【私の胸の中にたった1つだけ、
覚えてるのがあるの!それはあのときの空・・。】
小学4年でここを引っ越してまたやってきたこの街に。
私は高校2年生になってちょっとは大人になって
そしてここにある人を見つけに帰ってきた。
今はもう、覚えてないかもしれないけど・・でも、探すの。
親には「探したいヒトがいるの!!」って説得して・・・
一年かけて説得をした。
その努力もかねてちゃんと探さないと・・。
今まで忘れた事のないヒト・・・くん。
(って呼んでたの)
学校初日にして、遅刻しそうや〜。
関西弁、久しぶりに使った・・・も今頃はかなりの・・。
==チャリチャリ==
「え?な、何????」
迷ってる暇もなく自転車は私の前に倒れてきた。
『危ないって言うてるやろう?!
そこの女ぁぁぁ。イッテェー・・・あぁ・・』
がっかりしてる、男の子。同学年っぽい男の子、
どこかに似てる・・気のせいだよね?!
『もう、学校遅刻やないかぁ・・。どうしよー・・、
まっえぇーか。おいっ!そこの女、ちょっと付き合え!』
「すみませんでした、自転車あんな事になって・・でも、
私・・学校行かないと・・。」
『なに言うてんねん!
俺のチャリ、こんなんなってるのに、お前は行くんか?』
「・・・でも、A学校に行かないと・・
転校初日で校長に怒られちゃうし。。」
『お前、A学校の転入生?
じゃぁ・・お前の名前って・・もしかして、 かぁ?』
「はい・・なんで知ってるんですか?」
男の子が黙る、そして私は行こうとした。
男の子はしばらく、黙って一緒に歩いていた。そして。。。
口を開いた瞬間、男の子は名前を・・。
『もうすぐで学校やな、俺も実はこの学校や!
そしてのクラスメイト、や。よろしく』
「・・くん。よろしくってなんで私の名前で呼ぶの?
彼氏でもないのに・・」
『もう、ちょっとで分かるって・・。俺の正体が!(笑)』
そう言って、くんが校長室までつれていってくれた。
私は校長に、「学校内で迷ってしまって・・」と言い訳をした。
教室の中に入るまで、私は考えた。
は私の事覚えているんだろうかって、
約束も覚えてるのかって。そう思えてきた。
「・・うちね、引っ越すの嫌なん。
でも、オカンが行かなアカンって言うから・・」
そう言ったの覚えてる。
その後、との約束、
《またここにくるからその時はうちを彼女にして》って。
はずかしいけど、私は信じてここに戻ってきた。
そしてを見つけて《彼女》にしてもらう!
先生「ハイ、転入生を紹介します。 さんどうぞっ」
「は、ハイ!・・えーっと、東京から来ました、 です。
よろしくお願いします。」
私はそう言って、空いてる席についた。
窓の近くに目をやり、の事を思い出した。
=・・=
授業はほとんど、やったところだからバッチリ!
ただ、・・・の事だけ。
放課後、私は学校が終り、しかも・・隣にはくん・・
なんでだろう?授業中にこの人から目線を感じるの。
『・・なぁ、分かれへんかな?・・。』
「え?_なにが?わかんないんだけど・・あっくん!
ちょっと聞きたいことが有るんだ。」
『・・ううん、いいわ・・・っでなに?』
「あのね・・、なんか聞きにくんだけど・・・・くんって人いる?」
『(ドキッ)えっいるけどなんで?』
私はうなずいて、のことを話す。
名前は出さないけど・・
「くんと、前にここで約束したんだ・・ここで逢おうね★って。
だから・・・逢わないと。」
けな気に話してしまった(笑)
くんはどこか恥ずかしそうに、照れて言う。
『俺の名前で分からん?・・・やで?』
「うん、くんやろう?うちは、・・・・・!!!」
『分かった?俺が やねん。
久しぶり!、元気してたみたいやねっ』
「!!!!メッチャ逢いたかった〜(泣)」
『俺も、あの時から好きやった。
この日がくるのが待ちどうしかった。』
「私ね、が大好き!!」
『俺も好きや!!』
あの時の空もこうやって晴れていた
あのときの空も今の空も私と彼のことを見守っててくれたんだね
きっと、この日がくるまでずっと・・ずっと・・・・
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