生死を分かつもの

ニューヨークの高層ビルに旅客機が突っ込んでから一年が経った。

ニューヨーク(マンハッタン)が好きである。アメリカという国家には(とりわけブッシュという男には)色々と注文を付けたい事だらけだけれど、こと「ニューヨーク」という街(マンハッタン)については、もう誰がなんと言おうと好きなのである。

小生の友人がフィラデルフィアにいて、ジョンという男なのだけれど、彼の兄弟がニューヨークに住んでいた。テロのあった日、ジョンの兄は朝から重要な会議があった。会議の場所はWTCのビルに隣接するビルだった。まさに旅客機が突っ込んだ時刻、彼はその会議場にいなければならなかった。しかし、である。ジョンの兄は、あの日の朝に限って、なんと寝坊したのである。「遅刻だ!!」ベッドから出てテレビを付け、炎上するWTCを見て呆然としたらしい。

ジョンとすれば「兄貴、遅刻してくれてありがとう!!」であっただろう。

この話はテロの数日後、ジョンから直接電話できいた嘘みたいな本当の話である。

この世界、いったい何が生死を分けるのか本当にわからない。

2002年09月11日 12時28分49秒



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