CakeWalke Sonar3





WindowsベースのDTMソフトとしては老舗であるケークウォークの現時点(2004年3月)の最新DAW(デジタル・オーディオ・ワークステーション・・ふうっ)である。

筆者はVer1.xxから導入したが設定がややこしく、低スペックなノートPCだったせいもあって、すぐにドロップアウトを喰らうので神経衰弱となり、廃人寸前にまで追い込まれ(嘘よ)、長らく使っていなかった。しかしタワー型PCの導入を機に再度SONARに挑戦しようかという気持ちになった。しかしドロップアウトのトラウマが大きく、PCのスペックは大丈夫なはずなのに、どうしても「SONARで録音」という行為に馴染む事が出来なかった。というのも、ついついCPUメーターばかりが気になって音楽に集中できなかったからで、結局はQY700とVS1880というシステムに落ちつくことになっていた。

月日は流れ、やがて音楽作成ソフトReason2.5を導入し、その安定感と軽さに感動し、同時に「もうSONARは使うまい」と心に決めた。

ところがVer3.0になってルックスが以前とまったく変わってかっこよくなったので、物欲がちらりと頭をもたげた。そして、「今回またドロップアウトばかり喰らうようであれば、金輪際SONARは使うまい」という決死の覚悟(大げさ)のもと、大枚はたいてアップグレードすることにした。

結論から言えば、現在のところ自宅録音の中核は完全にSONAR3に移行した。
VSTアダプター付属、サンプラー付属、などVer3.0になっていろいろ新機能があるけれど、筆者にとって一番重要な改善は「落ちにくくなった」というその一点に尽きる。ひょっとすると、単に筆者のPC設定能力が低かっただけなのかもしれないが、「SONAR=すぐ止まる」という状態が長かったので、「落ちない」ことが本当にありがたい。

また、見た目がずいぶん垢抜けたので、ついつい「その気になる」感じがあるのもいい。最初のバージョンはなんとなく「見た目ダサい」感が漂っていたけれど、Ver3.0になって時流に追いついた。この外観の変化のせいで「DAWソフト駆使してます」という気分に浸ることができて、使う回数が格段に増えた(我ながらアホやな)。

Ver1.xxの頃からそうなのだが、オーディオファイルのループ化が簡単にできるのは筆者のようなループ好きにはありがたいし、録音済みの素材を切ったり並べ替えたりといった波形編集がACID並みに簡単にできるのもありがたい。リズムのヨレたギターを波形編集でグルーヴィにすることもできる。

ミキサーセクションの自由度も素晴らしく実用的で、なんといってもレキシコンのきめ細かいリバーブが悦楽である。SONITUSのエフェクトも充実しているし、Revalver(アンプ・シミュレーター)やCyclon(ループ再生ソフト)など、使えるプラグイン満載なのも嬉しい。はっきりいってこれでいいものが作れないなら、それはSONARのせいではなくて100%作者の力量のせいである。

さらに、RewireでREASONなどとの同期までできてしまうので、ほとんど無敵のソフトである。こんなものを素人が入手できる時代が来るとは夢のようである。

現在は愛機VS1880をミキサー兼エフェクターとして使用しており、外部機器はVSのデジタルアウトからSD90を経てSONARに流れ込む。このSD90とSONARも同じ発売元なので相性がよく、使っていてまったく不便を感じない。当分はこのVS1880+SD90+SONAR3を基本システムとして創作にいそしむことにしたい。

Digital PerformerやLogic、 Cubase、 ProToolsなど、ためしに使ってみたい気持ちがないわけでもないが、現状特段の不満もないので、おそらく今後もSONARをメインとすることになるだろう。というか別のソフトを買う必然性(及びMoney)がない。



2004年3月16日




Shake Your Booty!!