Night Train to Terror
監督■ジェイ・ショロスバーグ・コーエン
1984年
悪夢の銀河鉄道
Horror Hospital
監督■アンソニー・バルチ
1973年
ホラー・ホスピタル
Day of the Woman(I Spit on Your Grave)
監督■メイル・ザルチ
1978年
悪魔のえじき
Shock(Transfer Suspense Hypnos)
監督■マリオ・バーヴァ
1976年
ザ・ショック
 三話構成のオムニバス・ホラーですが、幕間にもろ80’sなバンド(右上写真)が登場する意味不明さに、今となっては観ているほうはどう対処してよいのか。MTV感覚ってヤツなのだろうか。このライトな質感はこの時代ならではの味わい・・・と感じるまでにはある程度の修行が必要か。ロープ吊り女の聖子ちゃんカットにもグッときます。やっぱり80年代って、みんな舞い上がってるね。どうかしてるよ。一応、全体の橋渡し的存在の「善と悪の神」が登場するが、倉坂鬼一郎氏いわく「どう見てもイッてるオッサン二人が床屋で世間話をしているようにしか見えない」(笑)。その通りです師匠。
 あまりにどうしようもなさが炸裂しているイギリス製ホラーで、「溶解人間」と並ぶ筆者の裏フェイバリット作。いちいちショックシーンの度に「バ〜ン」とオケが鳴るのがアホっぽく、冗談か本気かわからなくなるほど軌道をハズシまくってます。大体こんな人里離れたところでどうやって人体実験の経費をまかなっているのか?脳移植されたゾンビ患者達に金が払えるか!・・・あとヒロインがイモくさいながらもなかなかキュートで、ぜったい脱がないと思ったのにあっさり脱いだのが嬉しい誤算。濃厚な演技を見せつけるベテラン俳優マイケル・ガフと「どっきりボーイ」シリーズの軽薄俳優ロビン・アスクウィズの水と油のミスマッチに食い合わせの妙を知る。
 日本劇場公開時の「発情アニマル」という邦題は、ビデオ時代まで生き残って欲しかったです。内容はド田舎でレイプされた娘が逆上して男たちを殺しまくるといった誰でも作れそうなもの。ところが劇中BGMが無い上に、その集団レイプも復讐劇も極悪非道の極地なので、観客をほっとさせる要素は何一つないという辛い作品に仕上がってます。そんな訳で、ある意味「鮮血の美学」に匹敵する不快感度指数の高いカルト作になってしまいました。で、そのヤラれ娘役の女優というのが、あの喜劇王バスター・キートンの孫娘だそうで、マイナーなイタリア映画に多数主演したのち、このやけっぱち演技で第11回シトヘス映画祭主演女優賞を受賞しました(よかったね)。
 当時のキャッチ・フレーズが「39回連続ショック」!どこが?5回もないような・・・。でも監督のバーヴァは公開当時より遥かに知名度アップしてるし、誰もそんなこと期待してないでしょ。単純な悪霊ものですが、イタリアらしいこの野暮ったい感じが好感持てます。でも音楽はなぜかプログレしてますけど(いい感じ!)。地下のレンガにドス黒い血が流れるシーンとか、ネズミがスカートの中に入るシーンとか、俗っぽくて好き。この日本版ビデオのパッケージ(左上)も当時のポスターより全然いいですね(黄色がオシャレ)。チラシやパンフに載ってる「おスギとピーコのキャー!キャー対談」が最高なので、読んでみてください↓。
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International Shock Movies
shock video collection page 7
International Shock Movies
shock video collection page 7
おスギとピーコのキャー!キャー対談
刃のついた車で
逃亡者の首を切る。
切られた吹っ飛んだ首は
車に備え付けたタモにスポっと入るのだ!
そのバカセンスに心から感動する
今夜もフラッシュ・ダンス!!