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濃縮還元
LIGHT OPERATING 2001.APR.1




濃縮還元(主宰ありんこちゃんのページへ)

東海地区に演劇関係をネットでつなごうとする集団 TTPがあります。
そこから知り合った高校生集団の濃縮還元初公演を
お手伝いすることになりました。
平均年齢17歳。
うだうだ高校生してた自分に比べればすごい行動力です

ただ断っておかねばならないことは、この素敵な集団「濃縮還元」はワンオフのため
今は解散しております。


 

今回のキャスト達

3月23日 稽古初参加

濃縮還元さんの稽古に参加するために瑞穂青年の家へ。
仕事がたてこんで遅くなり、顔を出したと言う程度でした。
初めての劇団と顔を合わすのは結構恥ずかしいもので、風呂敷を広げないタイプ
なので余計に緊張してしまう。
緊張は、むこうも同様だったらしく好奇の目で見られているような気がする(笑)

3月24日 通し稽古

染家の会合の後、稽古に参加。
今日は公演場所になるプレイルームが稽古場です。
広さといい、音響ルームがあるとこといい、昔使った名女大の視聴覚室を
思い出しました。
この時は照明ではなく、音響スタッフとしてお手伝いだったのです。
(今まで、音響スタッフとして2回やったことがある)
プレイルームは独立した配電盤を持っていて容量もあるので、かなり恵ま
れた環境を作り出せることがわかりました。
ただ普通のフロアなので、天井高はそんなにありません。

照明プランナーの兵藤君が参加して、通し稽古を見せてもらいました。
彼の指示で、本格的に音響を組んでガンガン音を出します。
こうした方が役者が盛り上がる、との話にプロだなぁと感心することしきり。
実際、役者のテンションも上がっているようです。




 照明器材は全て持ち込みです。ただ予算もないので、いろんなルートから
器材を調達することになりそうです。今回はプランナーがそういった手配を
全てやってくれるので助かってます。

 稽古が終了すると、外で輪組と呼ばれる「一言反省」が始まります。
あー、そういえば高校時代にやったなぁとこれも懐古モード。
濃縮還元のメンバーに言えることは、仲がいい。
元気もあるし、まずはパワーで見せて欲しいです。


3月27日 音響屋・神阪氏現れる

 先日の稽古で、音響用のMDデッキが足りないことがわかり、いつも
コンビを組んでいる音響屋の神阪氏より調達。
風貌が目立つ人なので、是非濃縮還元のメンバーに会わせようと稽古場
まで来ていただいた。

プランナーの仮きっかけを教えてもらう。
思ったよりも細かいキューが多く、忙しくなりそうだ。

その後は「夜のスタッフ会議」へ。
島田橋から少し南の居酒屋「お祭りさわぎ」に久々に寄ってみる。
ここは魚介類が美味しく、芝居を肴に四方山話をして過ごす。


3月30日 仕込み初日

 そそくさと仕事場を後にして、公演会場の瑞穂青年の家に向かいます。
期待と不安が交錯する時間です。
渡された仕込み図を元に、約2時間かけてライトを仕込みます。
お手伝いの中に、プロの方がいたので楽に進めることが出来ました。
仕込み時間が終わった後、兵藤照明プランナーとガストで打ち合わせ。
翌日の夕方、兵藤君が入るスケジュールなので、それまでにきっかけ等を
終わらせないとゲネプロ(リハーサル)の時間が無くなる

実はプランナーがいて、オペレーションだけを担当するのは約8年前の劇団
WAY−夢以来です。どれだけの事を要求されているのかわからない
不安を抱えたまま(自分が何をこなせるのかも判っていないけど)作ること
になりそうです。

照明プランナーとの打ち合わせはどんな色が好きかという会話からスタート。
これは自分の手の内を見せるような気もするけど、楽しいところです。
 何が好きかは、申し訳ないけどネットでは教えられません。
僕の照明を見てもらうか、一緒に仕事をしましょう。そうすれば自ずと判ります
プランナーと打ち合わせが終わったのは午前零時。
それから、1人で残ってプランのおさらいをしてから帰りました。

3月31日 仕込み2日目

 朝、8時半に集合。
今日の手順を確認した後、プレイルームに入ります。
普通のスペースを小屋として使うためには、窓を塞いだりして暗闇を作り出す
必要があります。細かい作業が実は面倒くさい。
幕に星球(実際には電飾だが)を仕込んで背景幕を作るのですが、これが実に
面倒くさいです。プランを完全に理解できていないため(そんなことでは遺憾のだが
シュミレートする時間が欲しい気持ちから(要は焦ってる)、誰かやってくれ
ないかなぁと(これは手抜きか?)思いつつも、率先して手を動かさないと誰
も作ってくれない。
背景幕のつりこみ、暗転処理等が終わる頃には3時を回っていました。

 今回の舞台

舞台監督のつっちーさんが、遅れる予定に恐縮しながら段々とパニック状態に。

通し(ゲネプロ)を6時半にスタートするためには、データを取る余裕がなくな
って来ました。
きっかけと同時進行で進めることにして(不安度80%)進めていきます。

きっかけが始まって、すぐに卓の調光特性に悩まされました。

 問題の卓。かなり使い込まれていることがわかりますか?

借りてきた卓は「年代物」で、十何年前に使ったことがあるのだけど、既にその頃
「ボロだなぁ」と思っていたスゴイ卓だったのです。チャンネルごとの立ち上がり
(照明の点きはじめ)がバラバラ。2chが特にひどくてフェーダーを50%上げ
ても点かない。かといえば5chのフェーダーは触るだけですぐに立ち上がってくる。
うっかりさわると関係ないところでも見えてしまうのです。
はぁー、とため息をつきつつもアマチュアの現場ではよくある事。
慣れるしかありません。
途中、兵藤君から連絡が入ったけど「何が問題かすら把握できない」ため一通りラン
して行くしかない。
無理矢理、きっかけを時間ぐらいまでに終わらせました。

今回の照明は機材が少ないために、シーリングの色替えをして手数を増やす作戦に出
ました。上、下1台ずつに人間がついて色替えをしてゆくのです。
これはタイミングやチェンジ数の多さから結構重労働でした。それをほぼ打ち合わせ
だけで、反応良くこなしてくれたので、仕上がったと言えるでしょう。
本当に助かりました。

その後はとりあえずデータときっかけと自分の手を連動させなきゃなりません。
シュートを始めあやしいところだらけだったけど、時間の使い方としては何はともあれ
ゲネをこなすこと。
準備が整ってゲネがスタートしたのは7時を回っていたんじゃないでしょうか
 途中ボロボロになりながら、オペレーションを進めます。
この時の精神状態は人には語りたくないです。
 大概、リハの時はあれ?あれ?あれ?を連発するくいらい良く間違える。
ここらへんがアマチュアというかプロ向きじゃないというか。
だからプロの兵藤君と組む時に一番弱いところを見られるので、本当にきつかったです。

 重い気持ちで駄目出しを食らい、とりあえず帰りました。

4月1日 本番

思いの外上天気に恵まれ、素敵な日曜日でした。
朝、8時に集合したキャストは入館時間を前に青空メイク中です。
缶コーヒーを飲みながら、キャストの子達を見ていると思わず微笑ましくなってくる
トップの画像がその時の様子です。



さすがに本番日なので、お手伝いもぐっと数が増えて緊張が増します。
最初の本番は11時スタートなので、手直し、きっかけ確認を済ますと早くも客入れです。
正直な話、ここまでに通しは2回見ただけ。本番直前まで回路の切り替え、きっかけ台詞
の確認などなど細かいチェックに追われます。この時に上手くいくかどうか聞かれたら何
も返答出来ない状態だったはずです。
そうこうするウチに本番スタート。

 1回目の本番は多少怪しいところもあったのですが、なんとかかんとかこなしました。

 2回目の本番は器材トラブルに見舞われました。
問題の2chフェーダーが怪しくなり、70%でいきなり点くようになったのです。
回路に余裕が無いために、差し替えて運用することもままならず、パニック状態に
なってしまいました。
さらにトラブルが発生したけど、もう開き直るしかない。
最後は不時着状態かも(笑)


4月1日(日曜日)名古屋市瑞穂青年の家、プレイルームにて

お手伝いスタッフ一同


本番前のキャスト陣




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