海洋深層水                                                戻る
海洋深層水って最近よく耳にしますよね。化粧品に配合したり飲料水として販売されたりしています。
海の深いところの水というのはわかりますが、それがどんなものなのか、どのように良いのか調べてみました。
 
海洋深層水とは読んで字のごとく深海の水であり、北大西洋北部・グリーンランド沖で冷却され、塩分濃度差によって生じた「プルーム」と呼ばれる垂直に沈む海流が始まりで、その海流が4000mの深海にまで達します。
ここで沈んだ水は、一度も大気と接することなく深海を巡り、南大西洋、インド洋、南太平洋、北太平洋を2000年という年月をかけて移動し、北太平洋で浮上して表層水となり再び生まれ故郷に戻ります。
私たちの接する海洋深層水は、日本近海で湧昇流として姿をあらわしたこの海洋深層水を汲み上げたものなのです。

  特性として
                           特              性
低温安定性
 
 取水口付近の水温は年間を通して約9.5℃で安定しています。そのため夏季の高水温期においても低温の必要な深海性生物の飼育技術開発も可能です。
富栄養性
 
 海の生産力の基本である窒素やリン、ケイ酸などの無機栄養塩に富み、通常の表層水と比較して10〜30倍の濃度があります。
清 浄 性

 

 陸水由来の大腸菌や一般細菌に汚染されていません。また、海洋性細菌数も表層の海水に比べて非常に少ないうえ、陸水や大気からの化学物質による汚染に晒される機会も少なく、環境汚染のないクリーンな水です。
熟 成 性
 
 海洋深層水は水圧30気圧下で長い年月をかけて形成された海水ですので、性質が安定しています。
ミネラル特性
 
 生命維持に必要な必須微量元素や様々なミネラルがバランスよく含まれています。

では、なぜ海洋深層水は 体に良いのでしょうか。
     私たちが健康で元気な生活をおくるためには、ミネラルをバランスよく摂取することが大切だといわれます。
     たとえば、骨や歯のために必要なカルシウムですが、摂りすぎると心疾患や結石などの弊害も出てきます。
     このようなとき、マグネシウムを同時に適量摂取することでカルシウムの働きをコントロールすることができます。
     しかし、カルシウムに比べマグネシウムはなかなか摂取できません。
     海洋深層水には、このマグネシウム以外にも様々なミネラルがバランスよく含まれています。
     マグネシウムとカルシウムの摂取比率は3:1が理想的といわれていますが、その意味では海洋深層水は
     ベストですね。

市販されているミネラルウォーターの原水である河川水との比較
海洋深層水 河川水
マグネシウム(mg/L) 1326
カルシウム    (mg/L) 426
ナトリウム     (mg/L) 11050
カリウム        (mg/L) 419
シリカ            (mg/L)
リン               (μg/L) 70 20
鉄                 (μg/L) 670
銅                 (μg/L)
亜鉛             (μg/L) 10
マンガン       (μg/L) 〜5
セレン          (μg/L) 0.5 0.2
ヨウ素          (μg/L) 60 〜5
モリブデン    (μg/L) 10

 海洋深層水についての参考サイト
           http://www.kochi-kg.go.jp/~kochi-dw/index.html#aboutdsw
           http://www2.osk.3web.ne.jp/~waterclb/index.htm