A mass love
〜愛のかたまり〜

 

貴方は忙しいのに私の心配をしてくれる。
私がまるでカヨワイ女の子のような扱いをしてくれる。
それもきっと、仕事が忙しく、
何時も逢えない時間が多いからカナ。

<ごめん・・・行けなくなった
  寂しい思いさせてごめんなっ!  

そう、からメールが来た。
私の名前は
(私の彼氏)は
仕事が忙しくてデートもドタキャンが多い。
今日もデートだったけど、無理になって・・
まァ言っちゃえばドタキャン。
でも、こんな風になるのは分かってたの!
分かってて付き合ってるんだもん♪
それに、、、、を愛してるし☆
(意味不明だよね!!)

街を歩いてると貴方と同じ匂いの香水を感じた。
ふっと慌てて周りを見てみる・・
だけど、やっぱり貴方は居ない。
たった一瞬だけだけど貴方の体温≠ェ蘇える。
そしてその匂いのする方へ着いて行きそうになる。
そんな私は・・・少し貴方の温もりが恋しいデス。

「また、破っちゃった・・。」
俺の名前は
また、仕事のせいにして
デートの約束を破ってしまった・・・っ
いや、仕事なんだけどサ・・(フーっ)
彼女が今何してるかめまぐるしく頭の中で、回っている。
彼女は優しくて物分りのイイ女性。
俺はそんな彼女を持てて幸せモノだって何時もそう思う☆
彼女に見せたいモノ、教えたいモノ・・沢山あるんだ。
俺の言葉や仕草は彼女の為だけにある。
思いっきり抱きしめたい。
思いっきり抱きしめたのって何時だっけ?

街を歩いていても、
のこと考えちゃうから・・家に戻った。
静かな部屋。
『ただいまぁ〜』誰も居ない部屋にそんな挨拶をする。
TVをつけると、の姿がある。
――・・変わっていくね、
そう思えてくる。
の姿をTVで見ると、変わったように見えてくる。
どんな貴方の姿を見てもいとおしい
この冬・・ううん、もっとずっと先、
もっともっと変わっていくの
もっともっと、貴方は素敵になるの!

♪♪♪
静かな部屋に、
寂しく感じる部屋にメールの着信音が流れた。
からだった。

<今ね、移動中。
 、ドタキャンばっかで悪い!ホントにゴメン・・・。
 寒くなってきてるから暖めてから寝ろよ!
                          

「っホンっトに、心配性だね・・は。」
そう私は呟いた。

俺は次の仕事までの移動時間にメールをする。
・・しばらくすると、からのメールがきた・・・

<分かってるから・・心配し過ぎだよ??    

あまりにもの存在が
大き過ぎると失ってしまいそうで怖くなる。
きっと彼女も迷惑がってるかな?(笑)
分かってることだけど、
どうにもならない自分がもどかしくなる。
それ程、俺の中で大切な宝物≠ネのかもしれない。
ふっと移動中のバンから外を見る。
「雪だぁ・・・・っ」
――雪が降ってきたけど・・大丈夫か?
こんなに心配する理由(わけ)は・・・
君は可愛くて、離れているのが怖いから(笑)
なんて女々しい理由(わけ)だろう。

――ねぇ、雪が降ってきたよ?
子供みたいに甘える貴方も
男らしくなる貴方も、優しい笑顔をくれる貴方も
・・・・全て私の宝物。
私がこうやって思ってるのって知らないでしょ?
貴方が居てくれるだけで十分なんだよっ♪
たとえどんなにケンカしても、
どんなに価値観のずれがあっても
私は貴方と過ごせる時が、一番幸せだから・・ネ。

真夜中に携帯が鳴る。
私は誰なのか確かめる。
―――――!!
「外に出てきてよっ」
そう告げては切った。
私は慌てて家の外に出た。
「・・・・!!!」

走って、走って、の元へ向かった。
そしてまたの元へ走った。
二人は抱き合い、抱きしめ合う。
何時になくギュッと思いきり抱きしめた・・。
X'masなどはいらないくらいの日々。
季節が変わっても、何一つ、
変わることのない愛のかたまり。
これからもずっと、こうやって生きていくんだ。


(back)  (TOP)