑星」のスタッフだからか。それにしても悪魔崇拝者の教団に家族をさらわれたのはかわいそうだとしても、別に教団がこれといった悪事を働いているわけでもないのに、身を売った家族までラストの魔鬼雨(何それ?)で一緒になってドロドロに解けちゃうんだから、もっと不幸になってしまったんじゃないですか?とはいえオカルト物は意味わかんなくても展開や雰囲気が重要。この作品は全体を貫く強引さが素晴らしく、荒い画質も含めかなりトラッシュな気分を味わえる意味で名作だと思います。ラストのオチも強引。
ゾンビvs人間というより自然を愛する長髪青年vs頑固ジジイの警官みたいな図式が妙に話のスケールを小さくしてしまっている気もしますが、よくよく観れば結構グロい場面もありなので気は抜けない。邦題どうり墓場のシーンが結構見せ場。さらにあまりに都合がよいほどに都合が悪くなっていく主人公の立場(誰にもゾンビの存在を理解してもらえない)にとどめをさすかのようなラストが待ち受けています。なんとジジイ警官によって青年が射殺されてしまうのです。コレじゃほんとに「ナイト・オブ〜」と同じですね。さらに主人公がゾンビになって例の頑固ジジイ警官を襲う付け足しのようなオチは、展開に無理がありすぎだと思うんですが・・・。
The Dark
監督■ジョン・バッド・カルロス
1979年
ザ・ダーク
当時のチラシの裏側を今みると結構大笑いで「全体の86%が夜間のシーンで(時間にして77分)という映画史上奇抜な新記録」とか、「クランク・イン早々40日間でロケ地が70箇所」とか。でもみんあ「騙されたぁ」と思ったでしょうね。ちなみにこの監督は25年のベテランとか紹介されていますが、何て事はない、あのアル・アダムソン周辺の映画でウロウロしていた俳優(脇役スタッフ)でした。で、失敗。プロデューサーの要請で無理やり刑事ドラマがSFになっちゃたオチには唖然。ホームレスの通り魔は実は宇宙人だったというわけ。実は途中まで某有名監督が撮影していましたが、途中で怒ってやめちゃったのでいわゆるボンボンの映画息子カルロス君に交代したそうな。しかしその作品への愛の無さが何とも胸を打つ。