官能小説『洋子の仕置き』作・オクムラユウスケ

「洋子・・・今夜はダメ?」
男は隆起したズボンの、ちょうど股間のあたりを洋子の丸いヒップに押し付けた。
「今夜は・・・ダメ・・・」
「今夜はダメェ?」
男はしつこく股間を押し付けた。
「今夜はダメ!」
洋子が男のかりんとうをピシャリと叩いた。
「今夜はダメって事は、明日ならいいんでしょ?」
「明日もダメ!」
「明日もダメェェ?」
「明日もダメ!」
ピシャリ!
さっきよりも強くかりんとうを叩いた。
「も〜!じゃあ、いつならいいの!」
男は地団駄を踏んでのたうちながら失禁してしまった。
「今日もダメ!明日もダメ!その次も!その次も!ダメ!ダメ!ダメ!洋子!俺はお前の何なんだ!
転げまわり一気にまくしたてる男を、洋子は冷たく見下ろしながら言った。
アンタは私の家畜・・・洋子のオス豚なのよ
その時の洋子の眼差しには、嘲りと愛が入り混じっていた。
「オ・ス・ブ・タ?オ・ス・ブ・タ?ブヒ、ブヒヒ、ブウウ・・・」
男はゆっくり起き上がると洋子の足下にひざまずき、ポロポロと涙を流し始めた。
「洋子〜!私は貴女のオス豚です!どうか私を叱って下さい!
そして、心のそこから嘆願した。
「今夜は・・・ダメですかぁ?」
洋子はありったけの唾を吐きつけ、ハイヒールの踵を男の鼻の穴に刺し込んだ。
「もう一度お願いするのよ」
男の顔は鼻血で真っ赤になっていた。
「ほ・・・ほねはいしまひゅ・・・こんやはダメでひゅか・・・」
しばらくの沈黙のあと、フッと空気が緩んだ。
いいわよ・・・
洋子がやさしく微笑んでいた。