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International Shock Movies
shock video collection page 29
三大怪人 史上最大の決戦
Dracula Prisoner Of Frankenstein
監督■ヘスース(ジェス)・フランコ
1973年
Berserker
監督■ジェフ・リチャード
1987年
狼男バサーカー
International Shock Movies
shock video collection page 29
 「食人大統領アミン」の監督が制作し、その息子が監督をしたという「親子二代バカ映画」なのですが、これが意外と面白い。日照りが続いたキリマンジャロで、何故かヒヒが集団凶暴化するというストーリーは全然面白くないのですが、とにかくショック・シーンがお見事。何しろ凶暴化したヒヒの演技力が並大抵ではなく、これを調教した人に努力賞を差し上げたいと思います。監督自身も、ショック・シーンだけは、相当思い入れがあったらしく、スロー・モーションを使ってじっくりと見せてくれます。特に電信柱の上でヒヒに襲われた黒人青年の足がボロっと取れて落ちていくというショック・シーンが素晴らしい。どう考えても物理的に不可能だと思うが故に、かなり感動できます。ラストは、お約束のように大雨が降ってメデタシ、メデタシになるのですが、これで解決?こういうノー天気なラストと、動物パニック物にありがちな自然保護うんぬんのくだりには、さすがにゲンナリしますね。
 
数人の若者が人里離れたキャンプ場へ・・・。で、もうストーリーの想像できますよね。それにしてもバサーカーって・・・ただのクマじゃないですか。本物のクマがノッソノッソと歩いている映像と、とりあえずは熊手だけは作ったスタッフによるやる気のないショック・シーンと、さらに無意味なセックス・シーンが交互に襲い掛かり、「あぁ、こんなビデオ買うんじゃなかった」と100円ぐらいで買える中古ビデオなのに、観る人すべてを後悔させてくれるという珍しい映画です。と、思ったら、何と後半で、遂に出ました狼男バサーカー!とそこへ、何と本物のクマも同時に登場!そして、そのクマ同士が意味もなく取っ組み合いのケンカを始め、それを若者が「いいぞ〜、ヤレヤレ〜」と盛り上がって観戦しているという、どう考えてもギャグにしか思えない展開に。とりあえず、この部分だけで100円の価値はあるかな。
 何だか悪い夢でも見ているような意味不明でシュールな映像が特徴のフランコ映画ですが、中でもこの作品は群を抜いているのではないでしょうか。とにかく、このつまらなさは尋常ではありません。その証拠に、この映画、何度観ても必ず同じところで眠ってしまうのです。特に前半の「何かが起こりそうで何も起こらない」という淡々とした語り口は、ユーロ・トラッシュ・ホラーの真髄を感じさせてくれ、普通の映画ファンには拷問でも、中古ビデオのワゴン・セールをチェックしているようなモノ好きな映画ファンには、かなり満足度の高い作品にはなっています。それにしても、全世界制服を企む博士が人造人間を生みだすという図式がさっぱり理解できませんが。それにしても80年代ソニー・ビデオの「EXCITING」というシリーズは、かなりレアな映画を連発しているので興味のある方は要チェックです。
Hell Night
監督■トム・デ・シモーネ
1981年
ヘルナイト
 だいたい昔から学生のドンチャン騒ぎというのが大嫌いなのですが、この映画では、それに輪をかけてコスプレ集団、オマケに無個性な白人という、まさに最悪なシチュエーションで始まります。「早いところ、まとめて死んでくれないかなぁ」と思うものの、あまりに死ぬ人少なすぎ。おまけにショック・シーンも全然つまらない。昔から「肝だめしにいった幽霊屋敷で本物の幽霊が出る映画」に面白い映画ってないんですよね。だいたい幽霊屋敷って幽霊が出ないから恐いのに、この映画ではバリバリに登場し、見事に殺されますからね。あ、そういう意味では個性ある映画なのか?この映画が比較的知名度が高く、当時日本公開されたのは、主演女優が大人になった「エクソシスト」のリンダ・ブレア(かなりブスい)という話題性のみでしょうね。何のフォローもなく突き放したように終わるラストのショック・シーンは、結構好きなのですが・・・。
In The Shadow Of Kilimanjaro
監督■ラジュ・パテル
1986年
キリマンジャロの悪魔