| UVカット 戻る |
| 一般に、太陽光線中のエネルギーの約6%が、紫外線の量といわれています。 紫外線には短波長、中波長、長波長の三種類があり、地上に届くA、Bが日焼けの原因になります。 UV−A(長波長紫外線) 大量のUV−Aを受けると長期間皮フの黒化(サンタン)として残ることがあります。かなりの比率で真皮まで達するので、長期に浴びると真皮中にあるコラーゲン線維やエラスチン線維のネット構造を破壊し、肌の弾力を失わせ、シワやシミなど肌の衰えや老化の大きな要因となります。波長が長いため、ガラスなどを通過し、車内や室内にも届いてしまいます。 UV−B(中波長紫外線) 短時間で赤くほてった状態、つまり炎症(サンバーン)を起こし、数日後にメラニン色素の増加によって皮フに色素沈着し、黒化(サンタン)を起こします。これを繰り返すと肌の弾力を失わせ皮フの老化を促進します。 人間にとっては、ビタミンDの生成を促すので、よい紫外線かと思いきや、実はこれが危険です。皮膚がんや白内障を引き起こす可能性もあり、可能な限り浴びない方がよいです。サンスクリーン(日焼け止め)を使っても、ビタミンDの生成のために必要な分は吸収できるそうです。 UV−A、UV−B以外にUV−C(短波長紫外線)という破壊力の大きな波長もありますが、これはオゾン層によって吸収されるため、直接浴びることはありません。ただし、近年はオゾン層の減少にともない、わずかながらも地表にも届きはじめているといわれ、問題になっています。 SPF値とPA分類 SPF値(Sun Protection Factor)はUV−B(中波長紫外線)による炎症(サンバーン)の防止効果を示す指標です。この指標は世界で利用されており、日本でも2000年からは新たに統一的に表示されています。SPF値表示は50+が限度です。 ある化粧品を使った皮膚が、何も塗っていない皮膚に比べてどの程度の紫外線量で炎症を起こすかを人工線で測定、数値化したもので、SPF値が高いほど日焼け止め防止効果に優れている。 例えば、皮膚に何も塗らずにUV−Bを浴びると、10分後に初めて赤く日焼けする人がいたとします。この人がSPF50の日焼け止めを塗ると、同じ強さの紫外線B波を10分間×50=500分間浴びた後、初めて赤くなるということです。 PA(Protection grade of UVA)はUV−A(長波長紫外線)防止効果の程度を表す指標です。下記のように三段階に分類されます。 PA+ (UV−A防止効果がある) PA++ (UV−A防止効果がかなりある) PA+++(UV−A防止効果が非常にある) ※ PA分類を表示するにあたっては、SPF値と併せて表示することが条件になっています。 生活シーンに合わせた日焼け止め化粧品の選び方(日本化粧品工業連合会資料より) ・ 日常の生活(通勤、通学、近所の買い物、洗濯物干しなど) →SPF10前後 PA+ ・ 屋外での軽いスポーツ・作業、公園を散歩、レジャーなど →SPF10〜30 PA++ ・ 長時間の屋外での作業、海や山でのレジャー、アウトドアスポーツ(リゾート地でのマリンスポーツ・ゴルフ)など →SPF30以上 PA++〜+++ 日ざしの強い時は日焼け止め化粧品を使うだけでなく、帽子やパラソル、長袖などで日ざしをさえぎるとより効果的です。 泳いだり汗をかいたりしますと落ちてしまいますので、日焼け止め化粧品の効果を持続させるために、2〜3時間おきにつけかえてください。 海水浴や戸外でのスポーツで、長時間紫外線にあたる場合は、SPF値やPA分類の表示しているものを選びましょう。 高数値のものほど紫外線防止剤の量が増え、肌に負担を与えることもあるので、クレンジングを念入りにすることも大切。 オゾン層の破壊による有害紫外線の増加で、発ガン作用が懸念されるなど、日光の健康への影響も指摘されています強い光線はなるべく浴びないようにしましょう。 ※ 海水浴やプールに入る時、汗を多くかく時などには、ウォータープルーフタイプの日焼け止め化粧品を選ぶとよいでしょう。 |