back
International Shock Movies
shock video collection page 26
悪魔の入浴・死霊の行水
Le Vergini Cavalcano La Morte
監督■ホルヘ(ジョージ)・グロウ
1974年
I Don't Want To Be Born
監督■ピーター・サスディ
1975年
ベビー・ゾンビ 鮮血の産ぶ声
International Shock Movies
shock video collection page 26
 ビデオかけたら、いきなり「サンゲリア」の予告編が!・・・で、そっちを観たい気分を押し殺して我慢して鑑賞。イタリアの食人族系って、いつもくだらないと思いつつも買っちゃうんですが。監督にとっては、ホラーでもポルノで、どっちでもかまわないんだろう。出てきた瞬間に「こいつ脱ぐぞ」と思わせる場違いなギャル、そしてどんな悲惨な境遇に立たされても頭の中はセックスのことしか考えていないバカ男、土人を奴隷にして残酷の限りをつくす白人、手当たり次第に殺しまくっているのに、何故かヒーローみたいになってしまう主人公・・・・などなど、どれもこれも食人族系の映画における「水戸黄門」的なお約束のオンパレード。でも「食人族」('79)は、ひとひねりある名作だったなぁと思うのは、こういう亜流を観てしまった時こそ強く思う。あと「死神ジョーズ」のマイケル・ソプキウが出てます(だから何?)
 
 タイトルに偽りありで、この赤ちゃんはゾンビでもなんでもなくて、いわば悪魔の赤ちゃん。だから「ベビー・エクソシスト」にすべきだったのでは(後半、あからさまなエクソシストのパクリが・・・)。こういう映画の場合、いかにゾっとするような赤ん坊をキャスティングするかにかかってくるんですが、この赤ちゃん、ただ普通にかわいいだけ。だから、哺乳瓶が割れたり指を噛まれただけでギャーギャー騒いで恐がってる大人がものすごく滑稽に見えるだけ。キャロライン・マンローやドナルド・プリーゼンスといった(ホラー映画界では)有名どころの役者が登場するのも謎なんですが。中盤はダレるけど、前半の出産シーン(タイトルバック)の唐突さと、後半の不条理な悪夢のシーン描写は、70年代オカルト・ホラー独特のわけのわからなさがあって、ごく一部のB級好きには楽しめます。
 「悪魔の墓場」で有名な監督による隠れた名作。前半の禁欲的なムードから、さり気ないエロティシズムや猟奇的なシーンを盛り込んで、う〜んと唸ること請け合いのストーリー展開へ。よくある中世を舞台したホラーからは頭ひとつ抜きん出た完成度の高さ。87年に出たこのSONYのビデオは、ナイスなパッケージ・イラストなのだが、この邦題は何とかならなかったのでしょうか?いや、でもこういう話なんですけどね。あ、そうそう、これは「キャンディ」でお馴染みの一時期のアイドル女優エヴァ・オーリンが出ているという点でもレアなのかもしれません。たしかにカワイイけど、なんかベッキーに似てる(笑)しかし、ラストは悲惨。この救いようのないオチは素晴らしすぎます。あとビデオのオープニングに入っている「危険な事情」(まぎらわしい)の予告編にしびれました。次はこれを観たい気分です。
Twisted Nerve
監督■ロイ・ボウルティング
1968年
密室の恐怖実験
 ストーリーは全然違いますが、「血を吸うカメラ」にも似ているような。悩める変質者を主人公にしている点とか、その主人公が恋に悩んだりとか(というか、まともな恋ができない)。いや、実際にはアルジェントの「私は目撃者」の元ネタらしいのですが(確かに)。音楽がバーナード・ハーマンということもあって、殺人そのものは地味であるにもかかわらず、演出と効果で充分にサスペンスしてます。要するにヒッチ・コック系の第一級のスリラー映画です。どうでもいいことですが、どうしてイギリス映画に出てくるヒロインって、なんかこう冴えないというか、ほどよくブスなのでしょうか?(失礼)。主人公の男も、本当に気持ち悪い演技してくれるし(あまりにキモイので、観ている方がひいてしまう瞬間も)。アメリカ映画のエンターテイメントもヨーロッパ系の優雅さもない、この渋みが、なんともブリティッシュです。
Massacre In Dinosaur Valley
監督■マイケル・E・レミック
1986年
魔境のいけにえ